パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

お気に入りのブラウザ Sleipnir (スレイプニル)

2009-11-30 09:03:38 | インターネット
今回は私のお気に入りのブラウザを紹介します。
本当は「お勧めのブラウザ」と書きたいところですが、色々と反論もあろうかと思いますので。

今までの記事ではブラウザはInternet Explorerのネタしか書いてきませんでしたが、
その他にも色々なブラウザを使っているんです。

Internet Explorerだけでもバージョン6、7、8と、その他にはNetscape、Firefox、Opera、Chrome
そして今回紹介するSleipnirです。


以下は「IT用語辞典 e-Words」からの引用ですが、

Sleipnirとは、国産の上級者向けタブブラウザの一つ。フェンリル株式会社(Fenrir&Co.)が
開発・配布しているフリーソフトウェアで、誰でも無償で入手・使用することができる。

SleipnirはWebブラウザの中でも、Webページをタブに収めて一つのウィンドウの中に多重化して
表示するタイプの「タブブラウザ」の一種である。
SleipnirはWebページの描画エンジン自体は自前では持たず、Microsoft社のInternet Explorerのエンジンと、
MozillaプロジェクトのFirefoxのエンジン(Gecko)のうち好きな方を切り替えて利用できる。


Sleipnirは最近使い始めたのですがかなり気に入りました。

何が気に入ったかと言うと、まずは色々とカスタマイズ出来るところです。
スキン(外観)も色々あって自分の好きなスキンに出来ますし、スキルがあれば自分でもスキンを
作れちゃう。

私の自作PCのデスクトップ画面はブラックを基調にしているんですが、それに合うスキンもありますしね。

デスクトップの画面



Sleipnirを起動したところ



結構合っているでしょ? ただの自己満足ですが(笑)。このスキンも少し自分で改造してあります。

気に入っているところはそれだけではないんですよ。
起動も速いし(1秒以内で起動)、検索バーもIE7や8標準の検索バーよりも機能が豊富です。

私のPCの用途の一番はネットで色々検索する事ですが(半分は仕事がらみ)、色々なキーワードで検索するときに
キーワードをハイライトすると結構便利なんです。

GoogleツールバーやYahooツールバーなら出来ますが、IE標準の検索バーでは出来ません。
Sleipnirの検索バーだと出来るんですね。もちろん検索の履歴も残せますし。(IE標準の検索バーでは残せない)

ただ一つ、GoogleツールバーやYahooツールバーなら出来てSleipnirで出来ないのが
サジェスト(キーワード入力補助)です。早くバージョンアップで出来るようになればいいんですが・・・

それに元がInternet Explorerのエンジンなので移行もかなり楽です。
私はキャッシュやCookie、履歴などを「RAMディスク」に移してありますが、それもそのままで使えました。

その他にも色々便利な機能もあますし、その機能も自分好みにカスタマイズ出来ます。
私の嫌いなFavicon(ファビコン)を読み込まない設定もありますしね。

そうそう、ダウンロードはこちらから。

フェンリル | フリーソフト | Sleipnir カスタマイズに特化した上級者向けブラウザ


話はそれますが、Windowsメールの1回目の起動が遅いんですね。(6秒位)2回目からは一瞬で起動しますが。
そこで何か他のメーラーはないかなぁと探したら、私にピッタリのメーラーがありましたよ。

フリーではないんですが、体験版をダウンロードしてみたら気に入ったので買っちゃいました。そのメーラーは
Shuriken 2009


これも外観を自分好みにカスタマイズできるんです。
この「カスタマイズ出来る」って事だけで買ったと言ったら、だいさんに大笑いされましたが・・・

↓がSleipnirとShurikenを起動した画像です。



なかなか合っているでしょ? って、これも自己満足ですが(笑)

もちろんShuriken 2009は起動も速いです。

それに自作PCはセキュリティソフトも同じジャストシステムの「Kaspersky」を使っているので
「Shuriken 2009」と相性もいいですし、「Kaspersky」との連携機能もあります。


ちょっと話が脱線しちゃいましたが、現在IE8を使っている人はSleipnirとIE8との相性もいいみたいですので
移行してみる価値はあるかと思います。

IE8以前のバージョンの人も「フェンリル版 Internet Explorer 8」と言うのををダウンロード出来ます。

ちなみに初心者向けの「Grani (グラニ)」と言うのもあります。


私はすでにSleipnirがメインのブラウザになっちゃってます。Windows7のPCもSleipnirにしちゃいましたよ。



(ケン)
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パソコンでオリジナル音楽CDを作りましょう

2009-11-27 09:01:23 | ソフトウェア
おはようございます。

先日生徒さんから「オリジナル音楽CDの作り方について」質問があったので

今日は、Windows Media Playerで音楽CDを作成してみたいと思います。

ちなみに私のPCにインストールされているのはWindows Media Player11です。

これで説明しちゃいます。

まず好きな音楽CDをPCに取り込みましょう。

音楽CDをCDドライブに挿入すると自動再生のウィンドウが表示されるので、以下のように選択し→OK



Windows Media Playerで音楽CDの取り込みが始まりますので

終わるまでじっと待ちましょう(*^_^*)

他にもCDを取り込む場合は、Windows Media Playerを終了させてから

CDを取り替えて先ほどと同じ操作を繰り返せばOK

さて、

何枚かCDをPCに取り込んだ後、ライブラリ→曲を選択すると

一覧が見れます。



さぁいよいよCDを作成しますよ。CD-Rを用意しましょうね。

書込みボタン下の下向き▽ボタンをクリックし→オーディオを選択



するとウィンドウ右側に「ここに項目をドラッグして・・」が表示されますから

好きな音楽タイトルをドラッグしてリストに追加します。



だいたい10曲ぐらいにしましょう。

出来たら、空のCD-RをCDドライブに挿入して「書込みの開始」

ボタンをクリックすれば、後は出来あがるのを待つだけです。



ねっそんなに難しくないのでぜひPC初心者のかたも挑戦してみてくださいね。

mihoりん
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100個のセルにランダムに番号を振る-その3(Excel2000以降)

2009-11-24 09:01:18 | ExcelVBA
さて、今回も「100個のセルにランダムに番号を振る」を取り上げます。

バックナンバーはこちら。
100個のセルにランダムに番号を振る
100個のセルにランダムに番号を振る-その2

僕は、今まで、以下の考え方でコードを考えてきました。
1.ランダムにセルを指定し、そのセルに1から順番に数字を入力する。
2.指定されたセルに既に数字が入力されている場合は、無視し、空白のセルが見つかったら、数字を入力する。


ところが、愚石さんから質問を受けました。
「左上のセルから順番にランダムな数を入力していく方法は大変なのか?」


確かにそういう考え方もできますよね。
つまり、
1.A列1行目から最終セルまで、順番に繰り返し処理をする。
2.ランダムな数字を発生させて、その値をセルに入力する
3.既に使用している数字の場合は、未使用の数字になるまでランダム数を発生させる


この場合、3の処理がポイントとなります。
全てのセルに対して、今回のランダム数が未使用なのかチェックするとすると、
またしても、繰り返し処理をしなくてはなりません。
繰り返し処理の中に繰り返し処理が入ってくると、どんどん処理が遅くなってしまいます。
ここをどうするのか?

考えること○時間、ようやく妙案を思い付きました。

未使用か既使用かを判断するための配列を活用すればいい。
セルの数の分だけの要素をもった配列を用意します。
そして、セルに入力した数字をインデックスとした要素にマークを付けます。
そうすれば、その数字が未使用かどうか、そのインデックスの値を見ればすぐにわかります。

例えば、ランダムに発生した数字が2とします。
この場合、配列の最初から2番目の要素に、目印であるTrueという値を代入します。
以降、もし、ランダムに発生した数が2だとしても、配列の2番目の値を参照して、そこにTrueが入っていれば、
使用済みということが即座に分かります。
(厳密には、配列のインデックスは0から始まるので、3番目となります)


Sub Numbering2()
    Dim t As Integer
    Dim r As Integer, c As Integer
    Dim checkArray() As Boolean
    Dim s As Double, e As Double
    Const ROW_NUM As Integer = 20
    Const COLUMN_NUM As Integer = 10
    
    '以前の数字をクリア
    Range("A1").CurrentRegion.ClearContents
    
    '未使用かどうかを判定する配列
    '要素数は、行列数で変化するので、ここで定義する
    ReDim checkArray(ROW_NUM * COLUMN_NUM)
    
    '乱数ジェネレータを初期化(これで本当に乱数が発生する)
    Randomize
    For c = 1 To COLUMN_NUM
        For r = 1 To ROW_NUM
            Do
                t = Int(Rnd() * (ROW_NUM * COLUMN_NUM)) + 1
            Loop Until checkArray(t) = False
            Cells(r, c).Value = t
            checkArray(t) = True
        Next
    Next
    '配列の値は、以下のコードによって、
    'イミディエイトウィンドウで確認できます(表示メニューから)
    For i = 0 To UBound(checkArray)
        Debug.Print i & ":" & checkArray(i)
    Next
End Sub


画像も載せておきます。




それでは、実行してみましょう。以下が実行結果です。

うまくいってますよね。それに、処理速度も問題なさそうですよ。



ちなみに、Visual Basic Editorの表示メニューから、イミディエイトウィンドウを表示させると、以下のように、
配列の値を見ることができますよ。
以下の画像は、画面の制約上、配列の一部ですが、みんな使用済みのTrueが入っているのがお分かりいただけます。




だい
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「YouTube」がフルハイビジョンに対応

2009-11-21 09:01:22 | インターネット
今日はちょっと変わりネタを。

YouTubeがフルハイビジョン(1920×1080 HD)に対応しましたね。

以前からハイビジョン(1280×720 HD)には対応していましたが、今週からフルハイビジョン(1920×1080 HD)
にも、対応したみたいです。

まずは、これを観て下さい。
24.1インチの液晶モニタ(1920×1200)でフルスクリーンモードでもかなり綺麗ですよ。

YouTube - [PV] 私の未来のだんな様 (Close-up Ver.) - Berryz工房 [1920 x 1080 HD]

しかし、かなりCPUの負荷が高いですが・・・

Intel Core 2 Duo E8400 (3GHz) で、CPU使用率50%位

Intel Celeron M (1.6GHz)のノートPC(XP、無線LAN)ではコマ落ちしてまともに観れませんでした。

貴方のPCでは観れるかな???


それでは、良い3連休を。(私は明日仕事です~)



(ケン)
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「Internet Explorer」の起動時間

2009-11-20 09:02:05 | インターネット
今回は「Internet Explorer」の起動時間について書こうと思います。(以下IE)


皆さん、IEの起動時間ってどのくらいですか?

PCのスペックやIEのバージョンによっても違いますが、IEの起動時間を少しでも速くする方法を書きますね。

まずは自分のPCでIEにどんなツールバーがあるか確認してください。

Googleツールバー、Yahoo!ツールバー、メーカー製PCだとNECなどはBIGLOBEツールバーとか色々ないですか?

最近はプリンタのツールバーなんかもインストールされたりしますよね。

これらのツールバーがIEの起動時間を遅くしているんです。

これらのツールバーは「アドオン」なんですね。
IEが起動するたびにこれらのアドオンを読み込んでいるので、ツールバーが沢山あるほどIEの起動時間が
遅くなるんです。


ちなみにIE8ではアドオンの読み込み時間が分かるんですよ。

「インターネットのプロパティ」の「プログラム」タブの「アドオンの管理」をクリックします。



↓が私の自作PC(Vista+IE8)のアドオンの読み込み時間です。



IE8の人は一度確認してみてくださいね。

ツールバーはGoogleツールバーだけですが、起動時間は1~2秒くらいです。
Googleツールバーを無効にすれば1秒で起動します。

これらのツールバーは必要最小限にしてください。(ツールバーが何も無い方が一番速いですが)
使っていないツールバーは無効あるいはアンインストールした方がIEの起動時間は速くなりますよ。


ある時、VistaのPCでIEを7から8にしたらもの凄く起動が遅くなった事がありました。
PCのスペックはCPUが「AMD Turion X2(デュアルコア)2GHz」で、メモリも4GBなので決して遅くはないはずです。

色々原因を調べたら、Vistaの「ユーザーアカウント制御」が原因でした。
「ユーザーアカウント制御」を無効にしたら、嘘の様に速くなりました。

Vista+IE8で、起動が遅い人は「ユーザーアカウント制御」を無効にしてみてください。
(もしかしたら速くなるかも)

方法は過去の記事の「VistaのUAC(ユーザーアカウント制御)を無効にする。」に書いてあります。


XPだとフリーソフトで「INetXP」と言うのがあります。

タスクトレイの「INetXP」のアイコンをダブルクリックすれば、IEが一瞬で起動しますよ。
予めバックグラウンドでIEを起動しておくんですね。その分メモリも食いますが。
ダウンロードはこちらから。使い方はヘルプに書いてありますが、凄く簡単です。

ちなみにIEのバージョンによる起動時間はIE7が一番速いです。


まぁ、IEに限らずPCはシンプルイズベストですね。



(ケン)
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CDに書き込みが出来ない

2009-11-18 09:01:32 | WindowsXP・Vista・Windows7
おはようございます。

昨日の夕方、生徒さんがノートパソコンを持って教室にやってきました。

「ねぇ先生、突然CD-Rに書き込みが出来なくなっちゃったんですよ。旅行の写真をパソコンに取り込んだので、CD-Rに
バックアップをとっておこうと思ったのに・・・CD-Rを挿入すると『E:¥にアクセスできません。ファンクションが間違っています。』
というメッセージが出るんです。とうしちゃったんでしょう。」

「あらら、どうしちゃったんでしょう。」

だい先生:「CD-Rに問題がないか、ドライブに問題がないか、一つづつ調べてごらん。」

mihoのPCでCD-Rを確認。ちゃんと開いて中身を確認出来るわ(*^_^*)CD-Rは大丈夫ね。

生徒さんのPCに外付けCDドライブを装着して確認。

「はっ!先生!外付けCDドライブも同じメッセージが出ます。」

だい先生:「ということは、CDドライブの設定が変更されてしまっている可能性があるね。」

見てみましょう。

「スタート」ボタン→「マイコンピュータ」を選択

CDドライブのアイコンの上で右クリック→メニューの中から「プロパティ」を選択



ひとつひとつタブの中を見ていくと・・

「あっ書込みタブ内の『このドライブでCDの書き込みを有効にする』のチェックがはずれています。これ怪しいですね。」



チェックを入れてダイアログの「OK」をクリック。



さぁこれでもう一度CD-Rを挿入してみると・・

やったね(*^_^*)

設定を変えた覚えもないんだけどなぜだろう・・というようなことはパソコンの世界にはよくあることです。

これは誰のせいでもありません。

問題があった時は、まずは一つづつ確認してチェックしましょう。

今回のようにCD-Rやドライブ自体に問題がない場合は
「設定の変更」を疑うのがいいでしょう。

これでまた今日もひとつおりこうさんになりました。

こうした経験を積んでいくことが大切ですね(*^_^*)

mihoりん
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Windows7 エディションの比較

2009-11-16 09:03:11 | WindowsXP・Vista・Windows7
今回はWindows7のエディションの比較をします。

その前に前回書き忘れましたが、Microsoftの「Windows 7 製品対応情報」から各PCメーカーへの
リンクがありますので、アップグレード前にはよく確認してくださいね。


それでは各エディションの比較ですが、Microsoftのサイトに比較があるのでまずは見てください。

前回も書きましたが、VistaからのアップグレードではWindows7 Ultimateがお勧めです。
Vistaのどのエディションからでもアップグレード出来ますからね。(これが一番の利点かな?)

その他の利点ですが、ProfessionalとUltimateではHDDを丸ごとバックアップ出来ます。
(HDDが2台あればそこに、なければ外付けHDDに)



Home Premiumだと市販のバックアップソフトを買わなければ出来ないんですが、ProfessionalとUltimateでは
標準でその機能がついています。

Home Premiumでも「システムの復元」を使えばいいじゃんと思われるかもしれませんが、
PCが起動しなくなったらどうしますか?

PCなんか前日まで普通に動いていたのが、突然起動しなくなる事なんかありますよ。

その場合でも、Windows7のDVDから起動してバックアップの復元が出来るんです。

それから「システムの復元」で復元すると結構ゴミのファイルが残るんですねぇ。

しかし、Home Premiumでも下記ソフトを買えばHHDを丸ごとバックアップも出来ますし、Professionalや
Ultimateの標準機能よりも機能も豊富ですけどね。(^_^;)

Acronis True Image Home 2009


コスト的にはWindows7 Ultimateのアップグレード版よりもWindows7 Home Premiumのアップグレード版+
バックアップソフトを買う方が安くすみます。


あと、ProfessionalとUltimateでは「Windows XPモード」が使えます。

ただしこれを快適に使うにはPCのスペックも高くないと重いですね。私のノートPCのスペックでは低いです。

最低でもCPUはデュアルコアのクロックが3GHz位かクワッドコア、メモリも4GBは必要でしょう。

「Windows XPモード」については「Windows7 RC レビュー Part-12」と「Windows7 RC レビュー Part-13」で
書いているのでご参考に。

それからMicrosoftのサポートに聞いたところ「Windows XPモード」にセキュリティソフトのインストールは
必要ないそうです。


その他にもUltimateには他のエディションにない機能がありますが、それはMicrosoftのサイト
調べてみてください。

ProfessionalとUltimateの価格差も少ないです。Professionalを買うならUltimateを買った方がお得です。


XPからのアップグレードはあまりお勧めしませんね。
どのエディションでも新規インストールになりますし、PCのスペックが高くないと重いでしょう。
(スペックの低いPCでもVistaよりは軽いですけどね)


今回はWindows7にアップグレードする場合のエディションの比較をしましたが、新規でWindows7搭載のPCを
買うなら好きなエディションでいいですよ。

と、言ってもメーカー製PCだとHome Premiumがほとんどですけど。


(ケン)
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ブックを開かなくても内容を確認できます(Excel2007)

2009-11-13 09:01:35 | エクセル
おはようございます。

前回ブックを開かなくても内容を確認できます(Excel)

という記事を書きました。その記事にコメントをいただきました。↓↓(ありがとうございます。)

「2007の場合はどのようにファイルをプレビュー表示されたらよいでしょう」

はい(*^_^*)

さっそく取り上げたいと思います。

まず、プロパティを表示するには、Excelウィンドウの左上

にある「オフィスボタン」をクリックします。



このボタンは2002/2003バージョンの「ファイル」メニューにあたります。

開かれたメニューから「配布準備」をポイント→「プロパティ」を選択

Excelウィンドウにプロパティが表示されるので、↓のように



「ドキュメントのプロパティ」→「詳細プロパティ」をクリック

そうするとありますねぇ(*^_^*)

「ファイルの概要」タブ→「プレビューを保存する」にチェックを入れます。




そしてOK

プロパティが表示されている領域の右側に×ボタンがあるので閉じます。



ではでは一度保存して閉じてから、再度このブックを開きます。

2007は「オフィス」ボタンですよ(*^_^*)→「開く」をクリック→

「開く」ダイアログで表示切り換えボタンから「プレビュー」を選択



今保存したブックを選択すると・・



はい出来あがり(*^_^*)

mihoりん
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100個のセルにランダムに番号を振る-その2(Excel2000以降)

2009-11-11 09:00:15 | ExcelVBA
さて、今回は、前回の記事のコメントにお答えします。

ちなみに前回は、「100個のセルにランダムに番号を振る」というものでした。

頂きましたコメントは、「1から200までの数字を10行20列に表示するならどうなるんだろう?」です。

さっそくコードを修正してみましょう。

以下のように修正してください。


Sub Numbering()
    Dim i As Integer
    Dim r As Integer
    Dim c As Integer
    Const MAX_NUM As Integer = 200
    
    '以前の数字をクリア
    Range(Cells(1, 1), Cells(MAX_NUM, MAX_NUM)).ClearContents
    
    i = 1
    '乱数ジェネレータを初期化(これで本当に乱数が発生する)
    Randomize
    '今回は100になるまで繰り返し処理
    Do Until i = MAX_NUM + 1
        '乱数で行番号と列番号を取得
        r = Int(Rnd() * 20) + 1
        c = Int(Rnd() * 10) + 1
        '既に入力されているセルには書き込まない
        If Cells(r, c).Value = "" Then
            Cells(r, c).Value = i
            i = i + 1
        End If
    Loop
End Sub




変更箇所を赤く囲っておきました。
乱数を発生させる部分と最大数を指定する部分の2つですよ。




それでは、実行してみましょう。以下が実行結果です。
うまくいきましたね。(塗りつぶしの色は前回の名残です。気にしないでください)




さあ、こうなると、行数・列数を何回も変更して試してみたくなりますよね。

そこで気が付きました。
行数と列数を指定するだけで、何とかならないものだろうか?

何とかなりました。
以下が、変更後のコードです。



Sub Numbering()
Dim i As Integer
Dim r As Integer
Dim c As Integer
Const ROW_NUM As Integer = 20
Const COLUMN_NUM As Integer = 5

'以前の数字をクリア
Range("A1").CurrentRegion.ClearContents

i = 1
'乱数ジェネレータを初期化(これで本当に乱数が発生する)
Randomize
'今回は100になるまで繰り返し処理
Do Until i = ROW_NUM * COLUMN_NUM + 1
'乱数で行番号と列番号を取得
r = Int(Rnd() * ROW_NUM) + 1
c = Int(Rnd() * COLUMN_NUM) + 1
'既に入力されているセルには書き込まない
If Cells(r, c).Value = "" Then
Cells(r, c).Value = i
i = i + 1
End If
Loop
End Sub



変更箇所を赤線で示しておきました。




このようにコードを修正しておけば、今後は、赤い枠の中の数字を変更するだけで、簡単に任意のマス数のランダム配置ができます。

つまり、
Const ROW_NUM As Integer = 20
が、行の数を指定しています。
Const COLUMN_NUM As Integer = 5
が、列の数を指定しています。
この数字を自由に変更してください。それだけで、けっこうです。

たとえば、上記のようにすると、行数が20、列数が5 の計100までの数字がランダムに配置されます。

実行結果は以下のとおりです。





メイン処理のコード部分を変更することなく、コード冒頭の定数だけを変更すればいいので、今回のコードは、変更に強い書き方といえましょう。


だい
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ブックを開かなくても内容を確認できます(Excel)

2009-11-09 09:00:53 | エクセル
おはようございます。今日もExcelの便利技をお勉強しましょう。

ファイル名を見ただけでは、どんな内容のファイルだったのか

思い出せない時がありますよね。

Excelの「ファイルを開く」ダイアログには、プレビュー表示で内容を確認する機能があります。

標準設定ではこのプレビューは表示されません。

そういうわけで、プロパティ画面で「プレビューの図を保存する」にチェックをいれておきましょう。

ちなみに「プレビューの図を保存する」はExcelのファイルアイコンを右クリックして表示する「プロパティ」画面では、出てきません。

なので、ファイルを開いてから、「ファイルメニュー」→「プロパティ」から設定しましょう。





チェックを入れてファイルを保存したら、改めてExcelを起動し、「ファイル」メニュー→「開く」を選択

「ファイルを開く」ダイアログの「表示」ボタンで[プレビュー]を選択



これで先ほど保存したExcelファイルを選択すると・・



ほら(*^_^*)内容が表示されました。

出来上がり♪

mihoりん
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Windows7 アップグレードの注意点

2009-11-06 09:48:24 | WindowsXP・Vista・Windows7
先月にWindows7が発売され、メーカー製PCでもWindows7搭載モデルが発売されましたね。

今回は現在VistaのPCを使っていてWindows7にアップグレードする場合の注意点を書きます。

まずPCのスペックですが最低でもCPUはデュアルコアでメモリは2GBは欲しいところです。

ちなみに私がアップグレードしたノートPCのスペックですが、CPUは「Intel Core 2 Duo T7300 (2.0GHz)」
で、メモリは2GBです。

これだとVistaよりもWindows7の方が快適に動きます。

Microsoftのサイト「Windows 7 をアップグレード徹底ガイド Microsoft Windows」に
アップグレードの注意点などが詳しく載っているのでアップグレードの前には是非見てください。


それではどのエディションにアップグレードしたらいいのか?
ずばりお勧めは「Windows7 Ultimate」です。

下の表を見てもらえば分かるかと思いますが、「Windows7 Ultimate」ならどのエディションからでも
アップグレードが出来るんです。



「Windows7 Home Premium」の場合だと、一般的なメーカー製PCの「Vista Home Premium」から
「Windows7 Home Premium」にしかアップグレード出来ません。

「Windows7 Ultimate」なら「Vista Home Premium」からもアップデートインストール出来るんですね。

「Windows7 Home Premium」でもいいよって言う人もいるかと思いますが、どうせなら「Windows7 Ultimate」
にしませんか?

「Windows7 Ultimate」にする利点はかなりありますよ。これについてはまた次回にでも。

「Vista Home Premium」で、他のWindows 7のエディションにするには新規インストールしか出来ないんです。
新規インストールだと今までの環境が移行出来ません。


実は私は優待価格で「Windows7 Professional」を予約して買ったのですが、結局「Windows7 Ultimate」
を買い直しました。
元のノートPCが「Vista Home Premium」だったのでアップグレードインストールが出来ないんですね。

予約の時点では「Windows7 Ultimate」が売り切れだったので「Windows7 Professional」にしたのが失敗でした。


ちなみに、セキュリティソフトは「ウイルスバスター2010」をインストールしましたが、XPやVistaに
比べて起動がメチャクチャ速いです。



(ケン)
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100個のセルにランダムに番号を振る(Excel2000以降)

2009-11-04 10:40:42 | ExcelVBA
今日は、長男のリクエストを取り上げます。

「数字を適当に並べてほしい」というのがそのリクエストです。

今回は、エクセルを使ってお応えしましょう。

10×10=100のセルを使って、ランダムに1から100までの数字でセルを埋めていきます。

以下のような感じです。
毎回、ランダムに数字が配置されますよ。
(なお、100個のセル範囲には、事前にセルの塗りつぶしを設定しておきました)




さて、さっそくコードを書いてみましょう。


ALT + F11 で、VisualBasicEditorを起動します。
「挿入」→「標準モジュール」をクリックします。

そこに、次のようにコードを記述してください。

-------------------------------------------------------

Sub Numbering()
    Dim i As Integer
    Dim r As Integer
    Dim c As Integer
    Const MAX_NUM As Integer = 100
    
    '以前の数字をクリア
    Range(Cells(1, 1), Cells(MAX_NUM, MAX_NUM)).ClearContents
    
    i = 1
    '乱数ジェネレータを初期化(これで本当に乱数が発生する)
    Randomize
    '今回は100になるまで繰り返し処理
    Do Until i = MAX_NUM + 1
        '乱数で行番号と列番号を取得
        r = Int(Rnd() * 10) + 1
        c = Int(Rnd() * 10) + 1
        '既に入力されているセルには書き込まない
        If Cells(r, c).Value = "" Then
            Cells(r, c).Value = i
            i = i + 1
        End If
    Loop
End Sub

-------------------------------------------------------

一応、画像も載せておきますよ。




コードの解説は、プロシージャ内のコメントをご覧ください。

それでは、実行してみましょう。

Excelに切り替えて、Excel2003までは、「ツール」→「マクロ」→「マクロ」とクリックします。
Excel2007は、Altキーを押しながらF8キーを押してください。

実行ボタンをクリックします。





新たに1から100までの数字がランダムに配置されましたね。





今回は、10行×10列のセル範囲としましたが、変更した場合、コードのどこを変更したらいいのか考えてみてくださいね。



だい
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ページをまたいだ表に見出しをつける(Excel)

2009-11-02 15:02:14 | エクセル
おはようございます。

前回の記事では、「ページをまたいだ表に見出しをつける Word編」をご紹介しました。

さっそく生徒さんから、「Excelでは出来るんですか」と質問をいただいたので、今日はExcel編です。

このような表があります。↓



印刷プレビューで見てみると・・↓



2ページ目には見出しは表示されませんよね。

では、Excelも各ページに見出しが印刷されるように設定しましょう。

編集画面に戻り、Excel2002/2003は「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「シート」見出しをクリック

Excel2007は、「ページレイアウト」タブ→「ページ設定」の矢印をクリック→「シート」見出しをクリック



印刷タイトルの「タイトル行」のテキストボックスをクリックし、ワークシートの1行目(表の見出し)をクリックしたらOK



これでOK。

さぁ印刷プレビューで確認してみましょう。



出来上がり(*^_^*)

mihoりん
コメント (1)
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