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滋賀では県教委だけが未だ教科書採択を非公開「密室審議」

2018年11月20日 | こども危機
 ◆ 《Change.org》滋賀県教委における教科書採択の会議を公開してください!
   発信者:木村  幸雄 宛先:子どもと教科書 市民・保護者の会


 滋賀県教育委員会教育長 青木 洋  様

 (請願項目)
 貴教育委員会における教科書採択を公開し、傍聴人を採択会議に参加させて議論すること。
 趣旨
 私たちは、より良い教科書が滋賀の子どもたちに届けられるよう願っています。本来教科書は、各学校現場における子どもの状況に応じて、各学校ないしは現場教員によって選定されることが、教育上必要と考えられ、欧米等における公教育の現場では、そのような選定・採択が行われているところが多いようです。しかし、日本では、公立学校で使用する教科書の採択権限は教育委員会にあるとされています。
 そうであれば、教育行政機関としての教育委員会において、どのような理由で、またどのような経過で教科書選定・採択が行われるかは、保護者や教員・市民等にとって大きな関心事です。
 そのため、採択にいたる選定過程を含めて高い透明性が求められます。また、教科書の購入を含めてすべて税金で賄われていることから、その採択が入札行為と同様である点からも透明性は不可欠です。
 また、教科書採択は公正でなければなりませんが、教科書採択を公開することによってその公平性を担保できるものと考えます。
 しかし、これまで滋賀県教育委員会においては、この教科書採択は非公開で審議されてきています。
 市町の教科書採択は、以前は非公開でしたが、現在ではすべて公開され傍聴人の前で議論が行われて採択されていることと比べると、いわば「密室審議」と言わざるを得ません。
 文科省「開かれた教科書採択」を求めている中で、滋賀県教育委員会においては、速やかに公開に向けた議論を行い、次回の教科書採択から、公開するよう強く求めるものです。
『Change.org』
https://chn.ge/2PyUYgr
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