© サンケイスポーツ 「舞いあがれ!」左から、才津祥子(高畑淳子)、岩倉舞(浅田芭路) (C)NHK
NHK「舞いあがれ!」〝チビ舞〟の別れが切なすぎる…浅田芭路の演技にもらい泣きする視聴者が続出「ちび舞ちゃん天才か」「唇ぎゅっとするとこ、ほんとリアル」(サンケイスポーツ 2022/10/07 08:15 )
福原遥が空を飛ぶ夢に向かうヒロイン・舞を演じるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜前8・0)の第5回が7日、放送された。ヒロイン・舞の子供時代を演じる浅田芭路の切なすぎる演技に、もらい泣きする視聴者が続出した。※以下、ネタバレあり。
★舞いあがれ!第5回あらすじ
祥子(高畑淳子)に促されて自分の「行きたい」という気持ちをめぐみに告げた舞(浅田芭路)は、海の校外学習に参加する。舞を案じて気を揉むめぐみ(永作博美)。そんな中、生徒の一人がはだしで海に入り、オコゼを踏んでしまう。周りはパニック状態に。舞は海から出ようとするが転んでしまい、けがをしてしまう。一方、めぐみと祥子は手作りのジャムを車で運搬している途中でその騒動に遭遇する。めぐみは、車を降りて一目散に舞のもとへ駆けていく。
あまりに過保護になるめぐみを見かねた祥子は、夕食時に「めぐみ、帰ってくれんね」と切り出す。「いきなり何?」ととまどうめぐみに対し、祥子は「舞はここん来てからず~っとめぐみの顔色ばうかがっとる。舞はお前に遠慮ばして自分の気持ちば言えんとさ」「あが、しばらく舞から離れた方がよか」と諭す。
祥子の言葉にショックを受けていためぐみだったが、一度大阪に帰ることを決意。フェリーに乗り込むめぐみを見送った舞は、「よう頑張ったな」という祥子に対し、「私と一緒にいてたら、お母ちゃん、しんどそうやから。お母ちゃん、私にここ残ってほしいて思てる。そやから帰られへん」と言う。涙を流した舞。祥子は「ちゃんと自分の気持ちば言えたばい。少しずつでよか」と抱き寄せる…という展開だった。
浅田は上唇をかみながら泣くのを我慢しようとしながらも、それでも涙が頬を伝わってしまうという演技で母との別れを好演。母の過保護さに抑圧されて心因性の高熱に苦しめられながら、母と別れて暮らすことになっても前を向く女の子の心情を見事に表現しており、もらい泣きする視聴者が続出。
SNSなどでは「お互いがお互いを思い遣って…そんなシチュエーションもう泣けるに決まってる」「今日の舞いあがれも、泣ける。毎日泣いてる」「お母さんも舞ちゃんも頑張ってるよ。泣ける」「ちび舞ちゃん天才か」「唇ぎゅっとするとこ、ほんとリアルで。子役さんすごいなー」「舞ちゃんの泣き顔。涙がひと筋流れて片目からもポロッと流れ下唇を出して泣くなんて。子供がこみ上げるものを押し殺しながら泣く時の繊細な部分が自然とあらわされていた」「育児に行き詰まってるわたし、自分と重なりすぎて号泣してる」「舞ちゃんの涙につられて朝から号泣〜」「今日は出勤だからメイク済なのよ涙腺刺激しないで」などの声が挙がった。
朝ドラ通算107作目となる「舞いあがれ!」は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎の五島列島を舞台に、さまざまな困難に翻弄されながらも空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインを描くオリジナル作品。女優の福原遥が主演し、脚本はNHKドラマ「心の傷を癒すということ」の桑原亮子氏に加え、嶋田うれ葉氏、佃良太氏が共同で担当する。語りは歌手のさだまさしが務める。主題歌はback number「アイラブユー」。
NHK「舞いあがれ!」〝チビ舞〟の別れが切なすぎる…浅田芭路の演技にもらい泣きする視聴者が続出「ちび舞ちゃん天才か」「唇ぎゅっとするとこ、ほんとリアル」
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