今回 リオで夫が一番おいしかったのは「アルバマールで食べた牡蠣」だったそうです。
ドンブリ盛りの牡蠣!
牡蠣はもちろんブラジル南部のサンタカタリーナ辺りからきたものですが。
今回の旅行では夫はサンパウロでも「牡蠣食べ放題!!」的な感じで食べているのですが、それでもここでいただいた牡蠣は群を抜いていたそうです。
「Restaurante Albamar アルバマール」はリオのレストランの中では、歴史のある大変トラディッショナルなレストランです。
1933年に創業したというこのレストランは、リオと対岸のニテロイ市を結ぶフェリーの港の広場に建っています。
現在でこそ再開発で周辺は整備されたようですが、私がブラジルに来た今から30年ほど前は、外国人には足を踏み入れるのをためらうぐらいの場所でした。
とはいうものの、私がブラジルに来て一番初めに行った「正統派レストラン」はここでした。
ポルトガル語の先生に連れて行ってもらったのですが、ぎしぎし軋む階段を上って着いた客席、窓から見えるガナバラ湾の風景...今でも昨日のことのように思い出されます。
頂いたお料理は「Casquinho de Siri カニのグラタン」それから「スズキのグリル」。
とてもおいしかった。
残念ながらその時以来、このレストランに行く機会はありませんでした。
レストラン自体も再開発に伴い一時リニューアルのために休業していた期間もあったとか。
今回、なぜ夫と娘がこのレストランに行くことにしたのか 詳細は聞いていないのですが、それでも懐かしい思い出の場所が健在であったことはとてもうれしいです。
牡蠣の他にいただいたのは、お魚のグリルとペスカトーレのようですね。
こういうお店は夫が連れて行ってくれてこそだと思います。
新しいお店も良いけれど、私や夫世代になると こういうトラディッショナルなお店が元気でいてくれることが とてもうれしいのです。
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