夏も楽しみたいガーベラ。
水の温度が上がるとバクテリアが発生しやすく
長持ちしない、と思われがちのガーベラ。
確かに水は濁りやすい季節になりました。
でも
ガーベラは浅水で飾るもの。
毎日水を取り替えて
毎日茎をカットして楽しむだけの長さがあります！
最初はすーっと長い花瓶から。
だんだん茎が短くなってきたら
きゅっとコンパクトな花瓶まで
器を替え
一輪の花でいろいろな飾り方を楽しむのも
花のある生活上級者さんの楽しみ方。
ガーベラ『サララ』
透明感あるピンクが涼し気です。
いろいろな制限のある毎日
激しい天候の変化のある日にも
気持ちが休まるような
バニラ色のバラ『バニラカタリナ』
優しい花色だけでなく
丸弁ロゼット咲きの花姿にも
心がほんわか癒されます。
ふわふわふわ～と花びらが緩んでくると
華やかさが増します。
ホッと安らぐ葉っぱの天井
青空が見えないくらいの緑。
これは
旅先でのハイキングコース風景、、、ではなく
JR大崎駅を出てすぐ目黒川沿いの遊歩道。
仕事先に向かう途中に森林浴できました。
歩道いっぱいに広がる日陰のおかげで
風が通るとひんやり感じるくらい涼しい～。
緑のチカラ、凄いです◎
花が集まったボール状のところを
鋭いトゲのような苞が花を包みこむエリンジウム。
強い苞に守られて咲く姿は
苞の鋭さのお陰でシャープでかっこいい印象。
エリンジウム『ブルーベル』
花が小さめでも苞が大きく広がり
暑い日にもたくさんの清涼感を振りまきます。
今日のFlowerRoom基本レッスンも
花を点として捉えず
植物の特性を生かしたスタイルで。
特に面の葉の活用を意識しました。
ドラセナの柔らかい葉は
くるんと丸めたり
そのまましなやかに使ったり。
同じ葉でも使い方の違いで
アウトラインにもカバーリングにも。
旭ハランは
朝日のように白く輝くところを
綺麗に見せられるよう葉脈を矯めて。
クレッセントも植物の特性を生かして
それぞれの三日月に。
たて、よこ、ななめの線の組み合わせでは
どんな印象に作りたいかを踏まえて
たて、よこ、ななめのイメージから作り上げます。
扱いいくい個性的な面の葉クッカバラも
作品の邪魔をせず程よいアクセントになっています。
今日はフラワーアレンジはじめてさんも参加してくれました。
あちこちに顔を向けリズミカルなヒマワリをメインに。
ニューサイランを細く裂いたライングリーンを活用して
上手なおしゃれデザインを作りました。
夏に合わせて空間を意識したり花の長持ちもバッチリです。
そして、生徒さんが持ってきてくれたのは
2008年のレッスン作品のアルバム。
スマホの中にある作品は検索しやすいこともありますが
紙に焼いてある作品も手に取るようにわかって良いものです。
それにしても
FlowerRoomに在籍してくれている期間が長くびっくり。
長い間一緒にお花出来て嬉しいです♡
