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不況で成熟市場の需要に陰り 成功と祝賀の象徴「シャンパン」

2009-03-22 12:47:59 | 一般エンターティメント
成功と祝賀の象徴「シャンパン」、不況で成熟市場の需要に陰り

 フランスのシャンパーニュ地方で規定の製法により作られる発砲性ワインの「シャンパン」にとって海外最大の市場となってきた英国だが、折からの不況の影響で、成功や祝賀の象徴ともされる同飲料の消費に陰りが出ている。
 そうした中、17日にはロンドンでシャンパンの試飲イベントが開催された。シャンパンハウス(メゾン)の生産者、バイヤーやソムリエたち数百人が参加し、200種のボトル約1万本を抜栓した同イベントでは、遠くない将来に再びシャンパンの需要が持ち直す予感も漂っていた。
 名門メゾン「ルイ・ロデレール」のシャンパンの英国への輸入を手掛けるMaisons, Marques & Domaines Ltdのチャールズ・キング氏は、2009年が困難な年であることに疑いの余地はないと語る。その上で「ミドルマーケットが苦境に陥っている。売り上げは前年比で減少しているが、一部の人々が思うほどではない」と述べた。
 シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(CIVC)の広報責任者、ダニエル・ローソン氏は「シャンパンは成功や祝賀のワイン。現在は祝うようなことが少なくなっているものの、立ち直る準備はできている」として、長期的展望は明るいと自信をのぞかせた。
<成熟市場の消費の落ち込み、新興市場が補完か>
 英国向けには2008年、前年比7.8%減となる3600万本のシャンパンが出荷され、同国は2位の米国に大差をつけ、世界最大のシャンパン輸入国となっている。
 英国内での同業界代表を務める、シャンパン事務局のフランソワーズ・ペレッティ氏は「われわれは世界的に起きている問題を認識しており、熱心な愛好家を含む消費者たちが深刻な不況下でのシャンパン購入に二の足を踏むだろうと警戒を強めている」とコメント。同事務局によると、前回英国を不況が襲った1992年には、シャンパンの出荷本数が34%落ち込んだ。しかし、当時やさらに以前の景気後退期でも、その12─18カ月後には消費が持ち直したという。
 ルイ・ロデレールではこうした消費の落ち込みを食い止めようと、ほかのシャンパンメーカー同様、2009年の販売価格を据え置いた。17日の試飲会の出席者の間でも、シャンパンにとって最大のマーケットの本国フランスを含めた値下げに関する話題が持ち上がっていた。
 しかし、CIVCのローソン氏は強気だ。「現在われわれにはより多くの主要マーケットがある。かつては主要マーケットといえば西欧、米国、日本だけだった。しかし今では、年間100万本以上購入する国が20以上もある」というのがその理由。
 業界では、インド、ロシア、中国など需要が伸び続けているマーケットが、成熟市場の需要の落ち込みを補完してくれることを期待している。


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