パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

3・22ブラウス裁判判決

2006年03月17日 | 日の丸・君が代関連ニュース
渡辺厚子さん 大泉ブラウス裁判 判決!
 日時:3月22日(水)
 場所:東京地裁710号法廷
判決後、報告集会。弁護士会館10階。


「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会の通信『ほっととーく №39』の記事。

何を言っても許される、
 米長氏に良心はないのか!

 2月11日は戦前・戦中.「紀元節」と呼ばれていたことは中年以上の皆様はご存知のことです。この日が「わが国」の建国の日であるなどということには、歴史の上では、一片の真実もありません。でも今の時代に、このことをはっきり言うにはちょっぴり勇気がいるかもしれません。本当に無気味なことになってきました。
 新聞報道によると、この日、教員、保護者ら約270名が参加して、東京都教育研究連盟(都教連)の結成大会が開かれました。教職員団体「全日本教職員連盟」(全日教連)の傘下に入り「信頼と誇りある教育の復活」をスローガンに掲げるそうです。
 2月14日、私たち「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会は、結成大会で講演をした米長邦雄氏と東京都教育委員会宛ての以下の抗議文を都教委に持っていきました。

                   抗議文
 2006年2月11日、港区赤坂において東京都教育研究連盟の結成集会が開かれました。当日、東京都教育委員の米長邦雄氏が講演し、「従軍慰安嫌や南京大虐殺はでっちあげ。間違った歴史教育のために父母や祖父母を尊敬できない気持ちが生まれ、日本の若者がだめになった」などと話したことが報道されています。
 教育委員という重責ある立場の米長氏が、歴史的事実である"従軍慰安婦""南京大虐殺"を「でっちあげ」と公言されたことに私達はただただあきれるばかりです。当日、会長としてあいさつをされた長沢直臣・都立日比谷高校校長の言う「教育現場に特定のイデオロギーを持ち込」むこととは、まさに米長氏の発言をこそ言うのです。
 米長氏は自らの「でっちあげ」発言によって、中国、韓国・朝鮮をはじめとするアジア、欧州各地のたくさんの人々が心を痛めることになることに思いを及ぼすべきです。
 私達は歴史教育は真実を語るものでなければならないと考えています。事実を故意に歪曲し「でっちあげ」とうそぶくことは許されることではありません。ましてや広い見識を要求される教育委員の米長邦雄氏が公言されたことは重大な問題です。
 私達は教育委員の米長邦雄氏が"従軍慰安婦""南京大虐殺"を「でっちあげ」と公言されたことに強く抗議し、この発言を公に撒回されることを要求します。
 また、米長邦雄氏とともに東京都教育委員会は、公に謝罪し社会的責任をとることを要求いたします。


 2月16日の人事委員会審理(卒⑧グループ)の傍聴席の真ん中に座った黒背広2名は極めて異様な雰囲気を漂わせていた。不審に思った被処分者の会が、尋ねたところ、全日教連の男たちであることがわかった。
 その後、他のグループの審理にも傍聴に来ていることが確認された。オーストリアの首都ウィーンの州裁判所は、2月20日、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を否定する発言をした罪に問われた英国の歴史学者デビッド・アービング被告(67歳)に禁固3年を言い渡した。同国では、ホロコーストを否定する言論は法律で禁じられているという。(06年2月21日朝日夕刊)
*05年10月旧の文科省発表では、教職員団体の組織率は、47.5%(日教組29.5%、全教7.3%、全日教連2.3%)である。(田中)

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1 コメント

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Unknown (ahosidai)
2006-03-17 00:59:40
言論の自由を高らかに歌い上げる方々が、オーストリアの言論弾圧を称揚するとは、一体どうなさったのですか?
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