今までもそうだった。最終戦でどんでん返しがあった。レッズの降格の時はラジオで聞いていた。あちこちの試合結果を聞いて、ままままさかこのままではレッズが…と愕然とした。岡田さんのマリノスの優勝も、他の試合結果を聞きながら、これじゃぁ大逆転で伏兵マリノスかよぉ・・と絶句した。確かにそうなのだが、今回は本当に驚いた。これは現実なのか。事実は小説より奇なり。いったい誰がこれらの結果を想像していただろうか。
確かにアントラーズが勝ちきれないのは今シーズンの特徴だった。それは認めるが、まさかＡＣＬの資格を取れないとは誰が予想しただろうか。優勝出来なかったのは仕方ない。いつも優勝というわけにはいかない。今回はグランパスを褒めたかった。だけどアントラーズが３位までに入れないとは・・・。本当に今でも信じられない。
私の中では降格は神戸だった。頑張ってはいるけど残念ながら力及ばず…と予想していた。片やＦＣ東京は絶対落ちるはずのないチームと思っていた。いい選手が目白押しで、特に私にとっては、めちゃくちゃいい時の東京のサッカーが忘れられず、良くない時があるにしても降格とは無縁のチームとしか感じられてなかった。Ｊ１に上がって割とすぐのシーズン、いつだったか忘れたけど、その時ちょうど東京に出張がありＦＣ東京戦を見に行きたかった。タクシーの中で友人と話していて、今一番強いのは東京だよなと納得して話したのを記憶している。本当に降格なのか・・、夢の中の出来事のようで未だに信じられない。
神戸はよくやったと思う。奇跡的と思う。実際順位では最終戦での大逆転だしね。よく４点もとれたよなぁ、相手は浦和だぞ。腐ってもレッズだぞ。逆にレッズの腐り方は異常だ。私にはチームのせいとは思えない。フロントのせいだと思うけど違うのかな。私は別のチームを応援しているからレッズの内部事情はよく知らない。
セレッソはすごいよなぁ。このチーム、頑張るけど最後はダメといつも感じていた。それが６点取って逆転３位のＡＣＬ。よくやったし、若い選手にすごく期待も評価もしている。名門ヤンマーでしょ。来シーズンも期待したい。
さて野球ならこの後に上位３チームのプレイオフ（笑）があるわけだ。１年間試合を重ねて最後に数試合で結果を決める素晴らしいシステム（大笑）。野球って基本、アメリカと日本、韓国ぐらいだからこう言うシステムがあってもかまわんわな。世界の人は知らないからどんなシステムでも問題ない。この制度が始まった時、日本の某有名解説者（元名選手）が「アメリカでもやっているシステムだから」と言ってたのを聞いて心の底から笑った。もしアメリカが東西２地区しかなかったらワイルドカードなんてシステムを作っただろうか。もし４地区だったら作っただろうか。３地区の奇数だからのシステムなのに、なんで日本に必要か。その会話の中でこうも言った。
「（その前年）韓国がやって（おかげで）すごく盛り上がったから」が本音だろう。結局はお金のため。優勝が決定しかけたら他のチームではしらけて誰も球場に来なくなる。そしたらお金が儲からない。最後にもうひと盛り上がりしたらチケットが売れる。客が来る。優勝出来ないチームでも３位までなら入れるかも。だから客が来る。応援する。そのため。おかげで一年間積み上げたものがたったの一週間ほどで、数試合で、崩れ去っても問題はない。何のためのシーズンか（笑）
カズはすごいねぇ。全盛期のカズは間違いなく日本歴代最高のＦＷだった。まだ続けたい。まだ情熱があるのが素晴らしい。今の自分には気力の衰えがある。なのに彼は、、本当に素晴らしい。
