私の常識と相手の常識

「普通はさ～」
とか
「一般的にはさ～」
って言葉をよく使っている人を見かけます。

それぐらい「常識」でしょって、
評論家みたいになる人。

最近では、一歩間違えると
「モラハラ」とか言われてしまうので
気を付けないといけないですが…


こうなっちゃう人って
すごい視野が狭くなってるなって感じるんです。

自分の得意分野の、その一面から、
分析する力はとても素晴らしい。

だけど、そこから外れたものは、
見ようとしないのか、
見えなくなってしまう。

流れ星を見たいのに、
望遠鏡で夜空をみている感じ。

つまり、
自分の枠組みの中に入ってきたものだけを見ようとしている。

もっと周りに目を向けてみればいいのに…



「普通」とか「一般的」とか「常識」って

価値感とか文化とか道徳とか
共通の認識がある中でなら使える言葉だと思うんです。

だけど、
共通の認識があるように感じられないときに使いたくなる。


『相手の常識、私の非常識。
　私の常識、相手の非常識。』

お互いに違うからこそ、
相手をわかろうとすることが必要なんですよね...


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