昨日までの花のスクール『FlowerRoom』を終え
花を活けるということについて考えることが出来ました。
大金を払ってスクールに通い、花の資格を取得していく…
そんな形も花を活けることへ繋がっていきます。
私も少しの花の資格を持っていますので、
時間内に花を活けることや、決まったサイズに花を活けることを
勉強してきました。
だけど、スーパーマーケットで売っている花や
帰り道で見つけた雑草を、
可愛いコップに活けて飾ってみる…
そんなことが花を活ける基本にあると、思うんですよね。
今回の生徒さんの共同作品の中で、
41個ある棚を花で埋めるというデザインがあり
それぞれが日常使っているような小さな器に
花を活けていきました。
空き缶や空き瓶、紙袋などにガーベラとあしらいを活け
ちょっとキッチンや玄関に飾るような
さりげない花を並べていくものでした。
実際の家庭で、大きな花を活けるスペースもなく
花にはそんなにお金をかけたりしない今の日本の環境。
1輪でも綺麗な花を飾る気持ちだけは忘れずにいて頂けるような
そんな価値観を、
Piantaの花のスクールで感じて頂きたいと願っています。
