このテーマに関しては昨年5月13日このブログに投稿しました。その時には川村俊夫氏の結論を紹介しましたが、今日は一つだけ追加しておきましょう。
昭和21年5月27日に発表された毎日新聞の世論調査です。3月6日現在の憲法のもとになった「憲法改正要綱」が発表されて間もない時期でした。
- 草案の天皇制への賛否 支持 85% 反対13% 不明 1.7%
- 戦争放棄の条項を必要とするか 必要あり 70% 必要なし 28%
- 国民の権利・自由で草案の修正は必要か 必要なし 65% 必要あり 33%
- 国会の決定に政府または天皇に拒否権を与えるか 必要あり 47% 必要なし 52%
当時の国民の考えが手に取るようにわかるのではないでしょうか。大多数の国民が新憲法を歓迎したのです。国民主権、戦争放棄、基本的人権の拡張を含む憲法を歓迎したといって間違いありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます