パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

ユーザー定義関数を作ってみよう(Excel全バージョン共通)

2009-05-30 13:10:28 | ExcelVBA
今日は、ユーザー定義関数のご紹介をします。

エクセルは、300以上の関数が用意されていますが、
VBAを使って、オリジナルの関数を作ることもできます。


今回は、生徒さんからの質問というか要望を取り上げてみます。


以下のような表があります。
紙面の都合で、データの数は、11行ですが、実際は、300行ほどあります。





「C列の規格に入っている数字と単位を分離してE列とF列に入れたい。簡単にできないか」というのが、
生徒さんからの要望でした。

データを見ると、単位の文字数もまちまちですし、
数字の桁数もまちまちです。

規則性があれば、最初から何文字とか、最後から何文字とかいうロジックで
対処できますが、今回はそうは行きません。

そこで、データの文字列を頭から1文字ずつ取り出して、
それが数字なのかどうかで、判断するというロジックを採用します。

数字だけを取り出す関数と、文字だけを取り出す関数を作れば、
今回の生徒さんの要望にこたえられそうですね。


これは、やはりVBAを使わないとできませんので、まずは、VBEを起動しましょう。

ALTキー + F11キー を同時に押して、
Visual Basic Editorを起動します。

「挿入」→ 「標準モジュール」とクリックして、
コード入力画面を表示します。

以下のようにコードを記述します。


Option Explicit

Public Function getNum(str As String) As Long
    Dim i As Integer
    Dim c As Integer
    Dim buf As String
    
    c = Len(str)
    buf = ""
    For i = 1 To c
        If IsNumeric(Mid(str, i, 1)) Then
            buf = buf & Mid(str, i, 1)
        End If
    Next
    
    If buf = "" Then
        getNum = 0
        Exit Function
    End If
    getNum = CLng(buf)
End Function

Public Function getStr(str As String) As String
    Dim i As Integer
    Dim c As Integer
    Dim buf As String
    
    c = Len(str)
    buf = ""
    For i = 1 To c
        If Not IsNumeric(Mid(str, i, 1)) Then
            buf = buf & Mid(str, i, 1)
        End If
    Next
    getStr = buf
End Function



下の画像のようにしてくださいね。




これで、2つのユーザー定義関数ができました。

あとは、この関数を使って、単位量と単位の列にデータを表示します。


エクセルの画面に切り替えて、E列2行目を選択します。①(下の画像を参照)

関数の挿入ボタンをクリックします。②

関数の分類を「ユーザー定義」にします。③

getNum関数を選択します。④

最後に、OKボタンを押します。






次に表示される画面で、C列2行目を選択してから、OKをクリックします。





すると、E列2行目に 数字が表示されます。





C列2行目の値から、ちゃんと数字だけ取り出されてますね。

それでは、次に 単位を取り出してみましょう。

F列2行目を選択してから、関数挿入ボタンをクリックして、
今度は、getStr関数を選択します。
あとは、最初の関数と同様にやってみてください。






以下の画像のように、kg が、F列2行目に入ります。





あとは、数式のコピーをして完了です。
オートフィルを使いましょう。

E2:F2 を選択して、右下のフィルハンドルを出したら、
12行目までドラッグします。





はい、完成です。





このように、必要に応じてユーザー定義関数を作成すれば、
作業効率もアップしますよ。




だい
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きさの違う図形を連続挿入する(Word2007)

2009-05-29 15:25:14 | エクセル
こんにちは。

昨日私は、Word2007で↓下図のような形の違う図形をいくつも挿入するのに



非常に苦労してしまいました。

1年前まで、私のPCに入っていたのは、Word2003。

図形描画のツールバーからオートシェイプを

選択するときにダブルクリックすることで、オートシェイプの

連続挿入ができました。

Word2007もそうであろうと、張り切ってダブルクリックしてみましたが、

・・・あら?出来ない・・

Word2007の場合、少し操作方法が変わっていました。(1年たって気付きましたぁ)

あれこれやって出来たのがこれ↓

まずは、挿入タブ→図グループの中の「図形」をクリック。

オートシェイプの一覧が出ます。

選択時に「右クリック」し、「描画モードのロック」を選択。



これで、連続してオートシェイプを挿入できます。



はい出来上がり(*^_^*)

解除はキーボードの「esc」キーを押しましょう。

mihoりん
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

IE7(インターネットエクスプローラー7)で、日本語入力ができないときの対処法

2009-05-28 09:44:11 | インターネット
今日は、IE7の不具合について取り上げます。

IE7(インターネットエクスプローラ7)をお使いの方は、
たとえばネットショッピングをするときに、
フォームに、日本語が入力できなくて困ったことはありませんか?





たまに、こういう現象が起きることがあります。

どうしても日本語が入力できないので、
メモ帳に書いて、それをコピー貼り付けして、なんとかしのぐこともあります。

これは、どう考えても、IE7の不具合ですよね。


さて、対処法ですが、正直、よくわかりません。すみません。

ただ、以下の方法で、直ることもありますので、とりあえずお試しください。


日本語入力を受け付けなくなったら、
画面の一番上までスクロールして、アドレスバーの中をクリックしてみてください。

そして、キーボードの 半角/全角 キーを押してみてください。
日本語入力システムがONになることがあります。





そしたら、改めて、フォームに入力してみてください。

うまくいくことがあります。




ただし、この方法でも、うまくいかない場合もあります。。。

もっといい解決方法をご存じの方は、ぜひ教えてください。

追記:IE8では、この不具合は解決しているらしいです。
IE8にするのも、ひとつの方法です。

だい
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セル内改行を削除してみましょう(Excel 関数)

2009-05-27 09:24:32 | エクセル
おはようございます。(*^_^*)

今日は、CLEAN関数をご紹介しましょう。

CLEAN関数は、文字列に含まれるタブやセル内改行などの印刷出来ない

制御文字を削除する関数です。

制御文字を調べてみましょう

=CREAN(文字列)のように指定します。

↓このようなデータがあったとしましょう。



セルB2~B4は、セル内改行されています。

セルD2に=CLEAN(B2)と入力します。



すると



ほら出来た(*^_^*)

mihoりん
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アップデートでPC(パソコン)は安定するか?! ---その3---

2009-05-26 09:01:21 | ソフトウェア
今回はOSのアップデートについて書きますね。

まずはXP編です。

現在、最新のサービスパックはSP3ですが、まだSP2の人も多いかと思います。
そこで、SP2からSP3にした方がいいのか?

答えはSP2で安定していれば、無理にSP3にする必要はないかと思います。
では、安定してない人は?

いくつか事例で解説しますね。

メンテナンスのお客さんでOSはXPのSP2でInternet Explorerは「6」を使っていたのですが、
Internet Explorer 6 が、ちょっと不具合があると言う事で「7」にしました。

ところが、「6」の時の不具合は直って最初は良かったみたいですが頻繁にハングアップするように
なったと連絡をいただいて伺いました。

前回の記事のInternet Explorer 7 の「リセット」も電話で指示してやってもらって
いたのですが、それでも駄目だと言う事でした。

そこで、0SをSP2からSP3にアップデートする事にしました。
何故そうする事のしたかと言うと、他にもInternet Explorer 7 が調子悪くてOSをSP3にしたら
安定したと言う事例があったからです。(これは後で書きますね)

OSをSP2からSP3にする前に「プログラムの追加と削除」で、Internet Explorer 7 を
アンインストールして「6」に戻して下さい。※これが結構重要なポイントです。

その後、Windows Update(XPではMicrosoft Updateですね)で、SP3にアップデートします。

そしてInternet Explorer 7 にする訳ですが、ここでちょっと問題が。
それはMicrosoft UpdateではもうInternet Explorer 8 になってしまいます。

でも、Microsoft Update の自動更新でもInternet Explorer 7 にする方法があるんですね。

Microsoft Update のサイトに行きます。(私は大体「カスタム」を選択しますが)



↓の画面で、更新プログラムの「Windows XP用 Internet Explorer 8」を「非表示」にするんですね。
そして、「更新プログラムの確認とインストール」をクリックします。



すると、↓のようになります。



これで、自動更新でもInternet Explorer 7 が、インストールされるようになります。

今回の記事が遅れたのはお客さんにその後の様子を聞いてからと思ったからです。
昨日、電話して聞いたらまったく問題なくInternet Explorer 7 が安定しているそうです。

そうそう、後で書くといった事例ですが私が会社で使っているノートPCでInternet Explorer 7 に
したらハングアップしまくりで、ネットどころではなかったのです。(もちろん「リセット」もしましたが)

上記のように、一旦Internet Explorer 7 をアンインストールしてからOSをSP3にして
Internet Explorer 7 にしたら、安定しましたよ。

前回も書きましたが、Internet Explorerなどはかなりシステムに深く関わっているので、
OSのアップデートで改善される場合があると言う事です。

もし、現在SP2でInternet Explorer 7 が不安定ならSP3にすると改善される場合があるので、
試してみてはどうでしょうか?

OS自体が不安定な場合もSP3にすると安定する場合もありますよ。


次にVista編です。

これはSP1にする事をお勧めします。
やはり、SP1で色々不具合は改善されていますからね。

私の自宅の一台のノートPCは動作確認用でXPからVistaにしてそれからSP1にしましたが、
メインの自作PCはSP1が発売されてから、Vistaに移行しましたからね。

SP1にアップデートして特に目立ったのはUSBフラッシュメモリの読み込みが、かなり速くなりました。
書き込みはあまり変化はなかったですが。
それと、特にSP1にして不具合は発生していませんね。



XPで現在OS自体が不安定だったり、Internet Explorerが不安定だったりする場合は
SP3にするのも一つの改善策かと思います。

逆に現在安定している人はそのままでいいかと思いますよ。
ネットで色々情報を調べるとSP3にして問題出てる人も多いみたいですしね。


次回はその他のソフトウェアやドライバなどのアップデートについて書きます。


(ケン)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Visual Basicで、たくさんのボタンを自動生成する(Visual Studio2005以降)

2009-05-25 13:36:42 | Visual Basic
さて、新しい一週間の始まりです。今週も楽しい毎日にしましょう。

今日は、久しぶりにVisual Basicを取り上げます。
Visual Studio 2008 Expressは、無料でMicrosoftのサイトからダウンロードできますので、
興味のある方は、チャレンジしてみてください。

今回のテーマは、「ボタンをコードで自動生成する」です。


ボタンは、フォームのデザイン画面で、予め手動で配置できます。
大体は、それで結構ですが、
大量のボタンを規則正しく配置したいときには、面倒くさかったりします。
そんなときは、コードで自動生成してしまいましょう。

今回は、お題として、電卓を取り上げて説明します。

それでは、適当な名前で、プロジェクトを新規作成してください。

フォームが表示されたら、
テキストボックスを図のように配置します。

これは、手動でお願いします。





テキストボックスの幅は、適当でかまいません。コードで自動調整します。


次に、フォームのタイトルバーをダブルクリックして、コード画面を表示します。

以下のようにコードを記述してください。


Public Class Form1

    Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, 
                           ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
        Const BUTTON_TEXT As String = "789/456*123-0c=+"
        Const BUTTON_WIDTH As Integer = 30
        Const BUTTON_INTERVAL As Integer = 36
        Const START_X As Integer = 10
        Const START_Y As Integer = 40

        Me.Text = "電卓"
        With TextBox1
            .Width = BUTTON_INTERVAL * 4 - (BUTTON_INTERVAL - BUTTON_WIDTH)
            .Left = START_X
            .Top = START_X
            .TextAlign = HorizontalAlignment.Right
            .ReadOnly = True
        End With

        Dim btn As Button
        For i As Integer = 0 To 3
            For j As Integer = 0 To 3
                btn = New Button
                btn.Size = New Size(BUTTON_WIDTH, BUTTON_WIDTH)
                btn.Location = New Point(START_X + BUTTON_INTERVAL * j, _
                START_Y + BUTTON_INTERVAL * i)
                btn.Text = Mid(BUTTON_TEXT, i * 4 + j + 1, 1)

                Controls.Add(btn)
            Next
        Next

        Me.Width = START_X * 2 + BUTTON_INTERVAL * 4
        Me.Height = START_Y * 2 + BUTTON_INTERVAL * 4
    End Sub





入力できたら、早速確認してみましょう。

「デバッグ」メニューの「デバッグ開始」をクリックします。




すると、電卓が表示されます。




コードの詳しい説明は、省略させていただきますが、
ボタンの大きさを変更する方法をご紹介しておきましょう。

下の画像の赤線の数字を変更するだけで、けっこうです。
ただし、下の赤線の数字は、上の赤線の数字よりも、大きな数字にしてください。
でないと、ボタンがうまく表示されません。





なお、ボタンを押しても、何も反応しません。(そのためのコードは記述していないからです)
今回は、見た目だけです・・・

でも、折角ですから、せめて押したボタンの数字記号が、テキストボックスに表示されるように
コードを追加してみます。

画像を参考に、以下の1行と、イベントプロシージャを追加してください。


AddHandler btn.Click, AddressOf button_click


Private Sub button_click(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs)
TextBox1.Text = CType(sender, Button).Text
End Sub


 


 

記述する場所を間違えないように注意してください。





それでは、改めてデバッグします。
今度は、ボタンをクリックすると、テキストボックスに数字や記号が表示されます。




電卓の実際の機能は、またの機会に取り上げます。

本日は、ここまで。。。

だい
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都道府県名を表示する関数を作りましょう(Excel)

2009-05-23 09:11:46 | エクセル
こんにちは

今日はExcelで住所録を作った生徒さんからの質問を取り上げます。

「ねぇmihoさん、住所から都道府県名だけを取り出したいんだけど、できるかしら」

「そうねぇ 都道府県名を取り出す関数を作ってみましょうか
(前にもやった事がある私は自信ありげ)」

「えっ出来るかしら・・」

「出来る(*^_^*)出来る(*^_^*)」

まず、自分で関数を作る場合は、Excelを起動し、さらにVisualBasic Editorを起動します。

起動の仕方は、ショートカットでAltキー + F11キーです

挿入メニューから、「標準モジュール」を選択します。



すると左側のプロジェクトエクスプローラに標準モジュール、

Module1が挿入されます。

コードウィンドウに↓このように入力します。




コピーはこちらから↓

Function Todoufuken(Juusyo As Variant) As String
  If Juusyo = "" Then
    Todoufuken = ""
    Exit Function
  End If

  Select Case Left(Juusyo, 3)
      Case "北海道"
        Todoufuken = "北海道"
      Case "東京都"
        Todoufuken = "東京都"
      Case "大阪府"
        Todoufuken = "大阪府"
      Case "京都府"
        Todoufuken = "京都府"
      Case Else
        If InStr(Juusyo, "県") = 0 Then
          Todoufuken = ""
        Else
          Todoufuken = Left(Juusyo, InStr(Juusyo, "県"))
        End If
      End Select
End Function



FUnctionプロシージャは、結果を返してくれるプロシージャなので、

ワークシート関数として利用することが出来ます。

セル内に直接計算式を入力すると複雑になってしまうような計算は、Function

プロシージャでプログラミングすれば、答えを出すための材料(引数)

を指定するだけで、簡単に結果を求められますから便利なんですよ。(*^_^*)

出来たら、ワークシートに切り替えます。Excelのボタンをクリックます。



さぁワークシートの住所録で実行してみますよ。



上図の場合 都道府県名を表示したいセルに =Todoufuken(D2)と入力します。

そして、オートフィルでコピーします。



はい 出来上がり(*^_^*)

「わぁ!やったね!おもしろいですねぇ」

「そうでしょう(*^_^*)うふふ」

mihoりん
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきなり印刷しない印刷ボタンにしよう(Word2002以降)

2009-05-22 09:43:33 | ワード
みなさんは、ワードで印刷するとき、どういう操作をしていますか?
「ファイル」→「印刷」という操作方法をしている人は、問題ありませんが、
「標準」ツールバーの印刷ボタンを使っている人も多いと思います。



(上がツールバーの印刷ボタンです。)


「標準」ツールバーの印刷ボタンは、クリックすると、直ちに印刷を開始します。
そこが便利なのですが、つい間違えて押してしまうと、もはや取り返しが付きません。
えらいこっちゃ、とあわてた経験はありませんか?



そこで、今回は、ボタンを押しても、すぐには印刷を開始しないで、印刷ダイアログボックスが表示されるように変更してみます。

Word2002で説明します。


まず、「標準」ツールバーの右端にある▼を左クリックします。(下の図の①を参照)





そして、「ボタンの表示/非表示」にマウスの矢印を合わせて(②参照)、
新たに表示された「標準」(③を参照)に矢印を合わせます。




すると、下のようにアイコンの一覧が表示されます。
下のほうにある「印刷(P)...」を左クリックします。
(上から6番目にある「印刷」ボタンではありませんので、注意してください)





そしたら、ボタン一覧の画面以外の場所を左クリックして、ボタン一覧の画面を消します。



すると、「標準」ツールバーの右端に印刷ボタンが現れます。




これからは、このボタンを使うのですが、実は、今までのボタンと全く同じデザインなので、紛らわしいですね。
そこで、今までのボタンを消してしまいましょう。



「ツール」→「ユーザー設定」と左クリックします。







ユーザー設定ダイアログボックスが開きますが、その中は、何もいじる必要はありません。

「標準」ツールバーの印刷ボタンをクリックしたまま、下のほうに移動すると、図のように×マークが付きます。

そうしたら、マウスから指を離してください。すると、印刷ボタンは消えてしまいます。






それでは、今度は、右端にある印刷ボタンを今までのボタンがあった位置に持ってきましょう。

まだ、ユーザー設定ダイアログボックスを開いたままにしておいてくださいね。


右端の印刷ボタンをクリックしたまま、今までの位置まで移動して、マウスから指を離してください。





すると、ボタンが従来の位置に移動しました。





それでは、ユーザー設定ダイアログボックスの右下の「閉じる」ボタンをクリックして、画面を閉じてください。





以上で終わりです。



これからは、印刷ボタンをクリックしても、下の図のように、印刷ダイアログボックスが表示されるようになります。







なお、元に戻したいときは、以下のようにしてください。


上記の2番目の画像の手順を実行し、2つの印刷ボタンをそれぞれ1回ずつクリックします。
(下の画面を参照してください)





その後、ボタン一覧の画面以外の場所をクリックすると、すると、元の状態に戻ります。



なお、つい印刷を開始してしまってから、どうしても印刷を中止したい場合の方法もご紹介しましょう。

こういうときは、あわてないこと。
落ち着いて、プリンタに差してある用紙を全部抜いてしまいます。
印刷中の紙は、絶対に無理に引っ張らないでください。

そうすると、紙がないので印刷できませんという内容のメッセージが
パソコンに表示されます。
その画面で、印刷中止ボタンを押してください。
(すべてのプリンタで動作確認したわけではないので、だめだった方、ごめんなさい・・・)



だい
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文字の入力・変換(Word初心者)

2009-05-21 13:39:10 | ワード
こんにちは。

今日は文字入力・変換時の小技です。(*^_^*)

先日のWordのレッスンで生徒さんに喜んでいただいたものを5つご紹介します。

変換候補を全て表示する。





変換候補を9個ずつ切り替える。



直前に入力した文字を繰り返す。



日本語入力がオンの時に半角スペースを入力する。



直接入力で入力したアルファベットを大文字に変換する。


いかがでしょう。

今日はほんの一部のご紹介です。

入力を楽ちんにするショートカットは、ぜひ覚えたいですね。

mihoりん
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君は、この矢印の正体を見破れるか!!(フォントの不思議)

2009-05-20 08:51:31 | ソフトウェア
さて、今日は、いきなり問題です。
下の画像は、Accessのフォームですが、
コマンドボタンの^_は、どうやって表示しているのでしょう?



画像を貼りつけているのでは? と思われた方、残念ながらハズレです。

実は、これは、れっきとした文字なのです。
そんなこと言っても、文字には見えませんね。
でも、皆さんのパソコンにも、ちゃんと入っている文字ですよ。(多分)

これは、絵文字です。
絵だけど、文字なので、どんなソフトでも使用できます。

そこで、今回は、ワード2007を使って、やり方をご紹介しましょう。


それでは、ワードを起動してください。

次に、日本語入力システムをオフにします。つまり、
以下のように、A にしてください。




それでは、いよいよ文字を入力します。

^と入力してください。



この記号は、キーボードの数字のゼロの2つ右隣にあります。

どうしてもわからない方は、大文字のZ(ゼット)でもかまいませんよ。(微妙に違いますが・・・)
(小文字のz では、残念ながら、うまくいきません)

次に、この文字のフォント(書体)を変更します。

^を選択してください。



フォントを、「Wingdings 3」 に変更します。
たぶん、リストの一番下にあると思います。




すると、ほら、左向き矢印^になりました!!



右向き矢印>_は、_(アンダーバーもしくは、アンダースコアと読みます)を入力します。

Shiftキーを押しながら、ひらがなの「ろ」と刻印されたキーを押せば
入力できます。

分からなければ、小文字のa でも、かまいません。(微妙に違いますが・・・)


せっかくですから、絵文字の一覧でも見てみましょう。

ワードかエクセルで、挿入メニューの「記号と特殊文字」コマンドを参照してください。
Word2007では、挿入リボンの右端にあります。

ダイアログボックスが表示されたら、まずは、フォントを「Wingdings」に変更してください。

すると、絵文字の一覧が出ます。




フォントを、「Wingdings 2」に変更してみます。別の絵文字が出てきます。





フォントを、「Wingdings 3」に変更してみましょう。





もういっちょう!フォントを、「Webdings」に変更してみます。
Wingdings の少し上にありますよ。



たくさんの絵文字があるでしょう。

これらの文字は、ASCIIの文字コードに対応しています。
半角英数にしておいて、アルファベットや数字、もしくは、キーボードの記号を入力して、絵文字フォントにしてみましょう。
ほら、絵文字になるでしょう。

もちろん、上記の「記号と特殊文字」ダイアログボックスから挿入するのが一番簡単ですが。。。

ソフトの開発時にも、こんな絵文字が役に立ったりするんですよね。



だい
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オートナンバーの欠番をなくしたい(Access)

2009-05-19 09:01:02 | Access(アクセス)
データ型がオートナンバーのフィールドは、レコードを削除したり、

レコードの入力を途中で取り消したりすると、連続ナンバーに欠番が出来て

しまいます。

テストの際には何度もデータを入力したり、削除しますね。、

実際にオートナンバーフィールドをフォーム等では表示しないにしても、

A型の私は、やはりデータはきれいに連番を振りたい!と・・思うわけです。

さて、今日は簡単に欠番をなくす方法をお勉強しましょう。(*^_^*)

まずは、念のためテーブルをコピーしておきましょうね。



テーブルをデザインビューで開く

オートナンバーフィールドの行セレクタを右クリックして「切り取り」を選択



ここで、2つメッセージが出ますが、「はい」ボタンをクリック

新しい行を挿入する。挿入したい行セレクタで右クリックして「行の挿入」を選択




挿入されたら、その場でもう一度右クリックして「貼り付け」を選択



データシートビューに切り替えて見てみます。



欠番がなくなり、連番がふりなおされました。(*^_^*)

あーさっぱりした。

mihoりん
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アップデートでPC(パソコン)は安定するか?! ---その2---

2009-05-18 09:02:18 | ソフトウェア
今回は、「Windows Update」について書きます。

基本的には「Windows Update」は、やりましょう。

「基本的には」と書いたのは、例外があるからなんですね。

その例外とは、OSのアップデートとInternet Explorerのアップデートです。

私は自動更新で勝手にアップデートされるのが嫌なので、設定を↓のようにしています。



「更新を通知するのみで、自動的なダウンロードまたはインストールを実行しない」にチェックを入れてます。

自分でどんなアップデートがあるかを確認してからアップデートしてます。
「自動(推奨)」にしておくとOSやInternet Explorerもアップデートされちゃいますからね。


まず、今回はInternet Explorerのアップデートについて書きます。

現在、Internet Explorerは「7」を使っている人が多いと思いますが安定してますか?

安定していれば無理にInternet Explorer 8 にする必要はないでしょう。

調子悪い場合(ハングアップばかりするとか)は、どうすればいいでしょう?


その場合は、Internet Explorer 7 を初期化してみて下さい。

「インターネットのプロパティ」で、「詳細設定」タブのところにある「リセット」ボタンをクリックして下さい。



次の画面の「リセット」ボタンをクリックします。

※ツールバーやアドオンが無効になり、Windowsに保存されてるパスワードも削除されます。



「閉じる」ボタンをクリックします。



すると、Internet Explorer 7 が起動して設定画面がでます。
「必須の設定」と「任意の設定」をして「設定を保存する」をクリックします。







次に「ホームページに移動する」をクリックします。



最初は「msn」のサイトが開きますので、「ホームページ」の設定をやり直して下さいね。

次に、「インターネットのプロパティ」で、「プログラム」タブの「アドオンの管理ボタン」をクリックします。



アドオンは、アドオンの必要なサイトを開くと有効になる場合もありますし、サイトを開いてアドオンを要求されたら
有効にして下さい。
ツールバーは↓の画面で「有効」に設定して下さい。例えば「Google Toolbar」など。

「有効」にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックします。



「OK」ボタンをクリックしてInternet Explorerを起動して下さい。




これで、Internet Explorerが安定する場合もあります。実際に何台かのPCはこれで安定しました。

また、この記事のためにノートPCを使って行ったのですが前より安定しています。(^_^;)

それから、「場合も」と言う事は駄目な場合もあるんですね。(PCの環境は様々ですので)


その場合は「Windows Update」で、Internet Explorer 8 にアップデートしてみるのも手です。

実際に、私の自作PCが「Windows Update」で、Internet Explorer 8 がリリースされた頃から
一日数回ハングアップするようになりました。(OSはVista)

上で解説した「リセット」をしても改善されなかったのですが、Internet Explorer 8 にアップデートしたら、
それから一回もハングアップしなくなりましたよ。(アップデートして半月以上たちます)


結論としては安定していればアップデートの必要はないですし、不安定な場合にはアップデートで
安定する場合もあると言う事です。

ただし、PCの環境は様々ですのでやってみないと分かりませんが・・・

でも、現在Internet Explorer 7 が不安定で「リセット」しても駄目な場合は、アップデートしてみる価値は
あると思います。

Internet Explorerなどは、かなりシステムに深く関わっているのでアップデートで壊れていた
システムファイルが書き換えられて安定する場合もあるかと考えられます。

普通に使っていてもシステムファイルなんか壊れたりする場合が多々ありますからね。


次回はOSのアップデートについて書きます。



(ケン)
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マウスを使わずにソフトを起動する方法(Windows編)

2009-05-16 08:01:36 | WindowsXP・Vista・Windows7
よく使うソフトは、簡単に起動できるようにしておくと便利です。
Windows XPは、スタートメニューに使用頻度の高いソフトが自然と登録されて便利ですね。
それでも十分ですが、マウスを2回クリックする必要があります。

今回は、マウスを使わずに、ソフトを起動する方法をご紹介します。

なお、今回は例としてエクセルを取り上げますが、
どのソフトでやっても同じことです。よく使うソフトで試してみてください。



画面左下の「スタート」ボタンををクリックして、スタートメニューを表示します。
エクセルのボタンがあれば、その上で右クリックします。
(もしなければ、すべてのプログラムの中から探してください)





右クリックメニューの中から「プロパティ」を左クリックします。


新しく開いた画面の中の「ショートカットキー」の欄に注目します。
「なし」になっているので、その欄の中をクリックします。
クリックするだけで結構です。
「なし」を B/Sキーで消そうとする必要はありません。






キーボードの「B」のキーを押します。
すると、左の画面のように自動的にCtrl+Alt+B と表示されます。
今回は、Bを選びましたが、どの文字を指定してもかまいません。
もし、キーボードの「V」を押せば、Ctrl+Alt+V となります。
その場合、⑥のBをVと読み替えてください。




「OK」をクリックします。

さあ、これで、準備は完了です。
キーボードのキーを使ってソフトを起動できるようになったんですよ。
それでは、やってみましょう。


キーボードのCtrl とAltキーをまず同時に押し続けます。
そしたら、さらにB のキーを押すと、この瞬間3つのキーが同時に押されていることになり、
エクセルが起動します。



よく使うソフトに、このようにショートカットキーを設定しておくと、便利ですよ。
ただし、同じショートカットキーを複数のソフトに適用はできませんので、ご注意を。

なお、この機能を解除するときは、プロパティの画面で、
「ショートカットキー」の欄にカーソルを置いて、B/Sキーもしくは、Deleteキーを押してください。
「なし」に戻ったら、OKボタンを押すのを忘れずに。

だい
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アップデートでPC(パソコン)は安定するか?! ---その1---

2009-05-14 09:04:42 | ソフトウェア
今回から「アップデートでPCは安定するか?」について書きます。

「安定=調子良い」、「不安定=調子悪い」ですね。

答えは「Yes」でもあり「No」でもあるんです。って答えになってないですが。(^_^;)

そこで、いくつかの事例を上げて解説します。

アップデートと言っても様々なアップデートがありますよね。
BIOSのアップデート、Windows Update、ソフトのアップデートなどなど。


今日は、BIOSのアップデートについて書きます。

結論から言えば、BIOSのアップデートはPCに不具合がない限りしない方がいいです。
(最初に結論を言っちゃっていいのかよぉ~)

でも、PCの調子が悪い時とか、場合によってはOSのアップデート(SP2からSP3など)の時には、
必要になる場合もあります。


以前のスタッフ紹介で「メーカーでも直らなかったパソコンを直した事もある」と
ありましたが、これはBIOSのアップデートで直ったんですね。

この時はメーカーのサポートもいい加減だなぁと思いましたが。

いい加減と言えば某メーカーのサポートなんかは、みんな外人の女性で片言の
日本語で対応するので、微妙なニュアンスが伝わらないんですね。

たまたまメーカー保証の残っているPCでDVD(CD)ドライブの読み込みに不具合が
あって、私が色々と検証してドライブの故障と判断してメーカーのサポートに
電話したら、「リカバリして下さい」とか訳の分からない事を言っているんです。

結局、強引に修理に出して戻って来た時の修理報告書には「DVDドライブの故障で交換」
と、なっていました。(その時は心のなかでニンマリしてましたよ)

ちょっと話がずれちゃいましたね。


あと、XPがSP1からSP2になった時にBIOSのアップデートをしないと起動しなくなった
PCもありました。

ブート画面まではいくのですが、再起動を繰り返して起動しないんです。
セーフモードでは起動したので「システムの復元」でSP2を当てる前に戻して
何とか起動しました。

その後メーカーのサイトを調べると「BIOSのアップデートが必要」とあったんです。
早速、BIOSをダウンロードしてアップデートしてからSP2にしたら無事に起動しました。


もう一例は、教室で使っているノートPCの調子が悪くてメーカーに電話したら
BIOSのアップデートを勧められてアップデートをしました。

ちなみに、このブログの執筆スタッフ以外のスタッフでスキルもかなりある
スタッフです。

そうしたら、ネットには繋がらない、USBは認識しないで、そのスタッフが
色々手を尽くしてもダメで、私に依頼がきたのです。

ここで書くと長くなるので書きませんが色々とやって何とか正常になりましたがね。


PCが調子悪い人はメーカーのサイトをみて、BIOSのアップデートがないか調べてみては
どうでしょう?

ただし、BIOSのアップデートはメーカーのサポート外ですのである程度の
スキルのある人にやってもらった方がいいですよ。


画像の無い記事ってちょっと寂しいですが、ちゃんと読んでね。(^_^;)


(ケン)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらら、列幅が違うのになぜ??--カメラの活用(Excel2000以降)

2009-05-13 09:19:30 | エクセル
「先生、エクセルって便利だけど、融通が利かないときがありますよね。」

「パソコンは、基本的に融通がきかないんですよ。
でも、どうしてそう思ったんですか?」

「だって、列の幅が違う表をつくるのは、結構めんどうじゃないですか。」

「なるほど、そうですね。でも、カメラ機能を使うと、それも簡単にできますよ。」

「えっ、カメラ?エクセルにそんなのあるんですか? 聞いたことないですよ。」

「それでは、ご紹介しましょう。」





Excel2002で説明いたします。
(この記事の最後で、Excel2007を補足します)
まずは、下の図を見てください。



上の表と下の表では、列の幅が違います。
エクセルは、規則正しい格子で行と列を制御しているので、
本来は、こうした作表はできません。
それでは、どうして、上の図は、列幅の違う表が共存しているのでしょうか。
実は、カメラ機能を使ったのです。
この機能を使うと、こうしたことができるのです。

しかし、この機能は、通常は、ツールバーに用意されていません。
まず、このコマンドをツールバーに表示してみましょう。

◆◆「カメラ」コマンドをツールバーに表示する◆◆

「ツール」→「ユーザー設定」とクリックします。




下の図のような画面が出たら、
「コマンド」という名の見出し(タブといいます)をクリックして、
左の「分類」の中から「ツール」をクリック。

そして、さらに、右側の一覧を下のほうにスクロール(移動)して、
「カメラ」というコマンドを探してください。




「カメラ」のコマンドをツールバーに
ドラッグアンドドロップ(左クリックしたまま、移動して、離すこと)してください。

すると、ツールバーに、「カメラ」のアイコンが出現します。




「閉じる」をクリックして、左の画面を閉じてください。



これで、ツールバーに「カメラ」コマンドが表示されました。

もちろん、次回以降もエクセルを起動すれば、
「カメラ」コマンドは表示されます。


◆◆「カメラ」機能を使ってみよう◆◆


この機能を簡単に説明します。

カメラを使うと、選択した範囲が図形として、コピーされるのです。
好きな場所に貼り付けられます。
図形は、元の表とリンクしているので、
元の表を変更すると、図形に反映されます。


まず、表を作成します。
今回の例で説明すると、上の表は、シート1に作成し、
下の表は、シート2に作成しました。

別のシートに作成しておくと、あとあと便利です。



シート2の表を選択します。




「カメラ」アイコンをクリックします。




シート1の表の下の適当なところで、左クリックします。
すると、シート2の表が図形として、貼り付けられます。




下の表の正体は、図形なので、自由に位置を変えられます。
下の表の数値等を変更するには、シート2にある表を変更してください。




◆◆Excel2007のカメラの表示方法◆◆

Excelを起動したら、左上のOfficeボタンをクリックします。
次に、「Excelのオプション」をクリックします。



「Excelのオプション」ダイアログボックスで、
「ユーザー設定」をクリックします。



「コマンドの選択」リストボックスの一覧から、
「リボンにないコマンド」を選択します。



下の一覧をスクロールして、カメラを探します。
見つかったら、選択して、「追加」ボタンをクリックします。



「OK」ボタンをクリックします。



すると、クイックアクセスツールバーにカメラが表示されます。




だい
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【おすすめ】

パソコン買ったらまず入れる10のアプリ