クラッシャー・マキのあざらし時間

食いしん坊で、お出かけ好きな私と家族の気ままな時間。

大草原の『小さな家の料理の本』バーバラ・M・ウォーカー=文、読みました

2013-05-28 22:11:17 | 
この表紙の絵、見覚えがありますか?

そう、『大きな森の小さな家』で始まるローラ・インガルス・ワイルダーの本を飾る挿絵画家、ガース・ウィルアムズの描いたものです。

これらの絵が目に留まり、この本を買ってみました。





『大きな森の小さな家』などに出てくるお料理の作り方が書いてあるのかな・・・と。

もちろん、書いてありました。


でもこの本、予想以上にとても面白かったです。



それは、単にお料理の作り方が書いてあるだけではなく、その頃の合衆国の人々の暮らし向きや今の生活との違いなどもわかりやすく書かれていて、その上でのお料理のアドバイスなども書いてあるからです。

子供の頃のローラの暮らしは、物語を読んでいるだけだといかにも面白おかしく、暖かく豊かなものに感じられます。

でもどうも、夫となったアルマンゾの子供の頃の方が、経済的に豊かだったということがわかります。アルマンゾの家は大きな農場を営んでいましたからね。

それでもローラのお話が色あせることがないのは、ローラ達の暮らしが心豊かで、心暖かなものだったと感じられるからなのでしょう。

そのことを強く感じさせてくれる本でした。

この本、本文中もガース・ウィリアムさんの挿絵だけで、写真などはありません。



お料理の作り方を読むと、普通のお料理の本のように出来上がりのきれいな写真があったらイイのに・・・と何度も思いました。

でも読み終わった今は、やっぱりこの挿絵だけで充分なのかな、と思います。




我が家の庭のアンズやプラムも、もうすぐ色づいて来ることでしょう。



カゴいっぱいに収穫して、ジャム作りを楽しみたいです。


ローラの時代ことを考えながら・・・
コメント
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