いちごが好きなパパへ
カーネーション『つぶいちご』をメインに
パパへプレゼントするブーケを作る、
父の日の今日の生徒ちゃん。
花屋で出来上がったブーケを買うより、
一生懸命作ったブーケの方が
何倍も喜んでくれるはず！
まずはパパの喜びそうな花選び。
花の高さを変えると可愛いかも、と知りました。
ラッピングが難しい～。何度もやり直しました。
リボンを結んで慎重に慎重にカット。
出来上がり！
もちろん
お花代も自分のお小遣いから。
いつも家族のためお仕事頑張ってくれているパパの為
ブーケ作り頑張りました♡
爽やかな緑のボール
ビバーナム『スノーボール』
緑色からだんだん白いボールになってくるので
グリーンボールではなく、スノー。
アジサイのような花姿ですが
スイカズラの仲間。
アジサイもスイカズラも
どちらも日本で自生しているので
似合うのは雨が降ったりする日本の景色。
大好きな花のひとつです。
“紅”という名前ながら黄色い花色の
『ベニバナ』
ツボミから咲いたばかりの頃は黄色く
後からだんだん紅色へ。
黄色のサフロールイエロー。
紅色はカルサミン。
異なる色素を持っていて
それぞれの花色を楽しませてくれます。
紅花のカルタミンが
布など紅色に染めてくれるそう。
だんだん紅色を含み元気な橙色になり
まあるくぽんぽん楽しそうな花姿は
心も弾むように軽やかに。
リアトリス生花一種生けお稽古。
花留めは馬酔木の又木配り。
水を含むとよく締まるので
今日のリアトリスのように
水を切った状態で生けたい花材でも
軽く水に潜らせると留めやすく。
馬酔木は
万葉集にも出てくるくらい
古来から身近にあった常緑低木。
読み方は“あせび”とか“あしび”とか。
たくさん枝分かれしているので
むかしむかし池坊の花を生けていた人たちが
この枝分かれしてるところに花挿して留めちゃう？
と思いついたに違いない。。。
令和の現代には剣山という便利な道具がありますが
やはり生花は又木配りで。
広がり方いろいろな馬酔木の又木配りを
花の茎の太さに合わせて使い分けます。
使用前はこんな長さ。
花に合わせた又木の開き具合を選んだものを、
器の口に合わせて長さをカットして使用。
今日もお玄猪にも合わせて生けました。
上手く生けられた又木配りは大切に保存して
次に同じ花を生けるときに同じ又木配りを使うと
しっくり馴染むことも。
茎の太さが大きく異なるときは
また新しいものをカットして使います。
沖縄からやってきた
アスプレニウム『プリカーツム』
葉のサイズがいろいろあるのも使い勝手がよく
アレンジや花束で段差のあるグリーンをあしらえます。
ウェーブは5ｍｍ間隔くらいで
エメラルドウェーブよりたくさんたくさんなみなみと。
細かく波打つ姿は力強い～。
ちょうど鉢ものエメラルドウェーブが店頭にありました。
同じアスプレニウムなので形状がとても似ていますが
なみなみ加減と葉色が異なります。
ちょっとした違いだけなのに違った印象になる
色と形の関係の重要性を再確認です。
