パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

重複データの削除(Excel2007以降)

2011-03-31 09:01:29 | エクセル
今日は、エクセルも進化を遂げているというネタをご紹介します。

以下のような表があるとします。
B列をご覧ください。同じ商品名が登場してきますね。
今回のミッションは、「B列の商品名が重複しないように、重複データを削除する」ということです。




今回の表のようにデータが少なければ、力技で手動削除するというのも一つの方法ですが、
大量のデータに対しては、へこたれてしまいそうです。

しかし、もしあなたがExcel2007以降のバージョンを使っているのなら、ラッキーです。
重複データを削除するコマンドが標準で用意されているのです。

それでは、さっそくご紹介しましょう。

まず、表内の任意のセルをひとつだけクリックします。



「データ」タブの「重複の削除」をクリックします。





ダイアログボックスが表示されます。
重複データのある列にチェックを入れます。今回は、「商品名」ですね。
OKボタンを押します。





重複データが削除され、メッセージボックスが表示されます。OKを押してください。

どうです。簡単でしょう。







さて、あまりに簡単にできてしまったので、今日は、もうひとつおまけ。


重複データが一目でわかるように書式設定をする方法です。

これも、Excel2007以降の機能です。

まず、データの範囲を選択します。





次に、「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックします。





「セルの強調表示ルール」の中の「重複する値」をクリックします。




ダイアログボックスが表示されます。

「書式」は、いくつも用意されています。選択すると、即座に画面に反映されますよ。





OKを押せば、はい完了。






それでは、また。


だい
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用紙サイズが違っても簡単!拡大/縮小印刷(Word)

2011-03-29 17:34:04 | ワード
みなさんおはようございます。

今日は、音楽家のFさんとのレッスンを記事に取り上げたいと思います。

「先生おはようございます。」

わぁFさん、お久しぶりですね(*^_^*)相変わらずお忙しいですか?

「はいおかげさまで(*^_^*)

でも昨日からはPCでの作業が忙しくて・・今日はコンサートチラシの印刷について

お勉強したいでーす」

印刷?チラシはできているんですね。すごぉーい。

「まぁチラシは友人がWordで作ってくれたもので・・ホホホ」



それはそれは・・(笑)

さて、印刷の仕方で困っちゃったのかな?

「実は、友人が作ってくれたチラシは用紙がB5なんです。でも印刷はA5にしたいん

ですよ。昨日用紙設定をA5にしてみたら、チラシの内容がはみ出ちゃって・・

焦ったのでそのまま閉じて、今日ここへ来たわけです」

はぁなるほど!

Wordファイルの用紙設定をA5にしたということですね  こんな感じですか↓



それはおどろいちゃいましたね。

それではFさん。今日は「拡大/縮小印刷」をお勉強しますよ。

「えっやっぱり出来るんですか・・♪」

そうなんです。なかなか優れモノですからしっかりメモってくださいね。

まず、ファイルを開いたら(ページ設定で確認)確かにB5の用紙設定になっていますね。

Word2007は画面左上のOfficeボタン→印刷→印刷

Word2003はファイルメニュー→印刷

ダイアログボックスが表示されるので、右側の拡大/縮小で用紙サイズの指定をしますよ。A5ですよね。

これでOKボタンをクリックすればB5→A5の縮小印刷ができます。



「あれ?簡単だわ」

でもFさん、ひとつ質問しますが、ご自宅にA5の用紙はあるのですか?

「いえ、A4しかないので、買って帰ろうと思いますが・・」

そうですか・・なんならA4に2ページ分印刷して、真中から切っちゃいますか?

「えっそんなことも・・」

出来るんです(*^_^*)

これはちょっと技を使いますからよく見ていてくださいね。

「・・はい(汗っ)」

まず、ページをコピーして2ページ目に貼り付けますよ。

おなじページができましたね。



さきほどと同じように印刷のダイアログを出して・・

拡大/縮小の「1枚当たりのページ数」を2ページに指定し、



「用紙サイズの指定」をA4にしてください。

以上です。

「なんだぁ簡単じゃないですかっ」

ふふふ ごめんなさい(*^_^*)

さっこれで印刷OKボタンをクリックしてくださいね。

(実物は割愛させていただきます・・m(__)m)

「わぁできてるぅ♪」

はい、簡単便利な拡大/縮小印刷でした。

「楽しかったです。」

わたしも(*^_^*)

mihoりん
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今週のおすすめ記事

2011-03-26 09:01:07 | その他
おはようございます。

もう来週で4月になりますが、朝・晩はまだまだ寒いですね。

さて、

今週は初心者の方にもお勧めのフリーソフトの記事をピックアップしました。


初心者にもお勧め 「スタートアップチェッカー」

PCのメンテナンスにお勧め CCleaner

お勧めのデフラグソフト


今週も是非ご覧になってくださいね。

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複数のテキストボックスにカレンダーの値を挿入する(VisualBasic)

2011-03-24 09:00:06 | Visual Basic
みなさんおはようございます。

今日はVisualBasicネタをご紹介します。

ここのところだい先生に習って私もVBにはまっているのです(*^_^*)

お題は「複数のテキストボックスにカレンダーの値を挿入してみよう」です。

フォームにテキストボックスを3つ配置します。

MonthCalendarコントロールを1つ配置します。AccessやExcelのフォームの「カレンダー

コントロール」と同じようなものですよ。



さて

textbox1にカーソルを置いた状態でMonthCalendarコントロールのある日付をクリック

したらtextbox1に日付を挿入します。

textbox3にカーソルを置いた状態でMonthCalendarコントロールのある日付をクリック

したらtextbox3に日付を挿入します。

・・・といったことをします(*^_^*)

これって考えてみるとちょっと悩んでしまうのですが、今回は変数を使うことによって

うまくいきました(エヘヘ)



テキストボックス型のモジュール変数 txを宣言してます。

そしてtextbox1~3ののクリック時イベントに

自分自身(textbox1~3)をtxに代入します。

これでtxをそのtextboxとして扱うことができるようになります。
(代入した時にそれそのものとして扱うことを「参照渡し」と言いますね)

monthcalendarの日付選択時イベントでtxに対して日付を代入します。





そうすると、先ほどtxに代入したtextboxにも日付が挿入されるのです。



おもしろいですね。


さてここで勉強したことをAccess・ExcelのVBAではどのようにコーディングすればよいか

さっそく考えてみたくなります。

うまくできたら次回の記事でご紹介しますね。

mihoりん
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10進数の値を2進数に変換する(Excei2000以降)

2011-03-22 09:03:02 | ExcelVBA
今日は、10進数の値を2進数に変換するプログラムを作ります。

ExcelVBAを使います。

サンプルとして、以下のようなワークシートを用意します。

A1に入力した10進数の値に対して、2進数に変換した値をA4に表示してみます。




なお、10進数の値を2進数に変換する方法ですが、
10進数を2で割って、その商をさらに2で割る、 またその商を2で割って…と、余りを出しながら商が0になるまで繰り返します。
その後に、最後の余りを先頭に下から順に並べると2進数になります。

この処理をプログラムで表現することが今回の目的です。

もちろん、繰り返し処理を使いますが、こんなときは再帰呼び出しというアルゴリズムを使うと身近なコードで記述できます。

VisualBasicEditorを起動したら、標準モジュールを挿入してください。

そこに、以下の様に記述します。



Private Sub ConvertValue(ByVal n As Currency, _
            ByVal a As Integer, _
            ByRef ans As String)
  '再帰を活用

  If Int(n / a) = 0 Then
    ans = ans & (n Mod a)
    Exit Sub
  End If

  ConvertValue Int(n / a), a, ans
  ans = ans & (n Mod a)
End Sub

Sub ConvertBinary()
  '10進数の値を2進数に変換
  Dim ans As String
  ConvertValue Range("A1").Value, 2, ans
  Range("A4").Value = "'" & ans
End Sub

一応画像も載せておきます。





今回は、2つのプロシージャを記述しました。
つまり、2進数に変換する処理をサブルーチン(ConvertValue)として独立させました。
このサブルーチンをメインのプロシージャから呼出します。

このサブルーチン(ConvertValue)には、3つの引数があります。
一つ目は、10進数の値を指定する引数です。
二つ目は、変換する進数の値を指定する引数です(今回は、2となります)
三つ目は、答を格納する引数です。
なお、三つ目は、参照渡し(ByRef指定)してあることに注意しましょう。こうしないと、値を維持することができません。

再帰処理は、繰り返し処理です。
したがって、繰り返しの終了条件を記述しないと、無限ループに陥ります。
今回は、10進数の値を2で割った答えが0になると処理を終了します。
そうでない間は、繰り返し割り算の答えを2で割り続けます。

メインのプロシージャでは、サブルーチンに引数を与えて呼び出しているだけです。



それでは、実行してみます。
今回は、ボタンにマクロ「ConvertBinary」を登録しておきました。

値に10000 を指定して実行してみましょう。
A1に10000と入力して、ボタンを押します。

すると、2進数「10011100010000」が得られました。




今回のサブルーチンの第2引数に、たとえば3と指定すると、3進数に変換できますよ。

それでは、また。


だい
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今週のおすすめ記事

2011-03-19 09:01:08 | その他
みなさんおはようございます。"今週のおすすめ記事"の日がやってきました。

「さぁ、どの記事を載せようかしら」

まずは読んじゃおう

これも読んじゃおう♪

つい「なるほど~♪」と納得。

「次はこれを読んじゃおう♪」

危ない危ない 自分の仕事を忘れてしまうところでした(笑)

そんなわけで

このブログは私たちスタッフの備忘録的存在でもあります。

みなさんにもいつもかわいがっていただいて本当に感謝です(*^_^*)

ありがとうございます(*^_^*)

では、どうぞ↓↓


任意の列で自動移する(ExcelVBA)

Accessフォーム コントロール内の任意の位置にカーソルを移動させましょう

「Gavotte Ramdisk」でRamdiskを作成



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時刻の計算 表示形式の余計な?ご親切(Excel)

2011-03-17 09:03:12 | エクセル
「もしもーし Excelが計算をまちがえたぞ」


おはようございます(*^_^*)今日も張り切って・・・

というところで父からの電話。

今日の記事は即決まり。(笑)

さて、よくよく話を聞いてみると・・

父は勤務時間表を作って、先日覚えた計算式をいれてみたそうなのです。




「時刻は、普通に数値だと思って計算に使っていいよ」と父に伝えたところ

1日の勤務時間は・・ちゃんとでていますね




さて次は一週間の勤務時間合計。

数式をみると・・・

合ってる合ってる(*^_^*)



「合ってないし。1:00はおかしいし。Excelがとうとう間違えた!」

(いいツッコミですね)




それがねExcelってば、時間を標準的な表示形式を設定しちゃうの。

「・・・はい?」

計算結果は本来25時間になるでしょ。

でも24時間を超える分は表示しない設定にしちゃうの。

だから1:00なの。

お父さんの数式はちゃんと合っているし正しい答えもちゃんと出ているの。

Excelが見せ方を変えているだけよ♪

さぁ

そんなわけで「見せ方」を変えてみましょう。


答えが出ているセルE25を選択→右クリックしてメニューから「セルの書式設定」を選択

「表示形式」タブから下の一覧で設定しますよ。

左側の「分類」は「ユーザー定義」

右側は現在h:mmが選択されているから[h]:mm:ssを選択して「種類」のしたのボックスで[h]:mmに修正します。





h、m、sはそれぞれ時間、分、秒を表す記号です。

これでOKをクリックしたら

はい♪できあがり



「おー(*^_^*)できたできた」

よかったよかった(*^_^*)

それじゃぁお父さん、今日も張りきっていきましょうね。

mihoりん
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Visual BasicとSQLServerの連携-その1

2011-03-15 09:00:10 | Visual Basic
東北地方太平洋沖地震におきまして、被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今日は、データベースアプリケーションを取り上げます。
Visual Basicを使って、SQLServerのデータをコントロールに表示する方法をご紹介します。

SQLServerは、Microsoft社が提供しているリレーショナルデータベース管理システム(Relational DataBase Management System : RDBMS)です。
高価な製品ですが、無償で入手できるExpress Edition もあります。
荒っぽく言えば、Accessの高レベル版という感じでしょうか。

なお、SQLServerには、既に「MainSub」という名前のデータベースが作成されているものとします。
そして、そのデータベースには、以下の3つのテーブルが用意されているものとします。

T受注サブ
T商品マスタ
T担当者マスタ



それぞれのテーブルには、サンプルデータが既に格納されています。

T受注サブ

ちなみに全てのフィールドは、int型です。

T商品マスタ

左から順番に、int型、nchar型(10文字)、money型です。

T担当者マスタ

左から順番に、int型、nchar型(10文字)です。


今回は、この3つのテーブルを関連付けたビュー(クエリ)を取得して、フォームに表示してみます。

以下のようなビュー(クエリ)とします。




このようなビュー(クエリ)をサーバーサイドに作ることもできますが、今回は、あえてその作業もVisual Basicでやってみます。


VisualStudioを起動します。(今回は、Visual studio2008を使用しています)
「ファイル」→「新しいプロジェクト」とクリックし、任意の名前でプロジェクトを作ります。

フォームが表示されたら、ボタンとデータグリッドビューを図のように配置します。

名前は、それぞれ初期値のままで使用しています。(Form1 と Button1 と DataGridView1)
ボタンのTextプロパティは、「取得」としました。




ボタンをダブルクリックして、コード画面に切り替えます。

以下のようにコードを記述します。

冒頭のImports 文を忘れないようにしてください。
この宣言がないと、以下の用に記述してもエラーが出てきます。


Imports System.Data.SqlClient

Public Class Form1

  Private ds As New DataSet

  Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
    Dim Cn As New SqlConnection
    Dim Cmd As New SqlCommand
    Dim strSQL As String = "SELECT T受注サブ.サブID, T受注サブ.商品ID, T商品マスタ.商品名, T商品マスタ.単価, T受注サブ.数量,
T商品マスタ.単価 * T受注サブ.数量 AS 金額, T受注サブ.担当者ID, T担当者マスタ.担当者名 FROM T受注サブ INNER JOIN T商品マスタ ON
T受注サブ.商品ID = T商品マスタ.商品ID INNER JOIN T担当者マスタ ON T受注サブ.担当者ID = T担当者マスタ.担当者ID"

    Cn.ConnectionString = "Data Source=DAI;Initial Catalog=MainSub;User ID=rm;Password=xxxx"
    Dim da As New SqlDataAdapter(strSQL, Cn)
    Try
      da.Fill(ds, "Q受注サブ")
      With DataGridView1
        .DataSource = ds.Tables("Q受注サブ")
        .AutoSizeColumnsMode = DataGridViewAutoSizeColumnsMode.AllCells
        .Columns("単価").DefaultCellStyle.Format = "#,##0"
        .Columns("単価").DefaultCellStyle.Alignment = _
                  DataGridViewContentAlignment.MiddleRight
        .Columns("金額").DefaultCellStyle.Format = "#,##0"
        .Columns("金額").DefaultCellStyle.Alignment = _
                  DataGridViewContentAlignment.MiddleRight
      End With
      Button1.Enabled = False
    Catch ex As Exception
      MessageBox.Show(ex.ToString)
    Finally
      If Not Cmd Is Nothing Then Cmd = Nothing
      If Not Cn Is Nothing Then Cn = Nothing
    End Try
  End Sub

なお、画面の都合で自動的に改行されている個所がありますが、実際は改行されていません。




SQLServerのデータベースに接続するためには、SqlConnection と SqlCommand が必要です。
この2つのインスタンス(実体)をまず作ります。
そして、先程ご覧いただいたクエリを生成するSQL文を変数strSQLに代入します。
SqlConnectionのインスタンスであるCnのConnectionStringプロパティには、SQLServerへの接続文字列を代入します。

そして、SqlDataAdapterのインスタンスdaを生成します。
その際、SQL文とCn を引数に設定するのを忘れないでください。

あとは、daのFillメソッドで、DataSet の中に"Q受注サブ" というデータテーブルを作成します。
DataSet とは、ざっくばらんに言うと、メモリに展開されたデータベース領域です。

そして、DataGridView1の DataSource プロパティに、"Q受注サブ"データテーブルを指定します。

これで、DataGridView1にクエリの結果が表示されます。
あとは、書式設定が続いているだけです。

Try~Catch構文でエラーをトラップし、Finallyブロックで、インスタンスの後始末をします。


それでは、実行してみましょう。





すると、ちゃんとデータが表示されました。





今回は、表示するだけでしたが、今後は、データの更新についても取り上げます。



だい
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今週のおすすめ記事

2011-03-12 09:01:12 | その他
おはようございます。

昨日、東北地方太平洋沖地震がありました。
今日の明け方も新潟県中越や長野県北部などで地震がありました。
被災に遭われた多くの皆様、心よりお見舞い申し上げます。

まだまだXPのPCを使っている人も多いかと思いますが、今回はXPの「回復コンソール」の記事をピックアップしました。
PCが再起動を繰り返して起動しない場合でも「回復コンソール」で直る場合があります。

しかし、回復コンソールは初期状態ではPCにはインストールされていないんですね。

今回のおすすめ記事は「回復コンソール」のインストールから使い方までを書いた記事です。
もしもの時のために予めインストールしておく事をお勧めします。


回復コンソールのインストール (XP)

回復コンソールを使ってシステムを修復する (XP)

AHCIモードで回復コンソールを使う方法


今回も、是非ご覧くださいね。

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日付を文字列と結合して表示したらシリアル値表示になってしまう(Excel)

2011-03-10 09:00:52 | エクセル
みなさんおはようございます。

まわりの景色が春色になってきましたね。まだまだ朝晩は冷え込みますが、

昼間はぽかぽかして、日向ぼっこをしているとつい・・?

では(*^_^*)

今日も生徒さんからの質問を取り上げます。

まぁタイトルの通りなのですが(笑)

「基準」シートのあるセルに日付が入力してありました。

それを「計算」シートのあるセルに

"基準日は○月○日です。"と表示したいと。

がんばって、「基準」シートの日付をリンクさせようと

このような数式が設定してありました↓↓↓

="基準日は" & 基準!B3 & "です。"



わぁ(*^_^*)文字列結合の"&"を使って、よくやりましたね。

「はぁいがんばったんですけど・・・へんな数字が表示されちゃうん

です・・(うるる)」



あれ 言われてみればそうだね・・

がんばってここまで作ったからもう一工夫して完璧なものにしちゃおうね。


さて、この数字はいったいなんでしょうかね?

「へんな数字です。」

・・・

これはね、シリアル値と言って実は日付の正体なんですよ。

Excelは見た目で日付のように見せておいて実は数値で管理しているんですよ。

数式で日付が入力されたセルを参照したら、正体が出てきちゃったんですね。

さぁこれをどうやって日付の見せ方にするか・・ですが、

Text関数を使えばOKです。

この関数は数値を指定した表示形式にしてくれるんですよ。

Text(数値,表示形式)のように指定しますよ。

「・・ということは」

="基準日は" & Text(基準!B3,"m月d日") & "です。"

「これでいいですか(*^_^*)」



正解です♪♪

「やったね」

mihoりん
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氏名を姓名別々のセルに分割する方法-区切り位置(Excel2002以降)

2011-03-08 09:01:23 | エクセル
今日は、エクセルの標準機能を取り上げます。

下のようなデータがあるとします。



C列の氏名を D列に姓 E列に名 というように分割したいのです。
VBAを駆使する方法もありますが、標準機能でも対処できます。

それでは、やってみましょう。

C列のデータを選択します。

次に、「データ」タブの「区切り位置」をクリックします。




ウィザードが起動します。

最初の画面では、「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択します。
氏名は、スペースで区切られているからです。

「次へ」をクリックします。



「スペース」にチェックを入れます。

「次へ」をクリックします。



表示先のセル番地を、書き出しセルの先頭、つまり、今回は、D3にします。
(無理してD3:E6を選択する必要はありません)

「完了」をクリックします。



以下のメッセージが表示されたら、OKをクリックします。



すると、姓名に分割されました。

ご覧の通り、姓が2文字であろうと3文字であろうと、うまく分割されていますね。






だい
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今週のおすすめ記事

2011-03-05 09:02:52 | その他
おはようございます。

今週はまた寒くなって体調を崩した人も多いかと思いますが、季節の変わり目は嫌ですね。

さて、

今回は初心者の方にはちょっと難しいかと思いますが、「Excel VBA」の特集です。


エクセルからインターネットエクスプローラを起動する(Excel2002~2007)

任意の日付から、カレンダーを自動作成する(Excel VBA)

宛名を変えて自動的に連続印刷する方法(Excel2000以降)


今回も、是非ご覧くださいね。

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集計したい (Excel)

2011-03-03 09:01:10 | エクセル
先日、私の小学校の頃からの親友がパソコンを習いに来てくれました。

田舎から上田市まで、途中迷いながら約3時間・・・

よく来てくれたね。ありがとう(*^_^*)

さて、

彼女はゴルフ場つきホテルにお勤めしています。

んん?ホテル付きゴルフ場かな・・

どっちでもいいかぁ


ゴルフに来てくれたお客さんのデータから曜日別、地域別に集計をしたいとの事です。

「ねぇmimo、この表から集計したいのよ」



はいよ(*^_^*)で、集計表は?

「これなのよ」



了解しました。

これはねぇ・・関数を使っちゃおうか

・・・・

「私見てますからぁ(笑)」

いい?一緒に入力してみるよ。

まず、今回使う関数はSUMIFだよ。

条件に一致するデータの、指定した項目の値を合計してくれるんだよ~♪

「なにいってるかわかんないし・・」

みんなそう言うんだよねぇ 確かにあたしも言ってはみたものの、わかんない(笑)

だからね、やりながら覚えちゃえばいいよ。

まず、集計表の一番左上に関数を入れるから、セルL7を選択してね。

次に関数の挿入ボタンをクリックして、「関数の分類」はすべて表示を選択。

下の一覧に関数がアルファベット順にならんでいるから

がんばってSUMIFを探して、OKをクリックね。



関数の引数ダイアログがでたね。この関数は3つ材料を入れてあげれば答えを出して

くれるの(*^_^*)



確認するけどセルL7に出したい答えは、地域が「伊那」で、

月曜日に来てくれたお客さんの人数でしょ(*^_^*)

範囲(条件に指定した値を探す範囲)には、曜日が入っているD5~D32を指定。

条件は集計表のセルK7が使えるね。「月」って入っているから。

合計範囲には、伊那の人数が入っているE5~E32を指定。

ほら見て・・もう答えが出てるでしょ。



「ちゃんと合っているの?」

指定さえ間違っていなければ大丈夫(汗っ)

なんなら数えてみて。

「あらほんと。伊那のお客さんで月曜日に来たのは14日だけだから、合ってるぅ♪」

この関数はね、想像力が大事よ。

範囲と合計範囲を横にくっつけるとすると・・こうなるから↓
「はぁなるほどね」



「あとは、中津川や名古屋も同じようにすればいいのね」

その通り。

同じように・・と言うことは、数式をコピーして使えるように

絶対参照の設定をしましょうね(*^_^*)フフフ

「ぎょっ!そうだねぇ」

・・・考えること5分・・

=SUMIF($D$5:$D$32,$K7,E$5:E$32) でどうかな・・



はい♪正解。じゃあコピーしましょうね。



そんなわけで、このあとも楽しい楽しいレッスンは続くのでした(*^_^*)

mihoりん
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印刷プレビュー表示後のページ境界線を消す方法(Excel2003以降)

2011-03-01 09:00:31 | エクセル
今日は、気になる人には気になるけど、気にならない人にはどうでもいいネタを取り上げます。

それは、こんな生徒さんからのひとことから始まりました。

「先生、この枠線が消えないんですよ。まあ、引いた覚えもないんですけどねえ。」

「どれどれ? どの線ですか? えっ、この線? この点線ですか?」

なるほど、確かに点線が引かれています。でも、この線は枠線(罫線)ではありません。
会話では、わからないと思いますので、サンプルをお見せしましょう。
(サンプル画面は、Excel2007ですのでご了承ください)


J列とK列の間に表示されている点線です。





この点線は、枠線(罫線)ではありません。したがって、枠線を消す操作では消えませんよ。

対処法を紹介する前に、この点線がどうやって表示されるようになったのか、お見せしましょう。

簡単です。印刷プレビューを実行するだけです。





プレビュー画面が表示されましたね。
それでは、「印刷プレビューを閉じる」ボタンで閉じてください。





すると、点線が表示されるのです。この点線は、ページの境界線を示しているのです。





ズーム(画面の表示倍率)を50%にしました。ページの境界線がたくさん表示されているのがわかります。







それでは、この点線を消す操作方法をご紹介しましょう。

「ページレイアウト」タブをクリックして、「拡大縮小印刷」グループの右下のマークをクリックしてください。
(Excel2003以前のバージョンでは、「ファイル」→「ページ設定」とクリックします)





「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
「ページ」タグの中の、「次のページ数に合わせて印刷」を選択します。(なお、縦・横の数字は、任意です)
下の「OK」をクリックします。






すると、境界線が消えます。





ちなみに、「ページ設定」ダイアログボックスで、「拡大/縮小」を選択すると、再度、ページ境界線が表示されますよ。

この点線が気になって仕方がない生徒さんも、これですっきりしました。めでたしめでたし。


だい
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