ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の見もの(天皇杯準決勝)

2010年12月30日 20時52分22秒 | 見もの

鹿島アントラーズ(延長サヨナラ) 2-1 FC東京

休みに突入してできる時間が増えた。とはいえ何でもできるわけではないので、暇を見つけて少しずつ楽しんでいる。サッカーを二試合とも見たかったんだけど一試合目は見られず、二試合目の途中から見る時間があった。

TVをつけるとちょうど平山のオーバーヘッドで0-1になった直後で、まだ時間があるとはいえできが悪くて、このまま負けちゃうのかとも思った。後半に同点、その後相手が10人になり(あれはイエローでも退場でもないぞ)、一気に決められるはずが遅々として進まず、今年のパターンで勝ちきれないかと思った延長ロスタイムのゴール→そのまま笛。ここで勝ったことはさすがと言うべきかもしれないけど、それまでのいらつく展開は今年の象徴か。

それよりFC東京、これだけのサッカーができるのになぜ降格? 逆に言えば、延長後半ロスタイムにゴールを決められるのが降格になったサッカーかともいえる。まぁ試練が強くすると思うことにしよう。浦和も降格してから強くなったし、サンフレッチェも落ちた。FC東京は魅力的なチームだ。再来年是非帰ってきて欲しいと思っている。

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今日の見もの(エアベンダー)

2010年12月30日 17時58分44秒 | 見もの

エアベンダー (The Last Airbender) 2010年 103分 アメリカ
ナイト・シャマラン監督

TSUTAYAで新作のDVDを借りてきた。これがそのエアベンダー。ナイト・シャマラン監督の作品というのに惹かれた。

私は新作を借りることはほとんど無い。お金が高いからというのもあるけど、完借されていることも多いし、並んでまで借りよう(買おうも食べようも同じ)とは思わないから。一番困るのは早く返さなければいけないってこと。仕事もあるわけだから自分の思い通りに見られるわけではない。時間を気にしていたら見た気にならない。そんな意味合いがある。今回TSUTAYAのWカードを特典と言うことで、どれでも一枚無料というはがきが届き、まぁなんかあったら借りてもいいかなと出かけた。これならと言うのがあったので借りたわけだ。

映像は違和感のある始まり方をする。イヌイットの住む北極のような場所で、若い女の子が超能力で水を操る。傍らには兄。狩りをしにきたのだが、へたくそな兄は獲物を見つけられない。そのとき氷の下に何かを見つける。止めるのも聞かず妹が氷を割ると、そこから水に包まれた怪獣と子どもが出てくる。彼らを自分たちの村に連れて帰るのだが、すぐに黒い軍隊が乗り込んできてその子を連れていってしまう。

ここの世界では、世は『水、土、火、気』の調和で成り立っていた。4つの国があり、各国には水、土、火、気のそれぞれの技をあやつる能力を持つベンダー(使い手とでも言えばいいか)がいた。ベンダーの中で4つの技をすべて使いこなせる唯一の者が『アバター』と呼ばれ、彼によって世界の秩序を保たれ、人々は平和に暮らすことができていた。そのアバターが100年前からいなくなった。それに乗じて火の王国が他の国を攻撃して世界の秩序は崩れてしまった。アバターだけが世界平和を取り戻すことができるのだが、そのアバターが水に包まれて出てきた彼だった。彼はアバターの宿命から逃げ出したのだった。彼は未だ「気」の技しかマスターしていない・・。

後で思ったのだが、最初に感じた違和感は北極の村にいた兄妹が白人だったことだろう。主人公を含め、東洋人の映画なのだが、主要な人たちがみんな白人。何でここに?と思われ、その人たちが浮いて違和感につながる。でもそれ以外は実に楽しくおもしろかった。元はアメリカアニメの話で、それを映像化したらしい。おかげでアニメファンの思い入れが強く、「最低の映画」とこれ以上ないぐらい酷評されたようだ。原作の東洋人を白人にしたことで人種差別とも叫ばれているらしい。よく言うよと、今まで白人が何をしてきたかを考えて大笑いしてしまう。

とまぁネットでもみんなが上のように書いているけど、自分はとても楽しめたし、これが悪い映画だとは少しも思わない。謎を出演者がどんどん話してしまうために、想像はできないが、そのかわりに意味はよくわかり見やすい。なんと言っても、主人公の苦悩が表情からよくわかり、それが胸にくる。12歳で世界を背負わされる運命と告げられたら私だって苦悩するだろう。かわいそうとか言う言葉では表現できない。CGもきれいで、自分はDVD版を見たけど、BD版を見てみたかったなと感じている。3D版は例によって酷評されているが、そもそも3D自体がいいと思わないから私には関係ない。人の意見や世間の評価が気になる人は見なければいいと思う。自分のランクはこうだ。

ランク:見てください。三部作の一作目だそうで、これから楽しみです。
    終わり方も「次回に続く」場面で終わります。

ナイト・シャマラン監督と言えば最後のどんでん返しだけど、どうやら彼はそれに飽きたらしい。いつまでもサスペンスだけ作る訳じゃないなんて言っている。この映画も今までとは全く違う。彼らしい映画を見たいと思うならこれ以外を見たらよいだろう。

これに関して言えば、雰囲気としてはネバーエンディングストーリーみたいな感じかな。もちろん1作目の方ですよ(笑)。

元々は『アバター: ザ・ラスト・エアベンダー(Avatar: The Last Airbender)』という題だったが、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター(Avatar)』と争った結果、『ザ・ラスト・エアベンダー(The Last Airbender)』に改題されたのだそうです。

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