プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

福岡飲酒運転死亡事故判決

2008-01-09 | 社長のつぶやき
先日福岡で幼い三人の命が失われた飲酒運転死亡事故の判決が下されました。予想されていたとはいえ『危険運転致死傷罪』の適用は見送られる結果となりました。
この問題はワイドショー的な野次馬根性で論じるべき問題では無論ありませんが、法律の不備、不完全さを改めて感じます。

しかしながら、この「今林大」という若者の言語に絶する卑劣さはどうでしょう。
両親が真っ暗な海の中に何回も潜り自分の子供を必死の思いで救出しようとしている時間に、この真っ先に救助に向かうべき若者は電話で友人に身代わりを頼んだり、大量の水を持ってこさせて飲酒を隠そうとしていただけでした。
信じられないほどの自己中心的な考え方です。
おそらく今現在でも自分が犯した罪や被害者に対して後悔や謝罪の念などなく、自分はなんて運が悪いんだとしか思っていないはずです。
こんな世にもつまらない男に子供の未来を摘み取られたご両親の無念さはいかばかりでしょう。

『危険運転致死傷罪』の改正とともに、人間の犯した行動の卑劣さの度合いで刑を加算できる法律も必要ですね。