美観地区で川舟流しが再開された。大人気で、午前中に舟券を買おうとしてもその日の最後の時間のしか残ってなかったりする。私などは近いからいいとして、観光で倉敷に来てこれに乗りたかったらまず最初に舟券売り場に行くことを勧める。
橋の下をくぐってくれるので特に小さな子どもは大満足。一回20分強ぐらいじゃないかな、乗っているのは。長時間ではないので楽しみやすいと思う。値段は確か300円だったと思う。
同じ空間なのに上と下は全く別の世界になっている気がする。世界は近くても人の指さしているものは全く別のものか。それは価値観か未来か将来か。
最近よく感じる。「若者は子どもを二人以上持ちたいという『健全な』考えを持っている」と言った人がいるけど、少し考えられる人でその経済的事情により一人しか持たない人が多いのも実情だろう。友人の公務員夫妻は一人しか持てないと言っていた。うちのように働ける人が一人しかいなければ大学に行くことすらおぼつかない。行けば家族全員の小遣いも食事も切り詰めなければ行けない。自宅から通ってさえそうなる。下宿してなんてことは考えることすら出来ない。
公務員の場合、どんな家庭状況でも教育扶助を貰うことが出来ないのだそうだ。かたやそばに住んでいる人で生活保護を貰ってすっとパチンコしていて外車に乗っている夫妻がいる。夫婦とも中卒で働くところがないそうだ。なんて国だ・・。