北米映画興行収入=ドリームワークスの新作アニメが首位浮上
映画各社や調査会社レントラックの推計に基づく3月14─16日の北米映画興行収入ランキングは、
先週2位のドリームワークスの新作アニメ「Mr. Peabody & Sherman(原題)」が、
2120万ドル(約21億5000万円)で首位に立った。
先週初登場首位を飾ったアクション映画「300帝国の進撃」(日本公開6月20日)が1910万ドルで2位に後退。
レースゲームを映画化した「Need for Speed(同)」が1780万ドルで初登場3位に入った。
今週首位を奪ったアニメ作品は、話すことができる犬「ミスター・ピーボディ」とその養子のシャーマンが主人公。
3月7日の公開後の興収は6300万ドル以上に上っている。
2位の「300帝国の進撃」は2006年のヒット作「300スリーハンドレッド」の続編で、古代ギリシャを舞台とした作品。
2. 北米映画興行収入、「ニード・フォー・スピード」は3位とふるわず
週末の北米映画興行収入はふるわず、
長らく続いたフランチャイズに屈辱的な終わりが訪れたもようとなったほか、
新作は期待外れとなったようだ。
映画制作会社の推定によると、週末公開となったタイラー・ペリー監督の「シングルマムズクラブ」の興行収入はわずか830万ドルで、
ペリー監督がこの9年間で製作した17作品のうち最悪の出だしとなった。
米エレクトロニック・アーツの人気ビデオゲームを映画化した「ニード・フォー・スピード」も初登場ながら1780万ドルとさえない。
ニード・フォー・スピードはスティーブン・スピルバーグ氏が運営する米ドリームワークス・アニメーションSKGが資金提供・制作し、
配給会社は米ウォルト・ディズニー。この作品は中国では出だしから興行収入が2120万ドルと好調だ。
世界最大の映画市場である米国と比べ中国で興行収入で勝るのはまれ。
映画制作会社が興行収入から受け取る割合は中国では25%、米国やカナダでは約50%だ。
このため、ドリームワークスにとって米国内での公開後のさえない興行成績は失望を伴うものとなった。
経営不振のドリームワークスは2009年にスピルバーグ氏とユニバーサル・ピクチャーズの元会長である
ステーシー・スナイダー氏が共同で運営にあたる。
ドリームワークスは制作費6600万ドルのニード・フォー・スピードについてシリーズ化も期待していた。
特に意外だったのは、事前調査とは裏腹に、ニード・フォー・スピードが若い男性世代を引きつけなかったことだ。
ドリームワークスの作品を公開・配給するディズニーの配給担当社長デーブ・ホリス氏は「彼らは気難しく容易に気が変わる」と述べた。
「業界として、そうした若い世代を常に劇場に取り込む手段を見つけなくてはならない」と述べた。
興行収入でニード・フォー・スピードは3位。首位は「ミスター・ピーボディ&シャーマン」で公開後2番目の週末の興行収入は2120万ドルだった。
2位は米メディア大手タイム・ワーナー傘下のワーナー・ブラザーズと米映画会社レジェンダリー・ピクチャーズの
「300 〈スリーハンドレッド〉 帝国の進撃」で公開後2番目の週末の興行収入は1910万ドルだった。
ニード・フォー・スピードは公開された海外の37カ国での興行収入は累計4560万ドルと、
米国内での弱さを埋め合わせる可能性のある勢いをみせた。
ドリームワークスの広報担当者はこの作品の興行成績についての質問をディズニーへ照会した。
ペリー氏にとって、17作目の映画はこれまでで最も低調だっただけでなく、当面は最後の作品となるもようだ。
映画監督兼男優のライオンズゲート・エンターテインメントとの契約は12月に切れたが、
同スタジオに同氏の作品の公開予定はない。
3. 北米映画興行収入トップ10
-映画スタジオの推計に基づきロイターが16日にまとめた3月14─16日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。**は先週はトップ10圏外。
順位 興行収入
1 (2) Mr. Peabody & Sherman..................2120万ドル
2 (1) 300: Rise of an Empire.................1910万ドル
3 (*) Need for Speed.........................1780万ドル
4 (3) Non-Stop...............................1060万ドル
5 (*) Tyler Perry's The Single Mom's Club....830万ドル
6 (4) The Lego Movie.........................770万ドル
7 (5) Son of God....... .....................540万ドル
8 (**) The Grand Budapest Hotel...............360万ドル
9 (8) Frozen.................................210万ドル
10 (*) Veronica Mars..........................200万ドル
映画各社や調査会社レントラックの推計に基づく3月14─16日の北米映画興行収入ランキングは、
先週2位のドリームワークスの新作アニメ「Mr. Peabody & Sherman(原題)」が、
2120万ドル(約21億5000万円)で首位に立った。
先週初登場首位を飾ったアクション映画「300帝国の進撃」(日本公開6月20日)が1910万ドルで2位に後退。
レースゲームを映画化した「Need for Speed(同)」が1780万ドルで初登場3位に入った。
今週首位を奪ったアニメ作品は、話すことができる犬「ミスター・ピーボディ」とその養子のシャーマンが主人公。
3月7日の公開後の興収は6300万ドル以上に上っている。
2位の「300帝国の進撃」は2006年のヒット作「300スリーハンドレッド」の続編で、古代ギリシャを舞台とした作品。
2. 北米映画興行収入、「ニード・フォー・スピード」は3位とふるわず
週末の北米映画興行収入はふるわず、
長らく続いたフランチャイズに屈辱的な終わりが訪れたもようとなったほか、
新作は期待外れとなったようだ。
映画制作会社の推定によると、週末公開となったタイラー・ペリー監督の「シングルマムズクラブ」の興行収入はわずか830万ドルで、
ペリー監督がこの9年間で製作した17作品のうち最悪の出だしとなった。
米エレクトロニック・アーツの人気ビデオゲームを映画化した「ニード・フォー・スピード」も初登場ながら1780万ドルとさえない。
ニード・フォー・スピードはスティーブン・スピルバーグ氏が運営する米ドリームワークス・アニメーションSKGが資金提供・制作し、
配給会社は米ウォルト・ディズニー。この作品は中国では出だしから興行収入が2120万ドルと好調だ。
世界最大の映画市場である米国と比べ中国で興行収入で勝るのはまれ。
映画制作会社が興行収入から受け取る割合は中国では25%、米国やカナダでは約50%だ。
このため、ドリームワークスにとって米国内での公開後のさえない興行成績は失望を伴うものとなった。
経営不振のドリームワークスは2009年にスピルバーグ氏とユニバーサル・ピクチャーズの元会長である
ステーシー・スナイダー氏が共同で運営にあたる。
ドリームワークスは制作費6600万ドルのニード・フォー・スピードについてシリーズ化も期待していた。
特に意外だったのは、事前調査とは裏腹に、ニード・フォー・スピードが若い男性世代を引きつけなかったことだ。
ドリームワークスの作品を公開・配給するディズニーの配給担当社長デーブ・ホリス氏は「彼らは気難しく容易に気が変わる」と述べた。
「業界として、そうした若い世代を常に劇場に取り込む手段を見つけなくてはならない」と述べた。
興行収入でニード・フォー・スピードは3位。首位は「ミスター・ピーボディ&シャーマン」で公開後2番目の週末の興行収入は2120万ドルだった。
2位は米メディア大手タイム・ワーナー傘下のワーナー・ブラザーズと米映画会社レジェンダリー・ピクチャーズの
「300 〈スリーハンドレッド〉 帝国の進撃」で公開後2番目の週末の興行収入は1910万ドルだった。
ニード・フォー・スピードは公開された海外の37カ国での興行収入は累計4560万ドルと、
米国内での弱さを埋め合わせる可能性のある勢いをみせた。
ドリームワークスの広報担当者はこの作品の興行成績についての質問をディズニーへ照会した。
ペリー氏にとって、17作目の映画はこれまでで最も低調だっただけでなく、当面は最後の作品となるもようだ。
映画監督兼男優のライオンズゲート・エンターテインメントとの契約は12月に切れたが、
同スタジオに同氏の作品の公開予定はない。
3. 北米映画興行収入トップ10
-映画スタジオの推計に基づきロイターが16日にまとめた3月14─16日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。**は先週はトップ10圏外。
順位 興行収入
1 (2) Mr. Peabody & Sherman..................2120万ドル
2 (1) 300: Rise of an Empire.................1910万ドル
3 (*) Need for Speed.........................1780万ドル
4 (3) Non-Stop...............................1060万ドル
5 (*) Tyler Perry's The Single Mom's Club....830万ドル
6 (4) The Lego Movie.........................770万ドル
7 (5) Son of God....... .....................540万ドル
8 (**) The Grand Budapest Hotel...............360万ドル
9 (8) Frozen.................................210万ドル
10 (*) Veronica Mars..........................200万ドル
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