紅輝獅子

花色も
大きく開こうと動きのある花びらの姿も
迫力のある牡丹『紅輝獅子（こうきじし）』
カッコいい名前だけで圧倒されそう。


大田市場にたくさんの牡丹が並んでいました。

年間約180万本という全国一の生産量を誇る島根県大根島の牡丹は
現在約300種もあるとか。


『黄冠（おうかん）』
こんな淡く薄い黄色で品のある花色のものもありました。

牡丹の妖艶な美しさは欧米でも人気があり
年間約60万本を輸出しているそう。
日本人なら一度は扱っておきたい花材です。

牡丹の時期は4月の終わりから5月上旬と思われがちですが
冬にも花をつける二季咲きの「寒ボタン」もあるそう。

豪華絢爛な姿は
芍薬とはまた違った美しさです。

フォクストロット

色変わりを楽しむチューリップ
『フォックストロット』

最初白っぽく淡いピンクが強く
中心からだんだんローズ色に。
八重早咲き品種で花保ちが良いです。

アップルティ

カーネーションのトップ産地と言われる
香川県香花園さんのカーネーション
『アップルティ』

フェア開催中、
仲卸さんとのお付き合いもあるし
買ってみるかなぁ…
という程度で手にしたのですが、
水揚げして下葉処理をしていて
しっかりしたステムに驚き！

栄養がいきわたっている証拠の
1）くるんとして
2）ワックス（白っぽい粉）も効いている
立派な葉。

下葉を取っている時に節が折れるという
“花屋あるある”も感じないほどの強い節。
作業が捗りましたー。


また、茶色く傷んでいることがあっても見逃してしまうことも多い萼も
こんなに綺麗～。

カーネーションは萼割れすることも多く
縦に割れたところから花びらが顔を出すと
だらしなくなります。
これは
小さな萼に大きな花びらが押し開こうと咲こうとするため。
萼の発達も花びらの成長も整えるために
水、栄養、温度などの栽培条件を管理されているからこその
この美しさです。

萼割れ防止には
萼にセロテープみたいなものを
産地さんがひとつひとつ貼ってくれていることがあります。
品種の特性で萼が5枚の場合に割れることがあるそうで
割れる前の愛情のひと手間です。
ちなみに
6～7枚の場合は萼割れの心配はないとか。

萼の美しさや
産地さんの萼割れ防止テープのひと手間まで
すみずみまで愛でてください。

門松

もう気分はお正月！
鎮座という言葉が適していると思われる門松。
すでにたくさんの神様が降りてきていそうな大田市場内です。

地方によってさまざまですが
関東では
そぎという斜めに切った3本組の竹を中心に
周囲に若松を配置し下部をわらで巻くスタイルを
多く見かけます。

神聖な気持ちでお正月を迎えるため
こんなに立派なものでなくても
門松やしめ縄飾りを準備したいですね。

プリンセチア

ポインセチアに続いて
プリンセチアも入荷です！

プリンセチアとは
“プリンセス”のような華やかな印象と
“ポインセチア”を組み合わせて名付けられました。

現在は
「ピンクホワイト」「ホットピンク」「ルージュ」
「シャンパーニュ」「クリスタルスノー」が展開されていますが
今年の新品種「ローザ」もご予約にて対応しています。

ピンクの八重の葉が隙間なく広がって
花束を思わせるふんわりとまとまった草姿。
今年の国際フラワーEXPO（IFEX）の鉢物部門においてグランプリを受賞した
美しいプリンセチアです。