パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

日付の表示形式"○○月○○日" 1桁と2桁の月日がうまく揃わない(Excel)

2010-02-24 16:50:20 | エクセル
こんにちは(*^_^*)この頃は上田もぽかぽかと暖かい日が続き

ごきげんな私です。

さて、ある方からこんな質問をいただきました。

月日の列が、10月9日と入れ、下のセルに10月26日、その下に1月8日というように入力すると、頭がでこぼこと揃いません。
何かいい方法はありますか?

こういう事ですね↓



では、今回は一番簡単(と思われる)方法からご紹介しましょう。

前に私も役員の当番表を作る時にこれで困った記憶があるのです。

・・・

まず

日付の隣の列を選択する。

フォント(書体)を指定する。月日がそろった日付を表示するには、

必ずセル、もしくは列に、"P"のないフォントを指定します。

MSPゴシック → MS ゴシック
MSP明朝   → MS 明朝



そして

下図のように数式を設定して文字列にして揃えていきます。

こんな感じ↓



=IF(MONTH(B3)>9,MONTH(B3)," "&MONTH(B3))&"月" & IF(DAY(B3)>9,DAY(B3)," "&DAY(B3)) & "日"



はい出来上がり(*^_^*)

・・・

ただしこの方法は1つ欠点があります。きちんとそろった日付は、文字列になって

しまったので、計算などに使えないのです。

というわけで次回の記事では、表示形式で設定する方法を

とりあげたいと思います。

マクロを使いますよ。

どうぞお楽しみに(*^_^*)

mihoりん
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ユーザーアカウントの画像をオリジナル画像に

2010-02-19 09:01:10 | WindowsXP・Vista・Windows7
今回はユーザーアカウントの画像をオリジナル画像にする方法を紹介しますね。

まずはユーザーアカウントの画像を作りましょう。

ユーザーアカウントの画像はXPでは48×48ピクセル、Vista、Windows7では128×128ピクセルの
BMP(ビットマップ)画像です。

それでは自分の好きな画像(写真)を用意して上記のサイズに画像処理ソフトなどを使って作ります。

今回はユーザーアカウント用の画像を、「光と自然のフォトファンタジー」さんからお借りしました。



画像が用意できたら、その画像をユーザーアカウントの画像があるフォルダにコピーします。
(マイ ピクチャに保存しておいてもいいですが、ユーザーアカウント画像のフォルダにコピーしておいた方がいいですよ)

そのユーザーアカウント画像のフォルダですが、XPでは
「C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\User Account Pictures\Default Pictures」フォルダで、
VistaとWindows7では「C:\ProgramData\Microsoft\User Account Pictures\Default Pictures」フォルダです。

それぞれ、オリジナル画像を上記のフォルダにコピーします。

変更の方法は過去の記事の「ユーザーアカウントの画像を手早く変更する方法(WindowsXP)」に書いてありますので
ご参考に。

上記のフォルダにコピーしておくとユーザーアカウントの画像の変更時に↓のように表示されます。



↓が変更後です。



ユーザーアカウント用の画像を作るのがちょっと大変かもしれませんが、挑戦してみては?



(ケン)
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小数点以下の数値だけをセルに表示する(Excel)

2010-02-17 09:04:42 | エクセル
みなさんおはようございます。今日も生徒さんからの質問を

取り上げましょう(*^_^*)

Aさんから電話にて

「実は。。小数点付きの数値なんですが。。小数点以下だけ隣のセルに表示したいんで

すがどうしたらできますかね」



はい(*^_^*)わかりましたよ。やってみましょう。

。。しばらくおまちください

。。。

こういうことでよろしいですかね。

まず 小数点付き数値から小数だけをとりだすために隣のセルに数式を入力します。

例えばセルC3には =B3-INT(B3) です。

INT関数は指定した数値の少数部を切り捨てた整数部を取り出します。

※今回は正の整数を対象としています。負の整数の場合はちょっと注意が必要ですが・・

これで少数部だけを取り出すことができます。



そうしたらあとは、表示形式を設定しますよ。

0.23 → .23 と表示されるようにね。

これは、表示形式を設定したい範囲を選択しておいてから

セルの書式設定ダイアログを表示→表示形式タブ→分類から「ユーザー定義」を選択

→種類に表示形式を設定します 

#.###のように

#は0を表示しない設定です

小数点以下の桁数分だけ#を設定しましょう



はい(*^_^*)こんな感じでいかが?



「。。先生、電話じゃ見えないですよ(@_@;)」

あららそうでしたね

そんな訳で記事にさせていただきましたよ

「わかりました。さっそく見せていただきます(*^_^*)」

mihoりん
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グラフを更新しない方法

2010-02-15 09:00:25 | エクセル
今日は、生徒さんの質問を取り上げます。

「先生、グラフって便利ですよね。」

「そうですね。一目でわかりますよね。」

「ところで先生、グラフの元データを変更するとグラフも瞬時に更新されますよね。」

「その通り。そこがエクセルグラフの凄いところですね。」

「でも先生、元データを変更してもグラフを変更したくないんです!」

「それは驚いた!!!あなたがそういうのは、きっと深いわけがあるのでしょう。」

「そんな事出来ますか?」

「大丈夫です。エクセルはなかなかお利口さんなんですよ。」

今回は、以下のような表とグラフがあるとします。





表のデータを変更するともちろんグラフも瞬時に変更されます。
しかし、今回は、グラフを更新したくありません。
どうしたらいいのでしょうか?

実は、グラフを図としてコピーすればいいのです。

ただし、グラフを図としてコピーするには、ちょっとしたコツが要ります。
普通のコピーではありません。

まず、グラフを選択します。
次に、shiftキーを押しながら、編集メニューをクリックします。
そして、図のコピーをクリックします。





下のようなダイアログボックスが表示されたらOKを押します。





次に、貼り付け先のセルを選択して、貼り付けボタンをクリックします。





するとグラフが図形としてコピーされます。
これは、あくまでも図形なので、元の表とはつながっていません。




確認のため表のデータを変更してみます。





F列の7月のデータを変更してみました。
左側のグラフは、変更されましたが、右側の図としてのグラフは変更されません。
生徒さんも大喜び。

いかがでしたか?shiftキーを押すと、裏メニューが出てくるんですよ。


だい
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回復コンソールを使ってシステムを修復する (XP)

2010-02-10 09:02:23 | WindowsXP・Vista・Windows7
今回は前回の続きで回復コンソールを使ってシステムを修復する方法です。

以下の症状の場合ではかなりの確率で修復できます。

・Windowsの起動が途中で止まってしまう。
・Windowsの起動が途中で止まってまた最初からループする。

今回は予めHDDに回復コンソールをインストールしてある場合ですが、XPのCD-ROMからブートすれば
もっと深刻なトラブル(まったく起動しない等)も修復できる場合もあります。(XPのCD-ROMが無いと駄目ですが)

「オペレーション システムの選択」で「Microsoft Windows XP 回復コンソール」を選択して「Enter」キーを押します。



「半角/全角」キーを押します。



「Y」キーを押します。



「1」キーを押し「Enter」キーを押します。





「Enter」キーを押します。





「chkdsk c: /r」と入力し「Enter」キーを押します。※「c:」と「/」の前は半角スペース



終了するまで待ちます。PCにもよりますが、大体1~2時間程度かかります。



↓の画面で終了です。



「exit」と入力して「Enter」キーを押します。PCが再起動します。



大抵はこれで正常に起動するはずですが、これで駄目なら「MBR(マスターブートレコード)」や「boot sector(ブートセクタ)」が
壊れている可能性があるので、以下の手順で修復します。


回復コンソールの↓の画面で「fixmbr」と入力して「Enter」キーを押します。



「y」キーを押し「Enter」キーを押します。







次に「fixboot c:」と入力し「Enter」キーを押します。※「c:」の前は半角スペース



「y」キーを押し「Enter」キーを押します。







「exit」と入力して「Enter」キーを押します。PCが再起動します。





これでも駄目な場合は「partition table(パーティションテーブル)」が壊れている可能性がありますが、
回復コンソールでは修復できないのでリカバリするしかないでしょうね。

それからPCが調子悪い場合にも、回復コンソールで「chkdsk c: /r」を行うと調子良くなる事もありますよ。



(ケン)
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表の行列をリンクさせて入れ替える(Excel)

2010-02-08 19:17:55 | エクセル
みなさんこんにちは。

今日は、TRANSPOSE関数をご紹介しましょう。

通常、表の行列をいれかえて表示したい時は、

表をコピーしておいて、貼り付ける際に、「行列を入れ替えて貼り付け」を

しますね。



でもこの方法は、元の表の値だけを貼り付けるので、実際に元の表の値を変更

しても、反映はされません。



元の表と、行列入れ替え後の表をリンクさせるには、

TRANSPOSE関数を使用します。

さて、ちょっとやってみましょうか。

1 行列入れ替え後の表の範囲を選択(ここではC3:G8)
2 表の一番左上端がアクティブセルなので、そこに数式を入力
  =TRANSPOSE(B3:G8)
3 Ctrlキー + Shiftキー + Enterキー を押す。



これは、配列関数になるので、結果を表示するには、3のような操作が必要になります。



ここでちょっと面倒くさいですが、書式を設定します。



これで、元の表の値を変更したときにきちんと反映される表になりました。



できあがり(*^_^*)

mihoりん
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一つ飛びにセルを選択する(Excel2002以降)

2010-02-05 09:02:46 | ExcelVBA
さて、今日は、生徒さんの要望を取り上げます。

友人から、以下のようなデータを受け取るらしいのですが、
気温と湿度が交互になっているとのこと。

そこで、気温のデータのセルを簡単に選択できないか、とのリクエストです。





「なるほど、それなら、ひとつおきにセルを選択できれば、気温だけを選択できるし、
湿度だけを選択することもできますね。」

「選択したら、コピーをして、どこかに貼り付けると、データが連続するんですよ。」

「そうすると、気温のデータと湿度のデータにきちんとわけられますね。」

「何とかなりますか。手動では、手間がかかるんですよね。」

「分かりました。こんな時は、やはり、VBAを使いましょう。」



そんなわけで、さっそくコードを書いてみましょう。


ALT + F11 で、VisualBasicEditorを起動します。
「挿入」→「標準モジュール」をクリックします。
これで、コードを記述する準備が整いました。

それでは、次のようにコードを書いてみてください。


Sub 飛び石選択()
    Dim a() As Variant
    Dim TargetColumn As Integer
    Dim StartRow As Integer
    Dim LastRow As Integer
    Dim s As String
    Dim i As Integer
    
    '選択された列の番号をアルファベットに変換するための配列
    a = Array("0", "A", "B", "C", "D", "E")
    '列番号を取得
    TargetColumn = Selection.Column
    '開始の行番号を取得
    StartRow = Selection.Row
    '終了位置の行番号を取得
    LastRow = Selection.End(xlDown).Row
    '一つおきにセル位置を文字列として設定
    For i = StartRow To LastRow Step 2
        s = s & a(TargetColumn) & i & ","
    Next
    '文字列の最後のコンマを削除
    s = Left(s, Len(s) - 1)
    '下の行頭のコンマを削除すると、
    '生成された文字列を確認できます。
    'MsgBox s
    
    '文字列をセル範囲として使います
    Range(s).Select
End Sub



一応画像も載せておきます。





セルを選択するだけなのに、コードは苦労しました。
なお、今回は、選択されたセルを基準に、下方向に一つ飛びにセルを選択するようにしました。
したがって、まず基準のセルを選択してから、コードを実行してください。


それでは、Excelに切り替えてください。

C2を選択してください。このセルを基準として、下方向にひとつおきにセルを選択します。

それでは、プログラムを実行してみましょう。


Excel2003までは、「ツール」→「マクロ」→「マクロ」とクリックします。
Excel2007は、Altキーを押しながらF8キーを押してください。

今回記述したマクロ(プロシージャ)を選択して、実行ボタンをクリックします。





すると、気温のデータだけ、選択できました。




C3を選択してからこのプロシージャを実行すると、湿度のデータだけを選択することができます。

※データ以外のセルを選択してから実行すると、エラーとなります。
エラー対策は、各自考えてみてくださいね。


だい
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回復コンソールのインストール (XP)

2010-02-03 09:01:47 | WindowsXP・Vista・Windows7
PCって前日まで正常に動いていても次の日に突然起動しなくなる事もあるんですね。

そんな時はどうします?
最悪はリカバリしないと駄目な場合もありますが、回復コンソールで修復できる事もあります。

でも、回復コンソールは初期状態ではPCにはインストールされていないんです。
「Windows XP」のCD-ROM からブートして使うか予めPCにインストールしておいて使うかです。

しかし、メーカー製のPCでは「Windows XP」のCD-ROM は付属していないのでCD-ROM からブートして
使う事は出来ません。

そこで、今回と次回の2回に分けて回復コンソールをPCにインストールする方法と回復コンソールの
使い方を書こうと思います。

今回はメーカー製PCに回復コンソールをインストールする方法です。

まずは「i386」と言うフォルダを探さないといけません。大抵は「Windows」フォルダかCドライブ
直下にあるかと思います。

以下の説明は「Windows」フォルダにある場合です。

スタートボタンをクリックして「ファイル名を指定して実行」をクリック。

c:\windows\i386\winnt32.exe /cmdcons と、入力して「OK」ボタンをクリック。
※「/」の前は半角スペース



↓のダイアログがでる場合がありますが、「OK」をクリック。



↓のダイアログで「はい」をクリック。



回復コンソールのインストールが始まります。





↓のダイアログがでたら「OK」をクリック。回復コンソールのインストールが終了です。



マイコンピュータを右クリックして「プロパティ」→「詳細設定」タブの→「起動と回復」の「設定」ボタンをクリック。
「既定のオペレーティング システム」の「▼」をクリックして、「"Microsoft Windows XP 回復コンソール" /cmdcons」
と言うのが追加されているかを確認します。



「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」が、デフォルトでは30秒になっているので5秒くらいに
設定すればいいでしょう。



「OK」ボタンをクリック。


とりあえず今回はここまで。
何かあった時のために「回復コンソール」をインストールしておく事をお勧めします。

次回は回復コンソールを使ってシステムを修復する方法です。


(ケン)
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Excel2007の表示形式のぷちネタ

2010-02-01 17:25:02 | エクセル
こんにちは。今日はインストラクターのAさんから

こんなネタをいただいたので、皆さんにご紹介します。

Excel2007を起動してホームタブの中の数値グループを見ると・・

表示形式を設定できる窓がありますね。



ここを開くと・・



さまざまな表示形式が一覧で表示され、マウスでカチッと選択してあげれば

摘要されるのですが・・

なんと一覧を開くのが面倒な人のために

直接窓に、入力しちゃうという方法があるのです。

例えば「通貨」とか「パーセンテージ」とかね(*^_^*)

ほらね。入力したんですよ↓



出来あがり~

これは、Aさんの生徒さんで好奇心旺盛な60代のおじさまが試してみて

教室中で「お~」と歓喜の声があがったネタだそうです。

好奇心旺盛でいいですね♪

私もパソコンを習い始めた頃

「こうしてみてもいい?」って先生に訪ねていたなぁ・・

初心を忘れるべからず(*^_^*)ですね

mihoりん
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