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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

土肥校長9.27付文書

2008年10月08日 | 暴走する都教委
 ▼ 文書での意見表明

「9.27集会から」 《撮影:平田 泉》

 東京都教育委員会 殿

 今回、8月27日の貴委員会において、貴委員会に対して親展の形で私の意見を表明することを許可して下さり、本当に有難うございます。本文にも述べてありますが、教育庁経由の場合、本当に貴委員会の回答が返ってくるか不安がありました。教育庁が述べたとおり、7月18日と8月19日の2回、貴委員会に対し意見表明を文書で行っても良いという回答を得ましたが、上述したような不安があり、意見を表明する文書は提出しませんでした。
 実は6月12日の貴委員会において竹花委員が私のことについて質問されて以後、2回にわたり事情聴取を受けました。初めは6月12日教育委員会の開かれた当日の午後、聴取者は小枝氏、石川氏、守屋氏、北内氏の四人です。二回目は記者会見をした後の8月13日、古川氏、小枝氏、石川氏、萩原氏の四人です。その中で挙手採決の禁止の撤回要求は、他の様々な言論弾圧が事実として教育庁によって行われていることも大きな原因であることを教育庁の事情聴取で話しました。そのことを、教育庁は教育委員の皆さんに報告したのでしょうか。もし報告したとすれば、8月28日の教育委員会で、再度竹花氏が私のことについて質問しないのではないかと私は思いました。(だから私は不安なのです)

 また、本文の他に、資料を3枚同封させていただきました。(8月4日の要請書、8月19日の教育庁からの回答・資料(1)、8月22日配布した報道各社殿)その中の8月19日の教育庁の口頭による回答は、貴委員会の委員の方たちは知っておられたのでしょうか。ぜひお聞かせ願いたいと思います。私は、すべて教育庁どまりで教育委員の皆さんには伝わってないような気がしてなりません。しかも、8月21日小枝氏に、教育委員の皆さんはこれら一連のことを知っているのですかと尋ねたところ、8月25日に、「現段階ではお答えできません」との回答があり、ますます教育庁に対し不信感を持ったのです。普通ならば6月12日に竹花氏が質問しているわけですから、事情聴取で私から聞いた内容を含め、この一連の出来事を報告するのが当然だと思います。
 このようなことがあったため、教育庁経由で貴委員会に文書を提出することを不安に思い、文書の提出を躊躇していたのです。
 今回は親展の形であり、躊躇なく意見を表明いたしました。

平成20年(2008年)9月27日
東京都立三鷹高等学校 校長  土肥信雄



※ 『学校に自由の風を!』HP
http://comcom.jca.apc.org/freedom/siryou/siryou_080927.html

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