なぜ、ユーロをやさしいと言うか。相手を気遣うのです。初めてまきばを訪れたとき、人気はなく、リラとユーロだけが草を食んでいました。リラは、私の確認が終わると、離れていきましたが、ユーロは、私を案内するように、ずっと傍にいてくれました。おかげで、広い牧場を、臆することなく歩き回れました。国道293号沿いにある牧場ですが、当時は、直売所もなく、道から少し入るだけで、無人の林と草原でした。ユーロがいてくれなかったら、無断侵入者としては、ちょっとだけ覗いて引き上げるところでしょう。子馬も、安心して寄り添います。ふざけて、じゃれつくこともします。やさしい雰囲気をもった馬なのです。
カメラを向けると、いつも、じっとしていてくれます。大きくして見てください。
カメラを向けると、いつも、じっとしていてくれます。大きくして見てください。