私は最初映画でこれを見て,原作ではイシルドゥアとアナリオンの兄弟王の像の事と知った時,2人の兄弟の王という事から,まずこれは2つの対等な立場の王国を意味する事,つまり,ゴンドールとアルノール,南方と北方に存在した2つの王国,あるいは,ゴンドールとローハン,‥ゴンドールの執政とローハンの関係とか,アラゴルンとセオデンまたはエオメルの関係などを象徴する事,もしくはエルフの王国とドワーフの王国も意味するかもしれないし,2人の支配者という意味でなら,王と執政,それは昔のゴンドールの王と執政であったり,アラゴルンとデネソール,ボロミア,ファラミアのそれぞれの関係を象徴する事,兄弟の意味から,ボロミアとファラミア,あるいは,エオメルとエオウィンを象徴する,‥‥という,本当にいろいろな意味があるんだなあと思いました。
また,映画の中で,これを見た時ボロミアがにっこりして,彼が最後にアラゴルンに"my brother"と言ったのは,この像達に引っ掛けたんだなあ,と思いました。また,メリーとピピンが素直に嬉しそうに感動したのに対して,フロドとサムの反応がややイマイチ(実はその頃フロドは1人で行くかどうか迷い,サムはそれを心配していたのでそういう表情になっちゃったんですが)だった事が,この後のホビット達のそれぞれの,この冒険談の中だけに留まらず,将来に渡ってまでの,この像の象徴する者(物)との関わりを示しているんだ,と納得。また,兄の国の王の末裔が,弟の国の執政の次男から王冠を返してもらう,という設定も凝っているなあ,と思い,いや~~これは本当によくできているなあ~~と,感動したものでした。
しかし,最近,映画設定では,アナリオンもアルノール王国も存在しなかった事になっていると言われ,あの像も映画の中では,イシルドゥアとアナリオンの兄弟ではなく,エレンディルとイシルドゥアの親子だという説があると聞きます。
もしそうだとしたら,あの像は,上に書いたような意味は一切持ってない事となり,私の感動は一体何だったんだろう??と思う今日この頃,です。。。
また,映画の中で,これを見た時ボロミアがにっこりして,彼が最後にアラゴルンに"my brother"と言ったのは,この像達に引っ掛けたんだなあ,と思いました。また,メリーとピピンが素直に嬉しそうに感動したのに対して,フロドとサムの反応がややイマイチ(実はその頃フロドは1人で行くかどうか迷い,サムはそれを心配していたのでそういう表情になっちゃったんですが)だった事が,この後のホビット達のそれぞれの,この冒険談の中だけに留まらず,将来に渡ってまでの,この像の象徴する者(物)との関わりを示しているんだ,と納得。また,兄の国の王の末裔が,弟の国の執政の次男から王冠を返してもらう,という設定も凝っているなあ,と思い,いや~~これは本当によくできているなあ~~と,感動したものでした。
しかし,最近,映画設定では,アナリオンもアルノール王国も存在しなかった事になっていると言われ,あの像も映画の中では,イシルドゥアとアナリオンの兄弟ではなく,エレンディルとイシルドゥアの親子だという説があると聞きます。
もしそうだとしたら,あの像は,上に書いたような意味は一切持ってない事となり,私の感動は一体何だったんだろう??と思う今日この頃,です。。。