パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

パソコンスクールのスタッフが、
初心者から上級者まで役立つ情報をお伝えします。

「切り取ったセルの挿入」のキー操作 Excel

2012-06-23 16:02:03 | エクセル

みなさんこんにちは。

今日の上田は

晴れていますが風が心地よく吹いているので

過ごしやすいです。



そろそろ蛍が見られる時期です。

上田にも数か所、蛍鑑賞ができる場所があるんですよ。

今日のような風は

蛍にはちょっと強いかな。



さて、Excelの小技「キー操作だけで切り取ったセルの挿入」をご紹介しましょう。

このような一覧があって



あれ?野菜のところに「いちご」がっ!

果物のグループに移動しなくちゃ!

みたいなことは・・たまにありますよね。


こんな時は「切り取り→貼り付け」を使いますね。


セルを切り取りコマンドを使って、指定のセルに貼り付ける場合

そこにデータが入っていても

通常は上書きされます。

でも

貼り付けるときに、指定セル上で右クリックメニューを表示すると

「切り取ったセルの挿入」という項目があって

選択すると

指定セルの上にセルが作成され、そこに貼り付けられます。



ようは割り込めるというわけです。

この割り込みを

もっと簡単にやるには・・・(というのが今日のポイントです)

みなさん

切り取りコマンドを使わずにセルを移動する場合

選択したセルの枠上をポイントし、マウスポインタを「移動」の形にし

ドラッグ移動しますよね。

この時に

Shiftキーを押しながらドラッグすると

なんと先ほどの割り込み移動ができるのです。

Shiftキーを押しながらドラッグ↓



これは便利!(#^.^#)

mihoりん
コメント (2)
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パソコンに取り込んだ音楽の音量を揃える!

2012-06-15 09:01:05 | ソフトウェア
パソコンにCDから音楽を取り込んだり、ネットからダウンロードした音楽の音量がバラバラだと
いう経験はありませんか?
いちいちボリュームを調整するのは面倒ですよね。

今回紹介するのは、音量を一括で揃える方法です。

音量を揃えるのには「ReplayGain(リプレイゲイン)」と言う技術を使ったソフトを使います。
また、オーディオプレーヤーも「ReplayGain(リプレイゲイン)」に対応していないとダメです。

ReplayGainとは

 音声ファイルを再生時に、ボリュームを均一化するための技術です。

 様々な音楽ファイルはその作成方法によってボリュームが大きく異なります。
 それを再生時に、スピーカーのボリュームを調整するのは大変です。

 その手間をなくすために考えられたのがReplayGainという仕組みです。
 これは、曲のボリューム情報を保存しておき、再生時に、プレーヤーで曲ごとに
 ボリュームを自動的に調整するものです。

 ノーマライズ処理すると多くの場合、元ファイルのデータは原音とは異なります。
 しかしReplayGainならば再生時に調整するので元のファイルは変わりません。
 元の音質が劣化しません。


それではまずソフトをダウンロードします。
今回紹介するのは「MP3Gain」と言うソフトです。※MP3のみ対応です。

ダウンロードは下記から

MP3Gain Downloads

画像の赤枠をクリックしてダウンロードしてください。



ダウンロードしたらインストールですが、インストールの時に「Language files」の項目の
「Japanese」にチェックを入れてください。
これで日本語表示になります。



「MP3Gain」を起動します。
まず、「目標”標準”音量」を決めます。デフォルトでは、「89.0」になっていますが
これだとかなり音量は小さいです。

最近の「J-POP」などは結構音量が大きく録音されているので、「95.0」~「98.0」くらいでも
大丈夫です。



「フォルダの追加」をクリックして「フォルダ」を指定するとその中のファイルが読み込まれます。





次に「トラック分析」をクリックすると「音量」が分析されます。
「クリッピング」に「Yes」とありますが、最近のCDは最初から「クリッピング」を起こしている
のが多いですので、あまり気にしなくてもいいです。



「トラックゲイン」をクリックします。



後は終了するまで待っているだけです。



書き込んだ「ReplayGain」の情報は、右クリックして「Undo Gain changes」を
クリックすると元に戻ります。




次に「ReplayGain(リプレイゲイン)」に対応したオーディオプレーヤーが必要になります。

実は以前の記事「パソコンで音楽を高音質で聴こう!(オーディオプレーヤー編)」で
紹介した「AIMP3」は「ReplayGain」に対応しています。

そして、さらに「ReplayGain」の機能もついているんです。

「MP3Gain」で、一括で行ってもやはり曲によってはもう少し音量を調整したいと思うのも
でてきます。

その場合は「AIMP3」で個々に調整が出来ます。
「AIMP3」でも一括で音量をそろえる事も出来ますが、ちょっと違和感があります。
「MP3Gain」と併用して補助的に使った方がいいですね。

まず、「メニュー」の「DSPマネージャー」をクリックします。



「DSPマネージャー」で、赤枠の「ReplayGain」を選択して「タグから値を使用」にチェックを入れます。



調整したい曲を右クリックして「ファイル情報」をクリックします。



赤枠のところに音量を大きくしたい数値(単位はdB)を入れて「保存」をクリックします。
この場合は「3dB」大きくするという事です。



この方法で個々の曲の音量をさらに調整する事が出来ます。

元に戻す場合は先ほど入力した数値を消して保存すると戻ります。

「MP3Gain」では「MP3」しか使えませんが、「AIMP3」では「wma」など他のファイル形式でも
使えます。


これで、いちいちスピーカーのボリュームを調整する必要がなくなりますよ。


(ケン)
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売り上げがある月だけの平均を出す

2012-06-12 09:29:11 | エクセル
今日は、生徒さんからの質問を取り上げます。

以下のような表があるとします。
売上集計表ですね。
1月から6月までの各商品の売上額が記されています。
最下行には、月ごとの売上合計額がありますね。これは、SUM関数で算出しています。

最右列には、この半期の売上の平均値が出ています。




I列の平均値は、AVERAGE関数を使って算出しています。
引数は、6か月分のセル範囲となっていますね。でも、ちゃんと3か月分の平均値が出ています。



さて、最下行の合計値に対する平均値を見て、違和感を感じませんか?
答えは、売上のある3ヶ月間の平均値ではなく、6ヶ月の平均値になっていますね。



どうやらAVERAGE関数は、空白のセルは無視するようですが、計算式の入っているセルは計算の対象にするようです。

そこで、今回は、「売上がある月だけの平均を出すにはどうしたらいいのか?」という要望に応えます。


この場合、AVERAGE関数ではなくて、AVERAGEIF関数を使うのがポイントとなります。
AVERAGEIF関数は、条件付AVERAGE関数です。条件指定をして平均値を算出することができます。



引数は、下の図のように指定します。
第2引数によって、値が0より大きいセルだけを平均算出の対象としています。
これによって、今回の意図とおりの結果を得ることができます。



今度は、3か月分の平均値となりました。



なお、4月のデータを入力すると、平均値はきちんと更新されることがわかります。




だい
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メモ帳の行番号

2012-06-05 15:06:54 | その他
こんにちは。

みなさんはメモ帳というソフトを使ったことがありますか。

私は最近

だい先生に教わって

VBscriptというwindowsでは標準に使える簡易プログラミング言語を

メモ帳で記述しています。

だいたいこのメモ帳って子は

とても役にたつおりこうさんなんです。

余談ですがホームページだって作れちゃうんですから。



ただね

ただですよ

こうしてプログラムなどを書いていると、どうしてもスペルミスや構文ミスをして

実行時に、「○○行目がエラーですよ」なんて表示されたりするんですよ。

その○○行目が、46とかだと

うえ~ん(涙) 上から1、2、3・・・って行を数えていかなきゃいけないんです。

そう

メモ帳は行番号がわからなーい のだ。

これってどうなの?なんて思ってメニューの中を探したら

ん?表示メニュー内にグレーアウトされたステータスバー?



これって使えないの?

・・・・

いろいろいじること数分

なぁるほど(#^.^#)



書式メニュー内の「右端で・・」をチェックを外すとステータスバーが有効になるのね。

そして表示してみると・・

ほら



現在行が出てきた。

やった(#^.^#)

現在の行と列番だけが表示されるステータスバー。

「右端で・・」を有効にしておくと正しい行番号が把握できないんですね。



もうこれで数えなくていいんだぁ


ってゆううか

何年もインストラクターしていて

こんなことも知らなかったの?

はい

一生修行です。私。

mihoりん
コメント (3)
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おすすめのSSD

2012-06-02 09:02:02 | ハードウェア
最近はSSDの価格も安くなってきて、メーカー製PCでも採用モデルが増えてきました。

私はSSDが出たばかりの頃から使っていますが、最近自作PCのSSDを交換しました。

今までのSSDでも体感速度は十分に速かったのですが、今のPCのSATAの転送速度が
6Gbps(実効速度600MB/s)なので、6Gbps対応のSSDを試してみたいかなと。(^_^;)

今回選んだのは「PLEXTOR PX-256M3P」(256GB)です。



ネットでもかなり評判がいいです。
ASCII.jp:SSD買うなら「PX-M3P」で決まり! プレクの新型はマジヤバイ|最新パーツ性能チェック

早速、ベンチマークをとってみると速いです。
実際にPCの起動時間も10秒近く短縮されました。
ソフトの起動は今までのSSDでも十分速かったのであまり違いはわかりませんが。



今までのSSD (Intel X25-E SSDSA2SH064G1)



容量も64GBから256GBに増えたので、空き容量を心配する事もなくなりました。


最近発売になった「Intel 330 Series SSDSC2CT120A3K5」(120GB)も良さそうですね。
価格も10,000円ほどで買えますので。


ちなみに、お客さんの何台かのPCのHDDもSSDに交換しました。
特にノートPCのHDDはデスクトップPCのHDDより性能が低いので、SSDに交換するとかなり快適になります。
お客さんにも速くなったと喜んでいただきましたよ。

それに、SSDは衝撃にも強いので持ち運びをするノートPCにはピッタリです。

古いXPのノートPCを使っている人はSSDに交換すると驚くほど快適になりますよ。
ただし、古いPCだとSATAが6Gbpsに対応していないので本来の性能はでませんが。

また、古いPCだけでなくWindows7のノートPCでもSSDに交換するとかなり快適になります。



(ケン)
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