姫神/蒼穹の声 -Voices Best-
CD 76分 ¥2,614(アマゾン価格)
市立図書館蔵
ひめかみって読むとは知らなかった。名前は何度か見ていたんだけど、きしんって読むのかな?ジャズのグループなのかななんて思っていただけだった。
「ユニット名の由来は岩手県盛岡市にある姫神山に由来する」だそうで、グループではなく一人のシンセサイザー奏者らしい。だけど姫神ヴォイスと言うユニットと一緒に演奏することも多いようで、このCDはそんな「初のヴォーカルものを集めたベスト盤」だそうです。
そんなCDをなぜ聴こうと思ったかというと、今ネットで出回っている下の記事を見つけたから。
海外「日本人じゃないのに…」
縄文語で歌われる日本の曲に外国人感動
シンセサイザーを用いて、日本的叙情や原日本を表現する作品を、これまでに多数発表してきた日本のミュージシャン「姫神」。
動画の曲は、1998年に発表された「神々の詩」。同時期放送されていた同名タイトルの番組のテーマ曲にもなっていたので、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。実はこの曲の歌詞、縄文語をイメージして作詞されています。
「私の名前がマポです。私には、祖父/祖母、父、母 、兄/姉、弟/妹がいます」という歌詞が繰り返し歌われている。
当然縄文人がどのような言葉を話していたのか、定説はないのですが、人類学者や言語学者の説を元に、作り上げていったそうです。
原始的なエネルギーに満ちたこの曲に、外国人からは感動を伝える声が多数寄せられていました。
途中に出てくる動画ってのは、ユーチューブでこの曲をバックに幻想的な日本の風景が流れている作品を指していて、実は私もそれを見たんだけど、それを聴いて「あぁこの曲のことか」と思ったわけだ。流行歌に詳しくない私が知っていたのも上の番組のおかげだろう。番組自体を見たかどうかは覚えてないけど、番組のCMででも見た(聴いた)のかなって思ってんですよ。
で、その歌詞だけど、
と言う言葉が繰り返されてる。上のように、意味はと言うか現代語では、「私の名前がマポです。私には、祖父/祖母、父、母 、兄/姉、弟/妹がいます」とのこと。別の番組で、当時の発音では卑弥呼は「ぴみか」と発音していたと言うのがあった。さすがに昔の発音は今とはズレているよね。
さてこのCDだけど、幻想的でスピリチュアルというCDジャーナルの言葉がぴったりの曲たちで、みんなに勧めていいCDだと思う。
私は市立図書館で検索してこれを借りたのだけど、「15曲目に音飛びあり」と書いてあった。聴くと音飛びはしない。しかし11曲目が音飛びどころか、途中から再生不能で止まってしまう(T_T)。一番聴きたかった神々の詩は聴けたのだけど、ちょっと残念。
他にも借りる予定があるからそれを聴いてからにするけど、購入しようかどうしようかちょっと悩み中である。
曲目は
1. 愛を超えて
2. 祈り遥か
3. キリバスの天使
4. 小春日和
5. 風恋歌
6. 風のこころ
7. 十三の子守唄
8. 明けの方から
9. 神々の詩
10. 見上げれば,花びら
11. 風の子守唄
12. 雪
13. ダヤックの子守唄
14. 森渡り
15. 千年の祈り
16. 雲ははてしなく(VOICE MIX)
17. 未来の瞳
皆さんも聴いてください。13日の金曜日でも心優しくなれますよ、きっと。