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今日の見もの(ホビット 思いがけない冒険)

2013年09月21日 14時31分58秒 | 見もの

ホビット 思いがけない冒険
The Hobbit An Unexpected Journey
2012年 169分 アメリカ ニュージーランド

私は指輪物語もロード・オブ・ザ・リングも見て(読んで)いない。さすがにホビットがあの物語に出てくるものだとは知っているが、たぶん皆さんのようにこれらの登場人物を知らない。だから印象がずいぶん違うのかも知れない。

ある日、ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフから、スマウグという恐ろしいドラゴンに奪われたエレボールのドワーフ王国を取り戻すための壮大な冒険に誘われる。最初は渋っていたバギンズだったが、一行が旅だった翌朝、急に寂しさがこみ上げ、彼の心に眠っていた冒険心が浮かび上がる。大急ぎでビルボは荷造りをし、一行を追って走り出した。

伝説的な戦士トーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフたちとともに旅に出た彼の行く手には、ゴブリンやオーク、凶暴なワーグや魔術師たちが跋扈する危険な荒野が待ち構えていた。目指すは東にある“はなれ山”の荒れ地。険しい山々を越え、エルフ族のエルロンドやガラドリエルとの出会いを経て旅は続き、ゴブリンのトンネルで、ビルボは自分の人生を永遠に変えることになるゴラムと遭遇する。

もともと控え目な性格のビルボだったが、地下の湖畔でゴラムと2人きりになったとき、自分にも知恵や勇気があったことに気付く。さらに、そこで彼が手に入れたのは、あの”指輪”だった。そして物語は続いていく・・。※あらすじはネットより(改)

いやぁ長かった。途中で、まだ続くの?いつ終わるの??と不安に感じたぐらいだ。

おもしろくないわけではない。映像も壮大で、SFXも美しく、なんと言っても風景がいい。登場人物の姿形は、醜悪とは言わないが、あまり好みではない。しかしそれは仕方ないだろう。

上述のように、有名なあの映画(物語)に触れたことのない私は、一部意味がわからなかったり、つながりや人間関係(というか、伝説)がわかりにくいから100%この映画を楽しめたかどうかは不明だ。それをあえて書けば、この映画だけでは中途半端で、見終わった充実感がないと言うことだ。。※舞台は『ロード・オブ・ザ・リング』で描かれた60年前の中つ国

ロード・オブ・ザ・リングを全て見てこれを見たらおもしろいのだろうし、私ならこの映画の後にロード・オブ・ザ・リングを見れば良いのだろう。それはわかっているが、今の感想としては、で、どうしたの?あまりにも「次に続く」が多くて、満足できない。メインディッシュの前に唐突にレストランが閉店した気分だ。メインが食べたければ次の店でどうぞと言われても困ってしまうのである

似たような話順にスター・ウォーズがあるが、「最初の映画が物語の真ん中へん」と言うことになっていても、その話で1話完結しているようで、十分な見応え、満足感があった。映画作りのコンセプトが違うのかな。ちょっと残念である。

以上で、ここから先は以前の指輪物語シリーズを見た人に感想を譲ろう。たぶん高評価なんじゃないかな。

一つ意地悪を書くと、

醜悪な敵ではあるが、相手はちゃんと自分の力だけで戦うのに、こちら側は魔法であったり特別な剣であったりと、明らかにひいきされている。相手も魔法を使いこちらも使い返すなら公平だが、相手が肉弾戦で追い詰めて、こっちは魔法で事なきを得るでは不公平だろうと思ってしまう。

後は登場人物に美しさを感じないことかな。この造形はちょっとね・・と思う。

話は変わるけど、トロル(トロール)というのは、ヨーロッパでは誰でも知っている生き物なのか?? 私はトロールハンターで初めて知った。この物語では普通に出てくるし、トトロにもトロルと言う言葉が出てきたね。私が知らなかっただけで世間の常識だったのかと、軽い衝撃を受けているのである。

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