いてててて

先日の選挙関連の記事の中で大きな間違いがあったようで、夫に指摘されました。
マナウス市議会議員選の候補者総数、記事には「候補者数７９人」と書きましたが、これは「６７９人」の間違いでした。
読んだ記事中の、百の位の「6」を見落としちゃったのね。
ごめんなさい。
っていっても、どうやらこの数字も確実なものでなく、別の報道の記事では「８４２人」、またまた別の記事では「９１１人」、娘はラジオで「９８７人って聞いた」って言うし。
記事の出た日が違うからかな？って思って、日付も確認したけど、みんな投票日直前の記事だったわ。
いったいどうなっているのやら？
とにかく、「７９人は大きな間違い」っていうことでした。
ごめんなさい。

さてさて、訂正記事はとりあえず、これでおしまい。

ここのところ（っていっても、ここ３日ですが）、毎朝、夫とウォーキングをしています。
先日、NHKで「ウォーキングで血圧も、中性脂肪も減る！」ってやっていたのに、二人で感化されたんです。
で、「よし、歩こう！」というわけです。
私はもともと歩くのは好きだったのですが、最近朝早く一人で歩くのは、やはりあまり安全ではない？とやっと気がつきまして、やめていたところです。
夫が一緒に歩いてくれるのなら、万々歳。

というわけで、夫、朝の４時半おき！
起きてすぐ、まだ真っ暗な中を、我が家から、まっすぐ坂を降りていった、車やさんの新車置き場のところまで歩きます。
そう、もと「ムクタロウ」のいたところです。
我が家からは片道1ｋｍ弱？
行きはずっと下り坂なので快適なのですが、帰りは上り坂。
なかなか足腰に来ます。
まあ、これが体には良いのかもしれませんが。
家につくころには、汗びっしょりです。

道路の両側は、ほとんど草むら状態なので、虫の声がたくさん。
朝方の鳥の声などもして、いい感じです。
とはいえ、ちょっと怖いというのも正直なところですが。
道路がまっすぐなので、街明かりも良く見えるし、まっすぐ前の幹線道路の明かりもきれいで、良い感じなんですけどね。
街灯などはきちんと整備されているのですが、たまに切れているところも。
今朝は、折り返し点の新車置き場までついたら、新車置き場と隣のガソリンスタンドから発電機の音。
街灯はついているのに、なぜ？
と、思ったとたんに、ぱっ、ぱっ、ぱっ！
順番に消えていく街灯たち。
キャー停電？！
月明かりもあるし、帰り道の坂の上のほうは電気が点いているので、とりあえず真っ暗ということはないのですが、心配はコンドミニオの門。
私達が着いたときに停電になっていたら、門が開きません。
電気で作動している鍵ですから。
さて、どうなるか？！
なんて思いながら歩いていたら、坂を上りきるまでに、一つずつ消えていった街灯が、すべて元通りに明るくなりました。
よかった！

良い汗かいて、体調は快調！
なのですが、実はウォーキング３日目にして、筋肉痛が出てきました。
今日は一日、イスに座ったり立ったりするたびに「いてててて」。
つらかったわ。
あっ、これ、夫には内緒でお願いします！
さて、明日も歩けるかな？

いらいら と びっくり

今日は疲れたわ。
郵便局に、小包を送りに行きました。
応対してくれた局員、気のいいおじさんでしたが…日本への小包の送り方を知らない！
仕方が無いので、私が「あの書類出して、ここ記入して」っておせっかいして、挙句の果てに、PCの入力の仕方まで教えて。
なぜ私が？！
一生懸命に周りの局員に尋ねながらやってくれるのですが、最後には、おじさんもいらいら、私もいらいら。
あまりの頼りないので、結局最後には隣の席の頼りになるおばさんに、「ねえ、私の小包、間違いが無いかどうか確認してくれない？」ってお願いしちゃったわ。
おじさん、かなり「かちん」としたみたいだけど、仕方ないわよ。
郵便料金だって安いものでないし、なにより小包が届かなかったらいやだしね。
きっと、窓口業務、初めてだったのでしょうが、大切な郵便物を預けるのに、とてもとても心配なおじさんだったわ。
無事に届くと良いのだけれど…

さて、先日、娘が「卒業記念行事」のアンケートの紙を持ってきました。
娘、来年高校卒業です。
卒業の時には、記念のパーティーとか旅行とかするんです。
中学部の卒業のときはパーティーでした。
まあ、希望者のみということですけどね。

まだたっぷり１年はあるのですが、準備がいろいろ大変ということで、生徒の間ではもう「卒業記念行事実行委員会」が組織されているそうです。
で、このたび、保護者に自分達の希望を伝えるとともに、保護者の意向も尋ねてきたというわけです。

さて、この「アンケート」を先に見た夫、「ちょ、ちょっとー、あんた、この紙、見た？！」
泡食ってます。
台所で洗いものをしていた私、「まだだよ、何？」と出て行ってみると…
確かに、腰を抜かしました。

「パーティーを開催する場合、保護者の希望負担金額　a)１５００レアイス程度（約７５０００円）　b)２０００レアイス程度（約１０万円）　c)２５００レアイス程度（約１２万５千円）　d）そのほか」

おい？！
最低が１５００レアイスですか？！

「旅行の場合　a)国外の旅行を許可する　b）国内のみ許可する」
旅行の費用の希望負担金額もパーティーと同じよう。

もう、目の前がくらくらよ。
もちろん、これから一年かけて積み立てをしていくんだけどね。
それにしても、桁が違うわ。
確か中学部の卒業パーティーは８００レアイス（約４万円ぐらい）だったと記憶しているけど。

娘は今回パーティー希望。
旅行は何が起こるかわからないしね。

今年の２月ぐらいに、サンパウロ州カンピーナス市の高校生の団体が、メキシコのカンクンに卒業旅行に出かけようとして、バスを仕立てて国際空港まで来たところ、空港でいきなり旅行会社に旅行のキャンセルを言い渡されるということがありました。
旅行会社によると、急に飛行機がキャンセルになったからということでしたが、楽しみにしていた高校生達ががっかりする様子をニュースで見て、こちらまでがっかりしてしまったのを覚えています。
こういうのって、生徒主催の場合がほとんどなので、旅行会社もそれほど一生懸命にならないのです。
未来の有望なお客さんなのにね。
なので、娘は最初から旅行は希望しないんだって。

生徒達のアンケートを受けて、学校側と保護者側の実行委員会が組織されます。
さてさて、どうなりますか。
少なくても、お子ちゃま達の言いなりにはなりたくないですわよね。
払うの、保護者ですから…
っていうか、先に大学に合格しなさいね、君たち！

選挙、ウラネタ

選挙ネタはそろそろやめようと思っていた私。
大体、投票権も持っていないのに、ネタにするのは図々しい。
と思っていたのですが、見過ごすにはあまりに面白すぎるネタが…
ブラジルの有権者の皆様、ごめんなさい、と思いつつも、今日も選挙ネタ。

昨日のラジオのニュースを聞いていて、私が「おもしろい！」と思ったNo1！
「全ブラジルでDILMAという名前の女性候補者が６9人立候補した。」ということ。
ご存知の通り、現ブラジルの大統領と同じ名前です。
そんなにポピュラーな名前でもないので、わざわざこの名前で登録した人が多いということでしょう。
日本でも、現在は、本名で登録しなくても良いんですよね。
ブラジルでも同じです。
マナウスでも、「私にはOmar（現アマゾナス州知事）とDilmaとLura（全ブラジル大統領）がついています！」という選挙広告フレーズを使った市議会議員候補者がいました。
実はこの３人、同じ名前のアマゾナスの地方都市の市議会議員選候補者の名前でした。
大笑い！
「世界で２番目に強い女性大統領」の名前ですが、ふたを開けてみると、この６9人中、当選したのはたった２人だったそうです。

そのほかにも「歌手の＊＊が市議会議員選に立候補していたが、得票数は２だった。家族さえ、彼女には投票しなかったらしい。」とか、「もとBBB（TV　GLOBOの視聴者参加番組）の参加者＊＊が立候補していたが、番組の中同様、さっさと落選した。とか、まあ、車の中でげらげら笑ってしまうような話が満載でした。
娘を待つ車の中で聞いていたんですけどね、ラジオ。

家に帰ってきて夫が言いました。
「ねえねえ、知っている？得票数０って言う候補者が結構いたんだってよ。」
もちろん知っていますわよ。
車の中で仕入れてきたばかりの知識ですもの！

マナウスの市議会議員選では、７９名の候補者が立候補。
４１人が当選。
で、得票数０の候補者が２０人もいたんですって！
って、落選者のほぼ９50％？
得票数０って、「自分で自分にも投票しなかった」っていうことですよね。
この候補者、自分で自分が信じられないのか？！
っていうか、自分はともかく、家族や友人など、一人ぐらいはこの候補者を信用してくれる人はいないのか？！
寂しすぎない？！
７９人中の２０人って、ほぼ４分の１じゃない？
ラジオでは、「この事態を重く考え、候補者の受付について、今後、一定の基準を設ける必要があるのでは？」と言っていました。
私もそう思うわ。
得票数０って、ただの「冷やかし」としか思えないじゃない？！

あとはねー、州都の市長としては初めての「外国人市長」とか。
トッカンチンス州の州都パルマスの市長よ。
コロンビア生まれなんですって。
ブラジル国籍あるの？
そこのところ、確認できていない。
パルマスに住んで、たった１２年ですって。

というわけで、突っ込みどころ満載の選挙ネタ。
続きはあるかな？

ちなみに、選挙の日、市内にあふれた「選挙ビラのごみ」、１５トンですってさ！
私がブラジルに来たころは、ビラも今より大きく、また、電柱などに張り放題でした。
今は法律で禁止されていますけどね。
大音響の選挙カーも。
昔は、すごかったわよ。
それに比べればかわいいもんだとはいえ。やっぱりすごいごみだったのね。
改善の余地、大幅にあり！

選挙結果

選挙、無事に終わったようです。
ブラジルでは選挙の時には軍隊が出ます。
街の治安を保つためです。
「そんなの、警察じゃだめなの？」と思っていたら、実際に昨年はどこだかの田舎で、選挙がらみの暴動のようなことが起きたんだそうな。
へえー。

マナウスは順調に平和裏に終わりました。
ブラジルは投票は電子投票なので、即、結果がわかります。
投票所で、投票の機械で自分の投票する候補者の番号を押すと、写真と名前が現れて、最後に「確認」のボタンを押すと投票が完了するんだって。
コンピューターに即結果が伝わるので、開票の手間なし。
どんな田舎でも、内陸部でも、衛星の電波を使って、少なくても今まではトラブルを聞いたことはありません。
候補者を番号で示すのは、文盲の人への配慮なのだそうな。
今でも結構いるものね。

マナウスの結果は、当選の声が強かった女性候補者が約20％の得票率、対立候補とささやかれていた男性候補者が44％でした。
どちらの候補者も過半数を超えていないので、決選投票に持ち込まれます。
この上位二人で争うのです。
残りの票がどこに流れるかで、今回の得票率が大きく変わることもあります。
なかなか目を離せません。

さて、投票に先立って、先週金曜日にはブラジル全州の州都で、テレビでの公開討論会が開かれました。
聞いていると、なかなかおもしろいのですが、夜１１時からととてつもなく遅い時間。
残念ながら、私は見ませんでした。
娘はネットで見たそうで、「笑っちゃうような発言続出」だったそうです。
娘のお友達は、テレビ局まで見に行ってヤジ飛ばしてきたとか。
みんな好きねー。

と、そういう話じゃなくて、この公開討論会の席でセルジッピ州の州都アラカジュの市長候補者が、立候補の取り消しを表明しました。
投票日の２日前よー。
しかも、テレビでいきなりの宣言。
関連記事を読むと、まあ、いろいろしがらみがあったようですが、それにしても、もう少し前に何とかならなかったもんですかね。
あまりにもいきなりでしょう？！

リオデジャネイロ市は現職の市長が６０％以上の得票で、ぶっちぎり、当選です！
サンパウロ市は全開の大統領選にも出馬したジョぜ・セッハ氏が対立候補と票を分け、決選投票にも連れ込みました。

決選投票は確か２週間後？
どうなるか、楽しみだわー。

初投票

さて、市長市議会選挙戦、当日であります。
我が家にとっては、初めてのブラジルでの選挙参加。
選挙ができる本人、娘よりも、父と母のほうが結構夢中になっております。

朝、８時少し前、娘を連れて家を出ました。
娘が登録してある投票所まで、車で１０分ほど。
ブラジルでは、選挙人登録をしたときに、同時に投票をする場所を登録します。
その後、引越しなどをした場合には、そのつど、投票所の登録を変更しなくてはなりません。
投票所に着くと、ちょうど開門したところでした。
娘、身分証明書と選挙人登録カードを握りしめて初投票へ。
外国人のため選挙権の無い母は、車でお留守番。

通りで見ていると、小さな赤ちゃんを連れたお母さん。
白髪の両親らしい人を連れた若者。
大音響で音楽をかけたくるまで乗り付けたお兄さん。
まあ、本当にさまざまな人たちがやってきます。
みんな、ちゃんと投票に来るんだねえ。

ブラジルでは、３回、投票をしないと、身分証明書を取れない、パスポートを取れない、年金を受け取れない等々のペナルティを受けます。
旅行に出ている、病気で動けないなどの理由で投票ができない人は、そのことを選挙管理局に申し立てします。
この申し立てをきちんとしておけば、ペナルティを受けるのを免れます。

娘、４０分ほどで投票所を出てきました。
開いたばかりで、結構な行列だったそうです。
投票所の中は静か、管理の警官の声だけが大きかったとか。
大きな声を出すのも禁止されているのです。

初めての投票を済ませた娘、「誰に投票したの？」とたずねると、まあ、妥当な線でした。
投票は夕方５時で終了です。
さてさて、結果はどうなりますか。
開票も楽しみです。

へいわー

ぺ・かりんさん、どうしました？


か・なんだか、からだがだるいんです…


ぺ・このあたりですか？


ぺ・うーん、悪い手相が出ていますねー。
　　チコ犬のたたりですかねー。
か・そっ、そんなー！

その一方で…



なにやってるんだ？あれ？


がし、がし！


はああー、あたしも、だるいわー。
がしがし。


ぽ・ちっ、ただのたべすぎじゃろ！

なんとも平和な、ペケママ家の午後ー。

最後のアラマール

今年最後の「アラマールの肩紐」の授与式がありました。
来学期は、テストが終わったら、すぐにお休みに入ってしまいます。
来年は、学校から出てしまうお友達も多いということで、今回はみんながんばったようです。
ガブリエル君のおうちは、昨年末に泥棒に入られて、カメラも盗まれてしまったそうですが「今回は、仲良しの仲間がそろう最後の機会だから、お願いだから、カメラを買って！」とおねだりしたそうです。
そのぐらいみんなの思い入れの深かった、「最後のアラマール」。
おうちの人たちも同じだったようで、みんなご夫婦でいらっしゃってたわ。
独り身だったのは、私だけよ。
ふん！

学校についてすぐ、ホザーニちゃんのお母さんにあって、その後、ご近所ガブリエル君のパパママ。
お母さん達でぺちゃくちゃおしゃべりしていたら、あっという間に授与式。
「あら、今日は早いわねー」なんていっていたら、「ぺちゃくちゃおしゃべりをしていたから、あっというまに時間がたったんだろう」ってお父さん達に冷やかされたわ。
ごもっとも！

みんな自分の子供に肩紐をつけてあげたら、次はお決まり撮影会。


ご近所ガブリエルと


三銃士ならぬ四銃士？！
左から、ガブリエル、娘、ホザーニ、パブロくん。
学年で、成績が１番から４番までの「四銃士」です。


娘達の学年の「アラマール組」

みんなばらばらになってしまうと心配しているみたいですが、お父さんがパラグアイとの国境に転属になったミレーナちゃんは、大学受験が終わるまで、お母さんと妹とマナウスに残ることにしたそうです。
お父さんは単身赴任。
フォルタレーザの学校に転校する予定だったホザーニちゃんは、おうちの都合で転校が延びそうだとのこと。
来年転校が確実になったのは、パブロくんと航空士官学校に進学が決まったマリオくん。
パブロくん、泣いています。
マリオくんは希望でいっぱいですけど！

みんな離れてしまっても良いお友達でいて欲しいですね！

あづいですー

暑い日が続いています。
嵐が来るけどね。
嵐が来ない日は暑いわ！

先日９月３０日は、マナウスの真上を太陽が通過する日だったんですって。
リオのときは、春分、秋分の日だったわ。
難易２３．４度だからね。
その日になると、正午には、なにをしていても、お日様の下に飛び出しました。
影がなくなるのを見るためにね。
なんてこと無いんですけどね。

というわけで、暑いです。
この暑いのに、日向に出るのは、なぜ？！
黒犬達！


お日様の光は、健康にいいです！
背中で目玉焼きもできます。

よくありませんよ。
皮膚がんになりますよ！
それに、目玉焼きを作るには、あなた、やせすぎ！


はあー、気持ちいいです！


んん？何か用ですか？


私ですか？
ちゃんと、日陰にいますよ。
ええ、日焼け止めもつけてますわよ。
人一倍、日焼けには気をつけていますから。

我が家に通う「野良猫　シロタ」もこの通り。


植え込みの日陰で、くたー。


さっき食べた「ささみ」、おいしかったにゃー。

ささみを食べると、声をかけてもびくともしません。
死んでるのかと思ったわよ。
本当に野良？

動物達もぐったりするほどの暑さの午後。私もお昼寝しますー。

ぱっ、ぱっ

昨日午後のことです。
娘のお弁当を作っていたら、「ぷつっ」電気が消えました。

また停電？！

たしかに、大雨が降っていた。
雷のなっていた。

大雨で思い出したけど、今日は風向きが悪くて、娘の部屋と私の部屋の窓から水が入ってきた。
大慌て。
急いでしたのトイレに走り、棚の中にしまってある、大量のタオルを持ち出そうとしました。
そうしたら、トイレに押し入ってきて、便器の影に隠れて震える、黒犬かりんとプードルペケ姉さん。
あんた達をかまっている暇はないのよ。
「ほら、外に出て！」としかりつけたら、かりんちゃんはおとなしく外に出た。
ペケちゃんは立てこもったまま。
かまっていられないので、トイレのドアを閉めて、タオルを抱えて２階に駆け上がります。

窓の下にタオルを敷き終えて、一安心。

思い出した！
ペケちゃん閉じ込めたままだわ！

急いで下に下りて、トイレのドアを開けたら、ペケちゃんが飛び出してきた。
このトイレにはハムスター花ちゃんがおいてあるのよ。
何か悪さしていない？
幸い、花ちゃんはかわりなし。
相変わらずがさごそやっています。

ほっと一息、ドアを開こうとすると…

やられた！

ドアの周りの枠のところ、下の部分が浮いている。
きっと、一生懸命に外に出ようとして、がしがし、ひっかいたのね。
あー、もう！
なんとか、かなづちでたたいたら、おさまるかしら。
自分で修理します。
はい。

停電は３０分ほど続きました。
このときはね。

夜になって、火曜日のお気に入りのドラマを見ていたら、ぷつん！
またですかー？
ろうそくを点けたら、ぱっ、もどった。
でも、また、1０分ほどしたら、ぷつん！

結局、１時間ほどの間に４回ぐらいの停電。
さすがに、電気製品が心配なので、寝ましたが、どうやら夜中中、点いたり消えたり続いたみたいです。

で、今朝、職場に行ったら…
職場、停電。
昨日のお昼から続いているそうです。
発電機があるので、仕事には影響しませんでしたが、発電機の燃料代も馬鹿になりません。

停電、雷が原因か？
設備整備の不良が停電か？
どちらにしても、テレビが壊れたら、ゆるさないわよー！

棚からぼたもち？

マナウスでは現在「Ronda　do　Bairro」という、警察によるパトロールシステムが行われています。
決まった警官のグループが、毎日自分の受け持ち地区を、ぐるぐるパトロールするの。
いわゆる、昔の、日本の「町のおまわりさん」みたいなものかしら。

さて、マナウスの中でも、ちょっとごみごみした、あまり治安が良いとはいえない地区をパトロールしていた警官二人。
路上で５歳と７歳の、兄弟が遊んでいるのに出会いました。

警官「遊んでいるの？おうちの人は？」

兄弟「お母さんは、今、出かけてる。」

警官「そう、危なくないようにね。」

兄弟「おまわりさん、うちのおばさん、すごいんだよ。「麻薬」を売ってるんだよ！」

警官「？！どっ、どこで売ってるの？」

兄弟「うちでだよ。おばさん、うちのお母さんに預けているんだ。お客さんが買いに来るんだよ。」

警官「おじさんたちに、見せてくれるかい？」

兄弟「いいよ。一緒においでよ！」

兄弟の家に行った警官たち、母親がいないのを幸いに、隠してあった、大麻、コカイン、エクスタシー、オックス等々、山ほどの麻薬を押収。
さらに、そこに帰ってきた母親を麻薬の保持で逮捕。
このひのうちに、ここから麻薬を買っていた人、麻薬をおろしていた人等々のうちの何人かを逮捕しました。

無邪気な兄弟のおしゃべりから、思わず大収穫。
兄弟にとっては、母親が逮捕されてしまったわけですが…

警官の皆さん、担当地域の住民には、親しく接するものですね。

うそみたいな、本当の話です。