鯛釣りの名所 大畠編その二

本年最後の大畠行きである。

先月の大漁に気をよくした我らが祐ちゃん、出港前から気合い十分である。またしても「えいえいお～」の雄たけびなのだ。



朝はさすがに寒いので今回は練炭をＫ船長が準備してくれていた。おしゃべりで有名だった義理のお父さんとは違って比較的おとなしく控えめな人柄である。



勿論、三言葉しかしゃべらず会話がなりたたなかった祝島のＡＮ船長と比べればむしろ多弁な方と云ってよいだろう。



焼酎のお湯割りで寒さもなんのそのの祐ちゃん。

前回大漁だった秘密のアジトをまずトライするも、潮のせいか我らが船に集まってきた他船との競争のせいか釣果はいまいち也。

「　柳の下に泥鰌は二匹おるとは限らんの～」　祐ちゃん

僕と船長にハゲの釣果があがるも何故か裕ちゃんにハゲのあたりなし。



「ハゲは釣れなくても海の上は気持ちがええの～！」

昼飯は練炭火鉢があるので僕はコンビニで買ってきた「どん兵衛肉うどん」をおいしくいただくはずが・・・

「　ありゃ～　ぜんぜん煮えちょらん！　」　僕

周りが寒いので湯気はたっていたものの火鉢の空気入れ扉が閉めたままになっていてお湯はまだ沸騰していなかったのであります。

前回のような入れ喰い状態はなかったもののあがってみれば、そこそこの釣果でありました。



当日の釣果　鯛１４尾、メバル３０尾、ギザミ２０尾、ハゲ９尾ほか　合計１０１尾

なんと祐ちゃんは撮影用の台まで作っていたのであります。


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