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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

都立三鷹高校土肥校長 都教委の醜態を暴露

2008年10月07日 | 暴走する都教委
 【金曜アンテナ】
 ◎ 都立三鷹高校土肥校長 都教委の醜態を暴露


 東京・吉祥寺で9月27日、集会「学校に言論の自由を求めて!」が行なわれた。定員350人の会場は人であふれ、入場できなかった人を含めて700人以上が集まった。
 東京都教育委員会の通知「職員会議での挙手・採決の禁止」に異議を唱え、公開討論を求めている都立三鷹高校の土肥信雄校長は、意見表明の動機を次のように語った。
 「昨今の都教委の施策によって、基本的人権の要である言論の自由が失われつつある。都教委は校長が何でも言うことを聞くと考え、(理不尽な)圧力をかけ続けている。誰かがそれを指摘してやめさせなければ恐ろしい社会になってしまう、と思ったのです」
 同校長は、都教委のあり方を批判したり、理不尽な要求に異議を唱えるなどして、ここ数年で20回くらい事情聴取を受けたという。
 土肥校長は、式典での教職員に対する職務命令にしても、業績評価にしても、「都教委の言う『校長の責任と権限』はタテマエにすぎない」とし、「ウソじゃないですか!」と会場の皆に訴えた。
 「挙手・採決の禁止」通知についても、教職員を「何を言っても無駄」という考えにし、生徒にも悪影響を及ぼす危険性がある、と訴えた。

 その後、土肥校長を交えてパネルディスカッションが行なわれた。
 教育評論家の尾木直樹氏は、「都教委の行なっているこのバカげた現状を、多くの人に知らせることが重要だ」と訴えた。
 藤田英典・国際基督教大学教授は、「都教委のこういったやり方で教育が豊かになるのか疑問だ」と語った。
 西原博史・早稲田大学教授と漫画家の石坂啓氏も、都教委のあり方を批判した。
 コーディネーターを務めた岡本厚・『世界』編集長は、「土肥校長を孤立させないことが大切だ」と締めくくった。
(星徹・ルポライター)

『週刊金曜日』(2008/10/3)
http://www.kinyobi.co.jp/pages/vol721/antena

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