デイ・アフター 首都水没/日曜洋画劇場特別編
日曜映画劇場だけのためにカットを足した特別編だそうで、すごく期待して見て、??になりました。まず最初の20分ぐらいの展開がめまぐるしい。本来1時間半ぐらいの内容をものすごい切りまくって圧縮した感じ。切り方が下手に感じられて、「とにかく後半を見せるために早く終わらせたい」風に感じました。行動もむちゃくちゃ。超近代的な水門の上にいながら、「ここにいたら死んでしまうから」って濁流に飛び込むか??政府が避難勧告を出しているのに地下にいる人も多数。どんなに高潮が来ても、津波が来ても、10階建て以上のビルが水没するはず無いのにみんなパニクる。台風のよく来る日本ならそのたびに全員発狂しますな。そもそもハリケーンと高潮と満潮が重なって=津波になるか?
見ながら、『これってホントに科学的な根拠があって作ってあるのだろうか』と疑問に感じた。日本人と違い、津波がどういうものかを彼らは知らずに作っているんじゃないか。そもそも、大きな洪水があったからと言って、ロンドンの市民全員が死ぬわけ無いじゃん。それを「まだ生き残っている人がいる」なんて言うのが不思議。自分には、スリリングな展開のパニック描写をしたいがための映画にしか感じられなかった
ランク:TVで良かった。お金出して借りてたら暴れるぞ。