<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
貧富の差の拡大による<市場の狭隘化>(「相対的過剰生産」)から起きてきた世界恐慌が深刻化しています。
それは、「相対的過剰労働力」(過剰なまでの「産業予備軍」)を生み出し、大量の首切りが全世界的規模で行われ、それがさらに<市場の狭隘化>を進行させています。
サブプライムローンのように信用で無理矢理市場を作り出そうとしても、それさえもできなくなってきています。
当然、世界的規模での市場争奪は激しくならざるを得ません。WTOの年内合意断念はそれを物語っています。
世界的な規模での<大量失業>と<市場争奪戦の激化>です。これは、世界が第一次大戦、第二次大戦へと歩んだ道と基本的に同じです。
こうした中で私たちはどのように生き、どのように闘って行けばよいのか、それが問われる時代になってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日(12月13日)千葉高教組の県教研が開かれました。
その全体集会では、一橋大学の中田康彦氏さんが、『教員免許更新制で学校教育はどうなるのか』というテーマで講演をしてくれました。
その中で中田さんは、「背景にある政策基調の一貫性」として、<新自由主義の展開>というものをあげ、教育を含む公共部門に対する市場原理・競争原理の導入があると述べました。
そして、すでに教育現場でも行われつつある「業績評価と目標管理」がもたらすものとして、<個別化をとおした効率化>であり、<市場原理の教育分野への浸透化>であり、<数値目標の肥大化、一人歩き>などである、と述べました。
また、「免許更新制」については、研修を引き受ける大学などで起きている諸問題を紹介し、今回の制度導入には、<国の教育政策に大学を組み込むというところに大きな問題がある>、と述べました。
しかし、多くの私立大学や教員養成系の大学では学生確保の必要性、国による予算締め付けもあり、それを積極的あるいは消極的に引き受けつつあるのが実態であるようです。
しかし、実際には、その研修内容や方法は極めてずさんなようです。(当然ですね)
中田さんは、
「結局、疲労感・ストレスとともに従順さを生み出すだけになるのではないか。このような徒労感の中で、『目標申告』は、教師に達成感を調達する<誘惑的な>装置になりうるのではないか」
とも述べられました。
戦前、「特攻隊員に多数送ることで、優秀教員として表彰された」という話を聞いたことがありますが、現在もまた、「○○大学に何人入れる」、などの「数値目標」が一人歩きし、「学校評価」「人事考課」などがなされつつあります。
これらは結局、教員をさらなる多忙化に追い込み、今、社会がどのように動いているのか、今、自分達は何をやっているのか、に対し「無知な教員」を大量に生み出します。
『2・8総決起集会』では、こうした問題も取り上げたいと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2009年『2・8総決起集会』
<日 時> 2009年2月8日(日)、12:30開場、13:00~16:00
<場 所> 全電通会館(東京・神田駿河台3-6)
JR御茶ノ水駅(聖橋側)徒歩5分
<資料代> 500円
<内 容> 詳しくはこれから検討しますが、
以下の三つの柱になる予定です。
①「7・15分限対応指針通知」撤回の闘い
②「10・23通知」撤回、「日の丸・君が代」強制反対の闘い
③改悪教育基本法の実働化反対の闘い
なお、私たちは全国各地の闘いも視野に入れた集会にしたい
と考えておりますので、全国からの発言も期待しています。
****************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
貧富の差の拡大による<市場の狭隘化>(「相対的過剰生産」)から起きてきた世界恐慌が深刻化しています。
それは、「相対的過剰労働力」(過剰なまでの「産業予備軍」)を生み出し、大量の首切りが全世界的規模で行われ、それがさらに<市場の狭隘化>を進行させています。
サブプライムローンのように信用で無理矢理市場を作り出そうとしても、それさえもできなくなってきています。
当然、世界的規模での市場争奪は激しくならざるを得ません。WTOの年内合意断念はそれを物語っています。
世界的な規模での<大量失業>と<市場争奪戦の激化>です。これは、世界が第一次大戦、第二次大戦へと歩んだ道と基本的に同じです。
こうした中で私たちはどのように生き、どのように闘って行けばよいのか、それが問われる時代になってきました。
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昨日(12月13日)千葉高教組の県教研が開かれました。
その全体集会では、一橋大学の中田康彦氏さんが、『教員免許更新制で学校教育はどうなるのか』というテーマで講演をしてくれました。
その中で中田さんは、「背景にある政策基調の一貫性」として、<新自由主義の展開>というものをあげ、教育を含む公共部門に対する市場原理・競争原理の導入があると述べました。
そして、すでに教育現場でも行われつつある「業績評価と目標管理」がもたらすものとして、<個別化をとおした効率化>であり、<市場原理の教育分野への浸透化>であり、<数値目標の肥大化、一人歩き>などである、と述べました。
また、「免許更新制」については、研修を引き受ける大学などで起きている諸問題を紹介し、今回の制度導入には、<国の教育政策に大学を組み込むというところに大きな問題がある>、と述べました。
しかし、多くの私立大学や教員養成系の大学では学生確保の必要性、国による予算締め付けもあり、それを積極的あるいは消極的に引き受けつつあるのが実態であるようです。
しかし、実際には、その研修内容や方法は極めてずさんなようです。(当然ですね)
中田さんは、
「結局、疲労感・ストレスとともに従順さを生み出すだけになるのではないか。このような徒労感の中で、『目標申告』は、教師に達成感を調達する<誘惑的な>装置になりうるのではないか」
とも述べられました。
戦前、「特攻隊員に多数送ることで、優秀教員として表彰された」という話を聞いたことがありますが、現在もまた、「○○大学に何人入れる」、などの「数値目標」が一人歩きし、「学校評価」「人事考課」などがなされつつあります。
これらは結局、教員をさらなる多忙化に追い込み、今、社会がどのように動いているのか、今、自分達は何をやっているのか、に対し「無知な教員」を大量に生み出します。
『2・8総決起集会』では、こうした問題も取り上げたいと思っています。
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2009年『2・8総決起集会』
<日 時> 2009年2月8日(日)、12:30開場、13:00~16:00
<場 所> 全電通会館(東京・神田駿河台3-6)
JR御茶ノ水駅(聖橋側)徒歩5分
<資料代> 500円
<内 容> 詳しくはこれから検討しますが、
以下の三つの柱になる予定です。
①「7・15分限対応指針通知」撤回の闘い
②「10・23通知」撤回、「日の丸・君が代」強制反対の闘い
③改悪教育基本法の実働化反対の闘い
なお、私たちは全国各地の闘いも視野に入れた集会にしたい
と考えておりますので、全国からの発言も期待しています。
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