ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

One Flew over the Cuckoo's Nest (150-157)

2006-02-23 00:39:46 | BookClub
その後しばらく,何事も起こらなかった。McMurphyは今まで通りに振舞っているし,Miss Ratchedは彼を無視しているよう。

McMurphyはトイレの掃除が雑だと怒られる。彼はある日トイレのボールの下に何やら「変な外国語のような」メモ書きをガムで貼り付ける。Miss Ratchedは,チェック用の手鏡に写った言葉を読んで,驚いて鏡をトイレの中に落とすが,冷静さを失わない。そして,McMurphyにニコニコしながら,あなたの仕事はトイレを掃除する事です,汚す事ではありませんよ,と言う。

McMurphyは写らないテレビの前でいろいろ面白い話をしてくれたりもする。また彼は人をくすぐったり冗談を言ったりして皆を笑わせていた。(Chiefは心配する→Miss Ratchedの企みを知っているのは彼だけなんですよね。まあこの当時まだ自分からは喋れないので,しょうがないけど,でもちょっと,彼もヒドイよなあ)

McMurphyは他の人とは違う特別な物を持っている。Miss Ratchedは数週間でできると言ったけど,彼にはそれをさせない強さがある。彼は自分自身を持っているのだ。

Chiefは鏡を見て,ふと,今までの自分は,周りが自分に期待するような「悪いインディアン」を演じてきたのではないかと思う。"I was just being the way I looked, the way people wanted."どうすればMcMurphyのように「自分自身」になれるのか。

Chiefはこの頃,自分を覆っていた霧がなくなっている事が多い事に気付く。

彼は初めて病院の外の世界に興味を持つ。季節は秋に変わり,庭では犬がリスの穴をあさっている。

犬が何かの音に聞き耳を立てている様子を見て,Chiefも何の音かと耳を立てる。するとかすかにカナダガンの声が。どこを飛んでいるんだろうと眺めるが,やがて月の中に彼らがV字隊列を組んで飛ぶ姿が。彼らが去ると,犬は去っていった。そしてその方角には車のヘッドライトが見え,どうやら道路があるらしい。

そこへ,後ろから人の気配。Geeverという黒人と,crucifix(イエス・キリストの十字架像)を持った看護婦だが‥

(ここで,私はcrucifixという単語を見て,"cruciatus curse"を思い出しましたが,。。あ!,"Cruciatus Curse"(磔の呪い)って,この言葉から来たのか! これは勉強になりましたね~!)

彼女はChiefに「体が冷えるわよ。」と声をかけるがGeeverは「ヤツは聞こえねえだ。いつも縛ってもほどいてしまうだ」と言う。Chiefは彼女のcrucifixが気になる様子。いくら磨いても磨いても曇ってしまう,ような気がする‥‥しかし,Chiefが彼女に近づくと,彼女は結局「縛って下さい。」と言う。


One Flew over the Cuckoo's Nest (141-150)

2006-02-22 07:48:06 | BookClub
(さて,パート2に入り,Miss Ratchedのいやらしさがクローズアップされて参りますよ(笑))

いつもとは逆に,今度はMiss Ratchedが皆に見られる番。Chiefの視界から「霧」が消えた。しかしChiefは別の不安に駆られる。と言うのは,彼はいつもこの時間,スタッフ部屋の掃除をしているのだ。もし掃除をしないと,今まで耳が聞こえないふりをしていたのがバレるのではないかと心配になる。(彼はそうやって長年"Combine"の秘密を盗み聞きしていたのだ)

やがて黒人がバケツとスポンジを持って,Chiefを引っ張っていく。Chiefは,「霧」が全然出てないのを不思議に思う。スタッフ部屋では会議が始まろうとしている。

会議は大抵サイテー。時には特定の患者を誹謗,中傷するものだったりする。

ChiefはMiss Ratchedに疑われているんじゃないかと思う。何故彼は仕事を止めてテレビを見たか。他のChronicは誰1人やってない。Chiefは彼女の視線を感じながら一生懸命スタッフ部屋を掃除する。しかし,実は彼女も見られていた。他のスタッフ達はバカなインディアンには興味なく,彼女が何を計画しているかを知りたがっていた。

Miss Ratchedは天井を見つめたまま何も言わない。ドクターは「彼は他の患者と違う,彼は,不穏因子ですね。彼をどうするか話し合うんですよね。」と言うが彼女はまだ黙っている。しかし彼の次の発言「患者を診察する時間はないけど,彼を観察する時間はありましたよね。」には皆反応。その言葉にMiss Ratchedも影響力を取り戻したよう。

ある者は「彼は危険だ」また黒人達は「これは頭にいれてくんなされ。奴は自分の都合で農場労働を逃げ出し,この病院で贅沢しようって考えてますぜぇ。」「奴は病気なんかじゃねえだ。ただのずる賢い奴だべ。」(私の頭の中では彼らのセリフはだんだん訛ってきた(笑))

しかしこれはさすがに(笑)スタッフを凍り付かせる。「それは違う。彼は病状がひどいだけでなく,凶暴因子だ。」「ドクター,彼の暴力についての記録には何て書いてある?」「規則や権限者の無視とあります」

(私はこの会話を見て,どうも最近どっかで聞いたような会話だと思ったら,会社の品証部門が海外拠点の開発部門についての悪口を言った時とまさに同じ会話でした(汗))

ドクターはMcMurphyと2人っきりで個人セラピーをする事についての恐怖を語る。(ってこの人,同じ高校出身で楽しい話をしたとか言ってなかったっけ? それにしても,あの『210人の赤毛の気違いアイルランド人分のプレッシャーをかけてくる』呼ばわりしているけど,いまだにアイルランド人は差別されているんでしょうか?)

それを聞いて,Alvin(先ほどMcMurphyは病気じゃない発言をした黒人)は前言撤回しますだ,と発言。

そこで彼らは皆笑ってコーヒーを一服。彼らの反応は彼女の計画通り。(って,これを見抜いているChiefもすごいですね) パイプをくわえた男が「Red McMerphy(汗;)には申し訳ないが,Disturbed入りしてもらおうかな。私が何を思ったかわかるかね?」するとAlvin「統合失調症?」パイプ男は首を振る。「潜在ホモ?(汗;)」首を振る。「エディプスコンプレックス,だ。」彼らは大喜び(汗~;)

「それは違いますわ。」突然,Miss Ratchedが発言。「あの男をDisturbedに送る?それは単に私達の問題を他の部署へ申し送るだけの事になるでしょう。」

(おお~~~っとぉ~!,コイツ何なんだ~;;;; 蛙お婆でもここまでではなかったと思いますが,)

ここで初めて彼女はコーヒーを一口。そこに付いた口紅の色を見て,Chiefは,それは口紅の色じゃなくて,彼女の「熱」の色だろうと思う。(Chief,そんなにじっくり観察して大丈夫なんだろか?(笑))

しかし彼女の出した提案は意外?彼女はしばらく静観しようと言う。そのうち彼はそんな酷い事しなくなるから。

彼女は黒人の不服そうな声をよそに,「私達には時間がありますわ。彼は「収容」されているという事をお忘れにならないで。彼のここの滞在期間は私達次第なんですからね。。。。」

(つまり,自分が始末するって事ですよね。いやこりゃ~こぇ~~女だな(汗))


One Flew over the Cuckoo's Nest : Part 1

2006-02-19 11:57:47 | BookClub
この本は4つのパートに分かれていますが,本全体の半分を占めているパート1をようやく読み終わりました。

映画を先に観ると,McMurphyが主役です。本の中でもMcMurphyは主役扱いとなりますが,実は物語を語るのは,アメリカ先住民とのhalf-blood,Chief Bromdenさんです。混血とは言え,お父さんは誇り高い本物の酋長,非常に背が高く,高校時代はフットボール選手だったのに,どういうわけか現在は,口をきく勇気もなく,自分より遥かに非力な黒人3少年や看護婦の言いなりになっております。そして彼の周りにはいつも霧が立ちこめています。しかし,新入患者McMurphyがきたその日から,彼の心理状態は早くも微妙な変化を見せ始めますね。パート1の終盤では,彼は「霧」を感じなくなる事もしばしばになってきました。

McMurphyは,ペテン師で喧嘩好きな為,何度かム所にお世話になってます。彼はその結果として課せられた労働が嫌で,精神病院に逃げてきました。でも彼は,リーダーシップがあり,チャレンジャーです。(ここがミソだな(笑)) 健常者の社会では「ろくでなし」でも,病院では,他の患者をイジメたり傷付けたりする事はなく,早くもリーダーシップとチャレンジ精神を発揮しますね。しかも彼は,Miss Ratchedに対して,ただただ単純に楯突くのでなく,セクハラ発言や,タオル一丁でからかったり,社会経験の豊富さ(笑)を十分生かしてドクターを懐柔したりとか,いろいろ柔軟な方法で挑みます。しかし所詮口先だけでしょう,という感じの他の患者達に対し,ある日彼は,口先だけでなく,本当にやる気があるんだぞという事を見せ付けました。浴室(トイレかな?)のパネルを持ち上げるという事に無謀にチャレンジしますね。ここで周りの患者達の態度が変わってきます。

Miss Ratchedは,アメリカ人が選んだ歴代ハリウッド映画の悪役ランキングの中で「5位」に選ばれたそうですね。(ちなみにヒーローランキングの1位は,アラバマ物語のアティクス・フィンチとか)ただ,それは映画の中での事。実は原作にはパート1の中にも彼女の意地の悪さが詳細に説明されております。例えば何故彼女は黒人の少年3人を雇っているか? それは彼らが特に社会に虐げられ,憎しみを持っていて,その憎しみが患者にぶつけられると知っているからとか。原作も熟読した上での順位だったら,もっと上になるかもしれません。
Miss Ratchedタイプの女性悪役と言えば,私の場合,思い出すのは「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」に出てくる,「例のあの先生」(例のあのではありませんよ(笑))アンブリッジ教授ですね。Miss Ratchedが,若い看護婦に,新しい患者McMurphyの感想を訊かれて,彼女はMcMurphyを"manipulator"(操縦者)と言い,
"a manipulator's own ends are simply the actual disruption of the ward for the sake of disruption."
と言い捨てますが,いや~まじ,「例のあの先生」の「就任演説」の中で,ハーマイオニーが目を付けた
"progress for progress's sake must be discouraged."
は,Miss Ratchedのセリフを,わかりやすく言い換え,結論を付けたものでございます。J.K.Rowlingさんは,カッコー読んでますねって言うより,ハーマイオニー,読んでますね。(笑) そして,
"pruning wherever we find practices that ought to be prohibited."
これはまさに,Miss Rathcedの方針でもあります。

‥という事で,今後McMurphyがどのような作戦で挑むか,Chiefの症状はどれだけ回復に向かうか,また他の患者にも回復の兆しはあるのか,などを楽しみに,‥お~っと忘れた(笑),Miss Ratchedはどんな新しい作戦でMcMurphyに挑むか,‥などを楽しみに,パート2を読み進めたいと思います。


FOTR CD: 1-7 In The House of Tom Bombadil

2006-02-18 01:11:32 | Tolkien・LOTR
この章はまとめるのが極めて難しい(笑)‥という事で,時間がかかってしまいました。(も~,トム・ボンバディルの歌が口ずさめるようになりましたよ(爆))

ホビット達は,トムの家に案内されます。そこには,まるでエルフの女王様のような美しい女性がいました。彼女は,ゴールドベリといい,"daughter of the River"と名乗ります。最初の頃,私は単純に「川の娘」と思って,?? だったのですが,"river"には,「川」の他に「流れ」という意味もあります。また最近,某所で"daughter of Eve"(イヴの娘=女性,もっときちんと言うと,『人間の女性』)という言い方がある事を知りました。もちろんトールキンさんがこの言葉を知らないはずはありませんので,ひょっとすると,それをもじったのかな~? ‥という事で,"daughter of the River"は,流れを司る女性,水の精のようなモノなのかな,と理解,しようかな。

フロドは彼女を見て,何故か突然無意識に?彼女を称える口上を。ゴールドベリはそれを聞いて,「あなたはElf-friendですね。」あ~,なるほど,ここで(今更)初めて,フロドが時々,クウェンヤ語を口走ったりする理由がわかりました。"Elf-friend"という称号は,単なる称号ではなく,そういう,不思議な働きをするものなのですね。

ところで,日本語にしてしまうと,ゴールドベリもアルウェンもガラドリエルもエオウィンも,皆ほとんど同じ言葉遣いになってしまいますが,実は英語ではかなり違うんですよ。と,言うか,違うように見えるんですよ。ガラドリエルとアルウェンはかなり偉そう。エオウィンは,彼女と同等の身分の人たち,エオメルやファラミア等と同等なんですよね。で,ゴールドベリはどうかと言えば,もちろん,ダンナであるトム・ボンバディルと同等。なので,実は4人の中では1番庶民的に聞こえます。

フロドはゴールドベリに「トム・ボンバディルって誰なんですか?」と尋ねますが,彼女は「あなたが見た通りの人よ」(He is, ......as you have seen him! って感じだったので,思わずコケそうになりました(笑))

何故,偶然トムが通りかかったのか,不思議ですが,彼は何か不思議な事を言いますね。「君たちが来ると聞いていた」。トムとゴールドベリは,お客さんに不慣れな様子ではありませんので,ガンダルフや,エルフ達が結構訪ねてくるのでしょうかね? フロドはふと柳じじいについて聞こうとしますが,メリーとピピンは,「今日はダメ!」(笑)

その夜,彼らの見た夢が不思議ですね。フロドはオルサンクに捕まっているガンダルフがグワイヒアに乗って脱出する様子(‥だという事を,HoMEで知りました(汗)),ピピンは柳がキーキー言うような音(笑)?,メリーは沼で溺れそうになる夢。彼らは柳じじいの夢なんでしょうか,それとも,木の鬚につながる夢なのでしょうかね? サムだけは,何故か安眠。(笑)

翌日は雨なので彼らはトム・ボンバディルの家に滞在。そこで彼は森の事,かつて存在した北方王国の事,その他いろいろ。彼は"Eldest"なんですね。("Firstborn"と同義でしょうかね)HoMEでは,どうも木の鬚のお知り合いのようでしたね。→こちら。トムって言うと,とても普通の名前ですが,"Tombombadil"と書くと,いかにも木の鬚の知り合いのようです。(笑)

トムの話の中でもこわいのは塚人,ですが,ホビット達の間でも噂になっているそうで。一体どんな話が噂になっているのでしょう。。

HoME8準備中

2006-02-18 00:41:04 | Tolkien・HoME
しばらく別の本を読むと言っておいて,実はその別の本を家に忘れてしまったので,今日はHoME8巻の概略など。。。

HoME8巻は,以下の3つのパートに分かれています。

PART ONE : The Fall of Saruman
アイゼンガルドの戦い~パランティアまで

PART TWO : The Ring Goes East
スメアゴル慣らし~キリス・ウンゴルまで

PART THREE : Minas Tirith
主要キャラクタミナス・ティリスへ移動~黒門開く,まで

つまり,原作の3巻後半~5巻まで(翻訳文庫版で言うと,6巻?~8巻まで)のお話の下書きが入っているという事ですね。原作ファンとしては,1番面白い部分ですが,映画や他のメディアで表現すると,何故か「コケ」になってしまう(笑)部分でもあります。

各パートの目次を見てみると,PART ONEに関しては,殆ど正式版と同じタイトルが付いております。ただ,最初の章が,The Destruction of Isengard (Chronology)とわざわざ,「時系列(Chronology)」と書いてあるので,正式版とは何か違う楽しみ方があるのかなあと期待できます。

そして,PART TWOは,ゴラムファンの方々,大将ファンの方々には,いよいよ待ちに待ったパートでございます。(笑) 5章,「Faramir」となっております。HoMEにおいて,今まで章タイトルで個人名そのものを獲得したキャラクタは,ガラドリエルと木の鬚しかいませんよ。(笑) 実はHoME7巻の最後で,アラゴルンとエオウィンとの関係で,とても興味深い話もありましたので,その辺,どう繋がっていくのかも楽しみです。

PART THREEは,ミナス・ティリスに関する下書きですが,注目すべきは,主要キャラクタの多くは現在ローハンに集結しており,ミナス・ティリスへ移っていくのですが,どうやって正式版のあの形になったのか,ですね。今現在の話の構成だと,正式版とちょっと違いますね。例えば,ファラミアの登場により,アラゴルンの役割が今までとは大きく変わるはずです。(お~そうつながっていたのか,今気付きましたよ) それがどのような変遷を経て,正式版のあの形になったのかが,おそらく前半の2章~5章にかけて,結構長く語られると思います。

8巻で他にお楽しみと言えば,メリーとピピンがそれぞれ,どんな過程を経て「お小姓」になったかです。そうそう,これは7巻まではまだ全然「Foreseen」シリーズですら語られていませんでしたね。しかし7巻では蛇の舌の記述などほとんどなかったので,これって果たしてちゃんと語られているのかどうか,ちょっと心配ですが‥‥(汗)

#ちなみに8巻には「Foreseen」シリーズはないようです。

品質保証部門との戦いでございました。

2006-02-17 00:56:11 | 雑談
この頃,忙しくてどうも更新が滞りがちですが,ようやく一区切りつきそうですので,ここでストレス発散大会と参ります。(笑)

私は基本的にプログラマーやっておりますが,去年の6月頃から,海外拠点で作った製品のテストやってるんですよ。しかしこの製品の品質が悪くって,て,言うより,ウチの会社の日本本社の品質基準と合わなくて,いや~この4ヶ月間,品質保証部門との戦いでございました。

品質の悪いっていうのはしょーがないんですが,問題はっ,この「品質保証部門の人達」なんですよね。ま~なんと言いますか,たちが悪いって言うか。「権力」を持つと変貌する人,いるんですよね~。まーかりに,AさんBさんとしておきましょう。

Aさんは40才位の男性なのですが,的確な指摘で,昨日までは尊敬すらしておりました。ところが,実は昨日,出荷直前に,大問題が発覚したんですよね。問題は問題なので,これはしょうがないのですが,Aさんは突然私の席にふらっとやってきて,本当に出荷できるのかどうか判断してくれって言うんですね。これが何が問題かって,ここは会社なんですよ。私は上司やチームリーダの指示で仕事をする階層に所属します。他部署の人から,質問はもちろんOKです。E-mailで私の上司にCC:付けて,私に何かを頼むのもOKです。でも,他部署の人が,個人的に私に仕事を直接指示する事はできません。だいいち私にそれを決める権限はありません。なので,「ウチの上司に言ってください」と言ったのですが,彼は何を思ったか「どうなの? 時間はあるの? そろそろ諦めたらどう? 我々は,あんたが頭おかしくなったんじゃないかって心配してるんだよ。」と,言って,席にいた私の上司の所へは寄らず,そのまま自分の職場に帰ってしまいました。
もちろん,私はこれを部長に報告。部長はすぐに,「○○さん(私の本名)に仕事を頼みたい時は,まず○○さんの上司の△△にTo:,私にCC:でメール下さい。」とAさんにメールを送っておりました。しかし,当の本人Aさんは,何故そんなメールが来たのか,全然理解しておりませんでしたよ。まあ,こういう人はいるんですよねぇ。周りがいくら言ったってわからないんですよねぇ。

そしてもう1人の問題人物,Bさんでございます。30代の女性です。元は私と同じ職場で,お友達だと思っていたんですけどね。一体何が彼女を変えたのか。。。彼女は私より若いんですが,何と,その年で,蛙お婆か,Miss Ratchedになってしまっていたんですね。レビューの間,何か問題が出てくると,いつもクスクス。コイツ真面目にやる気あんのかよ?と一瞬思いきや,何か問題が出てくる度に「悪い事やっているって意識はあるんですかっ!?」が口癖でございます。(もし私が同じ立場なら「あ~,すみません,これはやっぱり直して頂きたいんですけどね。ごめんなさいねー」と言います。)しかもウチの部長や課長に,「○○までに△△して下さい」「○○してもらないと困ります」というような感じのメールを平気で出してくるので,私はヒヤヒヤでございます。普通,よその職場のマネージャにそういう内容のメールを書く時は,私なら「○○までに△△して頂けると助かります」「○○して頂けないでしょうか?」という書き方をしますけどね。

私は同僚の女性の悪口は決して言わないと決めてたんですけどね。こりゃーちょっとねぇ~。実はこの頃ハリポタを思い出したり,「カッコー」を読む度に,Bさんの事を思い出して,そりゃー,おかしいんですよ。(Bさん私にこんな風に笑われていると知ったら,どう思うんでしょねー,きっと何とも思わないんですよね,この手の人は)

例の問題により,出荷が延びたので,「戦い」自体に決着が付いたわけではないのですが,この頃「AさんBさんはおかしな人達」と認めてくれる人がどんどん増え,私は結構気分がすっきりしたのでした。

というわけで,AさんBさんのような人は,会社という世界の中ではきっとそのうちソンすると思いますよ~。お勤めの皆さん,くれぐれも気をつけましょう。

HoME7 XXVI : The King of the Golden Hall (4)

2006-02-15 23:41:43 | Tolkien・HoME
本日は,HoME7巻最後です。しかし,実は最後の最後で,エオウィンまたはアラゴルン個人のファンの方,及び,何らかの理由(笑)でエオウィンの恋の行末に興味をお持ちの方にとっては,「非常に」興味深い話が出てきますよ。

クリストファーさんは,ここでちょっと視点を替え,トールキンさんが初期のローハンに何を描写しようとしていたのかを探ります。

まず,"second Master"がIsen川の戦いで亡くなり,お葬式の場面があるのですが,最初これは,セオデンの息子ではなく,Eoforedという赤の他人です。(しかし名前はセオドレドにだいぶ近いぞ(笑))エオウィンは,最初からエオメルの妹(姉妹)として登場しますが,セオデンの近くにはもう1人の女性,Idis(なんと,セオデンの娘だそうです),が仕えてます。しかしIdisにはセリフがなく,しかもガンダルフがセオデンのるすの間に誰が国をまとめるのかという質問に対しても,セオデンはエオウィンに任せようと思っていると言い,ガンダルフも「それはいい考えですな。」と答えるそうです。

そして,下書きが進むにつれ,Idisは次第に消えていきます。その代わり,エオウィンに関しては「皆が彼女を愛している。我々が留守の間は彼女をEorlingasの指導者にしよう。」と,最初から,そういう役割を考えていたのですね。

(クリストファーさんは,お父さんがIdisにどんな役割を与えたかったのか,何故王の娘がセリフもなく静かにしていて,従姉妹の影に隠れていなくてはならないのかは,謎だと言ってます)

一方,アラゴルンとエオウィンの出会いは,ますます重要性を増し,形を変えて参ります。初期の下書きでは,セオデンの「厄払い」が終ってエオウィンを見た後のアラゴルンは,「(エオウィンの消えた後の?)ドアをじーっと見ていて,他の事に注意を払わなかった。」とか,出発前のお食事で「アラゴルンは黙っていたが,目はエオウィンを追っていた。(→削除)」とか,エオウィンがワインを持ってきた時,"Long she looked upon Aragorn, and long he looked upon her."だったりとか,またこれが書き換えられ「彼女はアラゴルンの前で立ち止まり彼を見る,まるで今しかはっきり見れないかのように。アラゴルンは,彼女の顔を見る,目が合う。少しの間彼らはそのまま立ちつくし,彼が彼女からカップを取った時,『手』が触れ合う。(ここで,あれれ~?と思ったのは私だけか?(笑))"Hail Aragorn son of Arathorn!"と彼女は言う。」

トールキンさんの恋の場面の描写は,私はいつも,素直,直接的,情熱的だと私は思っているのですが,‥まあそれはいいとして,‥‥(笑)

そしてアラゴルンは,エオウィンに,もし生きて帰ったら,一緒に馬に乗っていこう,と,約束までしちゃいます。そして,最初の計画は,このようになっていました。

<メモ>
アラゴルンはエオメルの妹エオウィン(ローハンの女王?になっている)と結婚し,ゴンドールの王になる
ゴンドールでの祝宴,帰還の旅。彼らはロスロリアンを回って帰る(1番下参照)
</メモ>

ところが,アラゴルンとエオウィンの話は,またまた予想外の方向に展開します。

<メモ>
アラゴルンとエオウィンのラブストーリーは切ってしまおうか? アラゴルンは年取り過ぎ,威厳あり過ぎ,厳格過ぎ。エオウィンを,エオムンドの妹にして,いかめしい男まさりの女とするか?

もしそうなら,ガラドリエルのメッセージを変えねば。
おそらく,エオウィンは,セオデンを守る為か復讐の為に死ぬのがいいだろう。
</メモ>

しかし,お父さんはすぐに,「アラゴルンはエオウィンを本当に愛し,彼女の死後は誰とも結婚しなかった」と書き足したそうです。

ガラドリエルのメッセージとはこちらの最後にへたれ抄訳(笑)したものですが。実はその詩が「変えねば」と言ったその結果なのだそうです。

その2行目と3行目,

In the south under snow a green stone thou shalt see.
Look well, Elfstone! In the shadow of the dark stone


なのですが,このgreen stoneは,セオデンが持っていて,エオウィンが,In the shadow of the dark stoneに立っているという事だそうです。

ところで,上の,「彼らはロスロリアンを回って帰る」ですが,註にとても面白い事が書いてありました。

<メモ>
(ホビット達は)ナズグルがロスロリアンを破壊した事を聞く,ケレボルンは生き残りと逃げ,ガラドリエルは失われたか,隠れたか。それともロリアンはゆっくり失われる事にするか? そうだ,ガラドリエルはケレボルンと別れる。彼はこの世に残る。彼女はフロド(年取って?)に会う。(エルロンドは? いや,彼はまだ裂け谷だ)
</メモ>

この,HoME7巻最後は,いろいろ考えさせられるようなお話がありましたね。トールキンさんは,この時期から,アラゴルンとエオウィンではやっぱり合わないだろうと考えていたのですね。それと,エオウィンの身に試練が起きるという事も,早いうちから決められた事だったのですね。

そして,やはり,ガラドリエルとケレボルンは別れる事が決められていたんですね。。

さて,次の予定ですが,実は今,仕事がギンギンに大変な事になっていて,もう1冊読んでいる本がなかなか進まないので,ちょっとの間,そちらを優先にしようかなあと思います。そして余裕が出てきたら7巻の感想を書こうと思います。おそらく,8巻を始められるのはそんなに先ではない,と,思います。

HoME7 XXVI : The King of the Golden Hall (3)

2006-02-14 23:25:36 | Tolkien・HoME
アラゴルンは,セオデンの居城に入るなり,hanging(天井からぶら下がっているペナントのような布→外国にはよくありますが,日本語では何て言うんでしょうかね? 掛軸?何か違うなあ)を見て,「見よ! Eorl the Youngだ。彼はこうして北へ出馬して,ゴルゴロスの戦いに臨んだんだな。」‥クリストファーさんは,当時お父さんは,ローハンの騎士達もギル=ガラドと一緒にサウロンと戦ったという事にしているのかな?と言っております。(時代的にちょっとキツイような気もしますが)

初期の,セオデンとの出会い,の下書きです。どうやらこの時点で蛇の舌が出てきたのでは?という事。

<本文>
ホールの向こう側には,階段が3段ついた高座があります。そしてその真ん中に大きな玉座があります。そこにはほとんどドワーフかと見間違える位にかがんだ男が座っていました。彼の白い髪は肩まで(編まれ?←ひぇ)長い髭は膝まで伸びています。しかし彼の眼光は遠くからでも鋭いものでした。彼の足元には(年老いて←削除)萎れた青白い男が座っていました。
</本文>

おや,最初はギムリがガンダルフの足元に座っていましたよね? そこから思い付きですか? LOTRで最も奥が深い悪役とも言われるキャラクタの1人が。。。

余談ですが,蛇の舌,と言えば,ブラッド・ドゥーリフですが,新人時代の「カッコーの巣の上で」のBilly Bibbitが見事でしたよ。ヌードまで披露しております。いや,ヌードのせいではありませんけど‥(笑)一見の価値アリです。

で,セオデンの後ろには何故か美しい女性が「2人」。(彼女達の名前はIdisとエオウィンだったそうですよ) ただ,初期の蛇の舌は,まだセオデンに余計な口添えをせず,セオデンが自分でガンダルフを罵ったりしていたようです。そして,正式版にあるように,ガンダルフが蛇の舌に勝つと,セオデンは2人の女性に支えられますが,彼は2人に「下がってよい」と言います。その時,一瞬,エオウィン(たいへん美しく,細い)とアラゴルンが見つめ合います。

当時蛇の舌の本当の名前はグリマでなくFranaだったそうです。で,この名前は正式版直前まで続いたとか。

以下の下書きはガンダルフがセオデンにそっと耳打ちした話です。

<本文>
ガンダルフはこっそりと(でも周りは聞き耳を立てていたそうな(笑))セオデンに,サウロンやエルロンドや9人の仲間の事(ガンダルフはボロミアの事をprince of Gondorと言ってます)やガラドリエルの事,そして2人が"heart of menace"へ言ったんじゃよ!と話します。
</本文>

さらに下書きは進み,

<本文>
‥彼は9人の仲間の話をして,モリアに到達。するとセオデンは「ではエオメルの聞いた噂というのは,間違いではなかったか。」アラゴルンは「そう,本当に。我々も昨日の朝まではガンダルフは死んだと思っていましたよ。今でも彼は何が起きたのか話してくれてませんでした。話してくれると嬉しいです。」

するとガンダルフ「いや,そろそろ昼じゃ。」
</本文>

以下は,簡単なアウトラインです。

<メモ>
エオメルが帰ってくる。"Wes thu Theoden hal." 彼はセオデンの具合がよくなったのを見て喜ぶ。
ガンダルフは話を続ける。
セオデンは皆に留まるよう言うが,ガンダルフは食べ物だけでいいと言う。セオデンは皆を秘密の山へ避難させなくてはならない。
</メモ>

HoME7 XXVI : The King of the Golden Hall (2)

2006-02-14 07:48:48 | Tolkien・HoME
‥しかし,もちろん,結局ガンダルフとギムリもアラゴルン,レゴラスと一緒にローハンに入る事になり,一緒に,ローハンの騎士達にいろいろ尋問される事になり,修正されました。そしてその修正版には,映画ではセオデンの名調子で有名になったあの詩,原作ではアラゴルンなのですが,Where now the horse and the rider?,‥が初めて挿入されたそうです。(ちなみにその詩は,元々は"The Wanderer"という古い英語の(イングランドの?という意味かも)詩から来たのだそうです。)そして,最初は"Eorl the Old"だったのが,"Eorl the Young"に改められ,彼の馬Felarofがローハンの馬の父となった,という話も入ります。ただ,蛇の舌はまだ相変わらず登場しないようですし,もちろんセオデンの疑い等も入っておりません。

また,正式版と違い,エオメルは,アラゴルンの一行に会って以来1度もEodorasに戻らず,使者を通してセオデンの命を受け,西へ戦いに向かったのだそうです。(ちょっと混乱してしまいますが,原作正式版は,映画とは違って,エオメルは一旦エドラスに戻っています→やっぱ,「PBはTTTの台本作成前にHoME読んだ疑惑」がますます深まりますね(笑))

「凸凹トリオブツブツ事件」(笑)のセオデンの居城の入り口について,初期の下書きは,こんな感じです。

<本文>
セオデンの居城の前には,屋根付きの玄関があり,そこには金で塗られた彫刻の施された頑丈な木の柱が立っています。ドアも木製で,いろいろな獣や鳥のような彫刻があり,目に宝石,爪には黄金がはめられていました。
</本文>

これは映画のイメージと割と合っているなあと思っていたら,実はなんと,清書版,正式版には外観については述べられていないのだそうです。え?ホント? 確認確認。。。ホントだ! 建物自体の外観については,ちらっと語られているんですけどね,この玄関についての記述は見当たりません。

(それでは「PBはHoME読んだ疑惑」は間違いなさそうですね(笑))

One Flew over the Cuckoo's Nest (122-139)

2006-02-12 23:12:22 | BookClub
Public Relationが町の住人を案内する。彼らはChiefをまるで虫のように扱う。Chiefはふと昔彼が持ってきた絵(山の中で男がフライフィッシングをしている)を見て,この病院にはこんなにリラックスできる場所はないと思う。

Chiefは,McMurphyはどうして「fog machine」に気付かないのか,どうして皆が安全でいられる場所から引っ張り出そうとするのか理解できない。

冷凍の心臓や腎臓や脳みそがシュートを滑る音がする。誰かが自殺したらしい。彼はトイレで急所を切り,倒れるまで周りが気付かなかったそうだ。

Chiefによれば病院の空気は「fog machine」で満ちている。
そのテーブルは十字架の形をしている。その上にはたくさんの殺された人々が印刷されている。技師は脇のコントローラのダイアルからChiefを見て、「待てよ。このデカイ奴か、助けを頼むよ。怖いから」Chiefは、かつてはできるだけ(自分の意識に)深入りしないように努めていた。しかし、彼らは「霧」をどんどん深くし、いくらあがいても月に2、3回はドアの前に立つことになり、自分を見失わないようにするのは難しくなってきた。

そのうち、「霧」がかかっても、おとなしくしていれば、ドアの前に連れて行かずに済む事もわかってきた。ただ、見失うのが怖くてどうしてもわめいてしまう事も度々あるが。。

この頃彼らはますますそれをよくやる。どうもMcMurphyを牽制しているように見える。彼は既にCheswickとHardingを刺激していた。Chiefは、Ratchedがドクターに電話で、McMurphyが他の患者に与える影響を危惧して相談しているのを聞く。彼女は何か企んでいるようだ。それで最近「霧」をかけてるのか。「Disturbed」に送るのではないだろうか?

この頃。Chiefにとって,「霧」はとても深い。

ミーティングでは,Billy Bibbitが何故どもるようになったのかを議論している。Billyはいつも以上にひどくどもっている。

Chiefは,ふとCoronel Mattersonを見る。「アメリカは,梅,桃,すいか‥,メキシコは,くるみ‥」彼はいつもそんな事を言っているのだが、今日はついにChiefは彼の言う事を理解した。そうだメキシコはくるみに見える、君は皆の言うほどの気違いではない、と叫びたかったが、「霧」が喉の動きを邪魔する。

Chiefは今度はPeteを見る。彼はまるで霧がないかのように見える。彼はChiefに"I'm tired."と言った事がある。そんな彼も40年間生き延びてきた。

ここでBillyの話へ戻る。Billyにはどうやら結婚を申し込んだ位の彼女がいたらしいが,そのプロポーズにしくじったそうだ。(それがどもりの原因?) Chiefは,それじゃあ,誰も君を助けてあげられないよ,と思う。

何か,皆のサイン,"I'm tired."とか,"I'm scared."とかは,ポートランドのヒスパニック系アコーディオン奏者か何かが首からぶらさげているサインのように見えてくる。

Chiefは,かつてパパと狩りをした時の事を思い出す。パパは何度も鹿を撃ち損じる。Chiefが鹿を仕留める。彼はパパの腕が落ちた事に驚く。

他に問題はありませんか?とのMiss Ratchedの声に「実は1つあるんですけど~」McMurphyだ。「ちょっと前に投票の話をしたのを覚えてるか? テレビの事だ。今日は金曜だ。」「このミーティングは治療の場です。小さな不平不満がどうこうという場所では‥」

McMurphyはわかっていると,話を進めようとするが「ちょっとお待ちなさい。McMurphyさん,その前に皆さんにちょっとお聞きしたいのですが,彼はちょっと自己本位に皆さんを巻き込み過ぎではありませんか? もしかしたら他の病棟へ移って頂いた方がいいとは思いませんか?」

しかし,Scanlonが反発。「たかが投票位で『Disturbed』に送る必要があるんかい。」Cheswickも「投票させろ」

(さてまた,映画の場面に戻って参りました)

投票は、挙手によって行う事になった。最初は少しずつ、やがて全員上げた。テレビの為ではない。Miss Ratchedに対する反抗心からだ。(と、Chiefは思う)看護婦は焦っている。しかし彼女は「投票は終わりです。あなたの負けです。」「何故だ?20人全員手を上げているぞ。」この病棟には40人います。」ちょっと怒りだしたMcMurphyについてMiss Ratchedは「ドクター、McMurphyさんは取り乱してます。メモをお願いします。」(うわっ、きっつ~! このセリフは思わずこっちがメモ取ってしまいました)

投票は終わりです、と言うRatched看護婦に対し、McMurphyはChronicの方へ駆け寄ります。若いRucklyとEllisに、野球見たくないか?!と必死に聞きます。そしてPete(I'm tired.) Colonel、そしてChiefの所へ‥‥。

(映画ではChiefの心ははっきり描写されませんが)Chiefは霧を精一杯振り払い、Ratchedへの恐怖を振り払い、「不本意ながら」手を挙げる。
「投票は終わっています。」看護婦は相変わらず微笑んでいた(私に言わせりゃ「へらへら」)が、後ろを向いた首筋は赤くなっていた。

掃除の時間、McMurphyは堂々とテレビを見出す。これに仰天したRatchedは急いで電源を落とす。しかしMcMurphyはこれを無視して、テレビの前に座ったまま。それを見てRatchedはかんかんになって怒り出す。彼女はさらに厳しく警告する(脅す)が、今度はこれを聞いてHardingが椅子を引いて参加。彼女はさらに怒るが、患者達は次々とその行為に参加。

最後の文が超面白いので、またメモ。
If somebody'd of come in and took a look, men watching a blank TV, a fifty-year old woman hollering and squealing at the back of their heads about discipline and order and recriminations, they'd of thought the whole bunch was crazy as loons.
それにしても、何?!このRatchedって女はっ!


Run!Run!Run!