ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME7 XXV : The Story Foreseen From Fangorn (1)

2006-02-07 23:54:19 | Tolkien・HoME
さてさて,またまたお楽しみの「The Story Foreseen」シリーズです。(笑) クリストファーさんは,2つの「興味深い」お話を用意しているようです。

<メモ>
ガンダルフ,アラゴルン,レゴラスはEodorasに1月31日に到着。(メリーとピピンはエント達とアイゼンガルドへ)彼らはセオデンの広間へ。セオデンは疑わしげに「トラブルのお触れ役」ガンダルフを迎える。実は飛蔭が北へ走った事や,ガンダルフの「死」の知らせは既に伝わっており,セオデンは「期待し過ぎた。(←これは皮肉です) 今ガンダルフは戻り,悪い知らせが付いてきた。」
</メモ>

これを背景に,このような下書きが。。

<メモ>
West Emnetで,オークの侵略に対する戦い。ここはローハン側に損失はなかったが,続いてアイゼンガルドのオーク達と,Middlemarchの人間達(サルマンに支配されている)が攻め込むというニュースが来る。セオデンは,長く持ちこたえるのは難しいと言う。さらにミナス・ティリスは,RhunやHaradwaithの脅威にさらされている。ミナス・ティリスから使者が来ているが,応えられない状況だ。
</メモ>

さらに,セオデンは嘆きます。

<メモ>
ローハンには終わりの日が近づいた。Bryttaの息子ブレゴ(後でEoforの息子Eorlに変更)によって建てられたこの広間も長くは続かぬだろう。この椅子も炎に包まれるだろう。何ができると言うのだ。

ガンダルフは,以下のように言います。できる事は1つ1つ成し遂げ,後ろは向かない事です,と言う。サルマンを攻撃しましょう。もし幸運があれば,東へ向かいましょう。
</メモ>

う~ん,残念ですが,今日はここで時間切れ。

HoME7 XXIV : The White Rider (3)

2006-02-07 23:52:57 | Tolkien・HoME
ガンダルフのバルログとの戦い,及びグワイヒアによる救助の模様を最初に語った下書きは,こんな感じです。

<メモ>
ガンダルフは全てを話すのは断る。彼はバルログとの戦い,火(水?)を通り抜けた話をする。彼はバルログを追って秘密の通路を通り,ドゥリンの塔のてっぺんへ。そこで稲妻や閃光の飛び散るような戦いを繰り広げる。ついにガンダルフは勝利するが,塔は粉々に崩れ,秘密の通路は塞がれる。ガンダルフは山の頂上に取り残される。そこへグワイヒアが救助に来る。ガラドリエルが彼に白い衣を与える。ガンダルフは山の頂上にいる間,いろいろな物を見る―モルドールとか。
</メモ>

映画だけ見ているとわかりませんが(いや実は,PJが難しすぎるのでヤメタと特典ディスクの中で語っていたのですが(笑)),バルログは冷えるとスライム状になるんですね。それについても,既にこの時の下書きに描写されているそうです。

ドゥリンの橋の下の深さが一体どの位あったのか,ガンダルフとギムリはこんな会話をしています。
「ドゥリンの橋の下の深さを測った事はないじゃろな。」
「そう思いますか? 測った事はあると思うのですが。(しかし)底まで到達したおもりはなかった。実際,そこから何かを落としたら最後だった。」

ある下書きには,ガンダルフはバルログのかかとを掴んだ時,「そいつに猟犬のように噛み付いて,毒を楽しんだよ。」(汗;) 

そして,ガンダルフがガラドリエルからアラゴルンとレゴラスにもらったメッセージは,正式版とかなり違うそうです。

<本文>
私の緑の石の持ち主のElfstoneさん,南の国の石の下であなたは緑の石を見ます。よく見なさい!Elfstone!影の中の闇の王座を。そこにあなたを長い間待っていた時間があります。
エルフの弓を持ったGreenleafさん,闇の森から遠く離れた場所に木が育っています。最後にあなたが放った矢,不思議な木々の下を行きなさい。
</本文>

Run!Run!Run!