ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Half-Blood Princeとは誰かを推測するその5

2004-08-30 23:30:44 | ハリポタ6巻
***HBP推測ネタバレ,OOPネタバレ要注意!***
以前こちらでSnape先生の名前の秘密について語りましたが,実はここからある事を思いつきました。
ここからは,完全推測なので(って,いつもアテにならない推測ばっかりですみません)信用しないで下さいね。
例えば,Snape先生の親は,お父さんはMuggleのEvansさんと,お母さんは魔女のSnapeさんで,両親はその後離婚したんじゃあないかな? そして彼はEvans,Spapeそれぞれ使える2つの名前を持っていた。そして,Hogwartsに入る時はSnape姓で入った。。。。
これって,もしかするともしかするともしかすると。。。HBPとは彼の事かもしれない!


POA CD:Poppy Pomfrey

2004-08-30 23:20:35 | ハリポタ3巻
***OOP間接的なネタバレあり***
突然停止するHogwarts特急。Dementor登場シーンです。この時,それまで寝ていたLupin先生が突然起き出し,Dementorを追っ払ってくれます。(ところでLupin先生のPatronusは何なんだろう?)Harryだけが気を失って彼自身はとても恥ずかしい思いをします。

列車はHogsmeade駅に到着。私の記憶が曖昧で確信がありませんが,終着駅がHogsmeadeだったとはここで初めて聞いたような? ここから2年生以上は「見えない馬」が引く馬車に乗って学校へ。9月1日なのに既にicy coldという記述が東京との気候の違いを感じますね。

HarryとHermioneは,McGonagall先生に捕まります。Harryはもう大丈夫だと言いますが,無理矢理Madam Pomfreyにチョコレートを食べさせれます。この時McGonagall先生がMadam PomfreyをPoppyと呼ぶのが聞こえます。poppyとはケシの花の事。大変かわいい花ですが,阿片の材料でもあります。ところで医学的には阿片の主な役割というのは,痛み止め,だそう。。という話を聞いて,突然,Hogwartsのmatronの名前がPoppyという事の意味がわかりました。

次の日,続々と新しい授業が始まります。Dementorの事でHarryをバカにするMalfoyですが,F&GがMalfoyも怖がってたぜ,と,バラします。Harry,Ron,Hermioneは,Divinationの授業に向かう途中でSir Cadoganに遭遇。ちょっとCDではSir Cadoganのセリフは聞き取れなかった~(笑)Divinationの部屋は‥,9月なのに締め切った部屋に暖炉。むせ返るような香水の香り,う~~ん私ににはそれだけでニガテそう‥‥。Hermioneは,この授業が本を頼りにしないと言う事にショックを受けます。(これって彼女の将来の職業の何らかの暗示かも)Trelawny先生は,Harryが死ぬと予言

次の時間,McGonagall先生は,皆の様子がおかしいのでいぶかしがりますが,Trelawny先生のHarryに関する予言を聞いて,それは毎年の事と言います。この時,McGonagall先生は,
True seers are very rare, and Professor Trelawny ....

これを聞いて私は思わず"Ooooops!"(爆)
それもおかしいですが,Muggle一家育ちのHarryとHermioneが,魔法使い一家育ちのRonの心配をよそに,"Grim"をあまり気にしてない所がいいですね~。(魔法使いというのは,たまに古すぎて理不尽な事もあるなあと,Muggleの私は思うわけです)

次は"Professor Hagrid"の初授業。この原作のBuckbeak飛行のシーンが,映画POAで1番好きなシーンになるとは,‥‥想像もしてませんでした!


POA映画に「偶然」表れた将来の伏線とは

2004-08-30 23:08:10 | ハリポタ3巻
JKRはPOA映画の中に,偶然将来の話の伏線が入っていると言っているようですが,これは原作にはないシーンという事ですね。と言うと‥‥

そう言えば,映画では初日の夜に男の子達はネクタイを頭につけてドンチャン騒ぎしてましたね。私は頭ネクタイっててっきり日本のオヤジのオリジナルかと思っていたけど,世界的にみんなやっているんですね(爆)これが将来の伏線か???

それともう1つ,気になったシーンがあります。

Lupin先生のLilyに関するコメント,正直言って,これはちょっとドキッとしましたよ。あたかも昔の恋人のようで。確か彼女は人の優れた所を見つけるのが得意だったとか言ってましたよね。
そう言えば,7巻でLilyに関する大きな暴露があると聞いているのですが,もしかして‥‥‥? Lupin先生が再び大活躍するのは7巻とも聞いてますし。。。
ところで,5巻での,若き日のSnapeつるし上げ事件での,Jamesって,かなり嫌な奴ですよね。Lilyがこんな奴と結婚したのは,結局はJamesの「優れた所を見つけた」からなんでしょうが,それにしても,そうなるまでに何らかの紆余曲折があったと考える方が自然ではありませんか。
実はLupin先生についてはかねてから少々引っ掛る所もあります。これって果たして今後の話の展開に関係あるのかどうかわかりませんが。。。
例のPotter家襲撃事件の日の事なんですが,‥‥SiriusとPeterの行動は3巻で明らかになりましたが,実はLupin先生だけがその日何をしていたのか,明らかになってません。



映画の「王たちの柱」

2004-08-30 22:50:35 | Tolkien・おたのしみ
私は最初映画でこれを見て,原作ではイシルドゥアとアナリオンの兄弟王の像の事と知った時,2人の兄弟の王という事から,まずこれは2つの対等な立場の王国を意味する事,つまり,ゴンドールとアルノール,南方と北方に存在した2つの王国,あるいは,ゴンドールとローハン,‥ゴンドールの執政とローハンの関係とか,アラゴルンとセオデンまたはエオメルの関係などを象徴する事,もしくはエルフの王国とドワーフの王国も意味するかもしれないし,2人の支配者という意味でなら,王と執政,それは昔のゴンドールの王と執政であったり,アラゴルンとデネソール,ボロミア,ファラミアのそれぞれの関係を象徴する事,兄弟の意味から,ボロミアとファラミア,あるいは,エオメルとエオウィンを象徴する,‥‥という,本当にいろいろな意味があるんだなあと思いました。
また,映画の中で,これを見た時ボロミアがにっこりして,彼が最後にアラゴルンに"my brother"と言ったのは,この像達に引っ掛けたんだなあ,と思いました。また,メリーとピピンが素直に嬉しそうに感動したのに対して,フロドとサムの反応がややイマイチ(実はその頃フロドは1人で行くかどうか迷い,サムはそれを心配していたのでそういう表情になっちゃったんですが)だった事が,この後のホビット達のそれぞれの,この冒険談の中だけに留まらず,将来に渡ってまでの,この像の象徴する者(物)との関わりを示しているんだ,と納得。また,兄の国の王の末裔が,弟の国の執政の次男から王冠を返してもらう,という設定も凝っているなあ,と思い,いや~~これは本当によくできているなあ~~と,感動したものでした。

しかし,最近,映画設定では,アナリオンもアルノール王国も存在しなかった事になっていると言われ,あの像も映画の中では,イシルドゥアとアナリオンの兄弟ではなく,エレンディルとイシルドゥアの親子だという説があると聞きます。
もしそうだとしたら,あの像は,上に書いたような意味は一切持ってない事となり,私の感動は一体何だったんだろう??と思う今日この頃,です。。。

ROTK読書:ミサイル?

2004-08-30 22:44:02 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 4: The Siege of Gondor続き
いよいよミナス・ティリスが包囲されていきますが,どうせ映画と原作では違うだろうと思い,原作をしっかり観察しようと思います。敵はまずランマス・エホールを壊し,周囲にミナス・ティリス側からは邪魔されない所に堀を作っていきます。そして"missile"登場。え? この時代にミサイル? 辞書を引いたら,ミサイルというのは,元々は飛び道具の意味でした。(汗) これを見たゴンドールの兵は,ミナス・ティリスの城壁はオルサンクの物と同じで頑丈なので壊れっこないと笑います。ところが,この「ミサイル」は優秀で,城壁を越えて第一環状区の建物を直接攻撃,建物はなすすべもなく破壊されます。最後のこの部分だけ映画に出てきましたね。
次に敵は何かもうちょっと小さい物を放り込んで来ました。これはなんと!人の頭!
あーこれも映画にありますね。しかし,その頭は‥,これは書かないでおきます。実はここはおそらくトールキンさんの全作品中でも1番と思われる位な恐ろしい記述でした。(汗)
ここで場面は白の塔へ。すっかりモチベーションを失ったデネソール侯です。つい先日の恐ろしい親子問答はどこへやら,
I sent my son forth, unthanked, unblessed, out into needless peril

これ映画で言って欲しかったですね。
彼はピピンをお役目免除すると言い出しますが,ピピンは,
I do not wish to be released while you live. And if they come at last to the Citadel, I hope to be here and stand beside you and earn perhaps the arms that you have given me.

これピピンの好きなセリフなのですが,これも映画では言ってもらえませんでした。

執政様はそこでピピンをつまみ出したりせず,"servants"を呼んで来いと言い,ファラミアを運び出すのに同行する事を許します。
ところで前から不思議に思っていたのですが,"servants"ってどんな人達なのでしょう? ピピンやベレゴンドとははっきり区別されていますね。強そうで見た目のよい人達のようですので,もしかして,もしかして‥‥,お小姓さん?

と,ここで,トールキンさんが,ちょっと不思議な事を‥,ファラミアを暖かい布団でくるんで運び出すんですね。しかも刺激を与えないように"servants"にゆっくり運ばせる。私はファラミアびいきなんですが,それでもこの破格の扱いにはちょっと微笑んでしまいました‥‥。よく読んでみると,実は他のキャラに対しても同様の扱いをしてます。ボロミアにはアラゴルンからのたっぷりの愛情を注いだ後で(笑)大事に水葬にした事でもわかりますが,それぞれのキャラクタに対するトールキンさんの愛情を感じたシーンでした。

Run!Run!Run!