ハリウッド黄金期築いたMGM、破産法申請へ
「007」シリーズや「ロッキー」などで知られる米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)は30日までに、再建計画を債権者が了承したと発表した。米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を近く申請する。
最近はヒット作に恵まれず、業績悪化に歯止めがかからなかった。ハリウッドの黄金時代を築いたMGMは今後、新興の映画会社と組んで早期再建を目指す。
今回の措置は事前調整型の法的整理で、米メディアによると、債務の株式化によって約40億ドル(約3200億円)の負債額を大幅に削減する。
米投資ファンドとソニーなどが2005年にMGMを買収。ソニーはMGMに20%を出資しているが、すでに損失処理を終えている。
MGMは40000本を超える映画やテレビ番組を保有している。ソニーがMGMを買収した05年当時は次世代DVDの規格競争が厳しさを増していた。ソニーが推進していた「ブルーレイディスク」が勝ち残ったのは、優良ソフトを持つMGMをはじめとする映画会社のブルーレイ支持が大きな役割を果たしたとされる。(共同)
ポニービデオ黄金期 一時期 日本での販売権を有して稼がせていただきました
2. いきなり見せ場「SP 野望篇」
特殊能力を持つSPがテロリストと戦う姿を描いたフジテレビ系連続ドラマ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」(07年11月~08年1月)の劇場版。
本作は2部作のうちの「野望篇」。連ドラではチームリーダー尾形総一郎(堤真一)の謎の発言に疑惑を深める井上薫(岡田准一)の苦悩が描かれた。その続きとなる劇場版「野望篇」は、東京・六本木で大規模テロ事件が発生することから始まる。正体不明のテロリストの魔手はやがて笹本(真木よう子)ら第四係のメンバーにも向けられ、チームは壊滅の危機にさらされる…。
冒頭からいきなり見せ場の連続だ。パイプ爆弾を投げ込んだ犯人を追って岡田がノンストップで走る、走る。歩道橋からのジャンプや路地裏での三角飛びなどこのフリーランニングシーンはナント20分も続く。
人間が全力で走るシーンといえば韓国映画「チェイサー」が迫力満点だったが、岡田は涼しい表情でハードなアクションをこなす。並はずれた身体能力のなせるわざだ。
「エイリアン2」「ターミネーター2」でアカデミー賞視覚効果賞を2度受賞しているVFXコーディネーターのロバート・スコタック氏も参加した。今作は1時間38分とやや短いが、来年3月12日公開の「革命篇」は2時間を超す予定。(S)
3. 野沢那智さん死去…A・ドロン吹き替えで人気
映画「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンの吹き替えや、ラジオの深夜放送などで人気を博した、俳優で演出家の野沢那智(のざわ・なち、本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。72歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。後日お別れ会を開く予定。喪主は長男聡(そう)氏。
大学中退後、演劇を志し、複数の劇団を経て劇団「薔薇座」を結成。演出家、俳優として活躍した。声優としては1965年から放送のスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の軽妙な吹き替えで一躍人気に。アラン・ドロンやブルース・ウィリス、アニメ「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などで知られた。
67年から深夜ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」で放送タレントの白石冬美とのコンビが長年、熱心な聴取者に支持された。
女優、戸田恵子ら後進の育成にも熱心で、俳優養成校「パフォーミング・アート・センター」を設立、代表を務めていた。
「007」シリーズや「ロッキー」などで知られる米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)は30日までに、再建計画を債権者が了承したと発表した。米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を近く申請する。
最近はヒット作に恵まれず、業績悪化に歯止めがかからなかった。ハリウッドの黄金時代を築いたMGMは今後、新興の映画会社と組んで早期再建を目指す。
今回の措置は事前調整型の法的整理で、米メディアによると、債務の株式化によって約40億ドル(約3200億円)の負債額を大幅に削減する。
米投資ファンドとソニーなどが2005年にMGMを買収。ソニーはMGMに20%を出資しているが、すでに損失処理を終えている。
MGMは40000本を超える映画やテレビ番組を保有している。ソニーがMGMを買収した05年当時は次世代DVDの規格競争が厳しさを増していた。ソニーが推進していた「ブルーレイディスク」が勝ち残ったのは、優良ソフトを持つMGMをはじめとする映画会社のブルーレイ支持が大きな役割を果たしたとされる。(共同)
ポニービデオ黄金期 一時期 日本での販売権を有して稼がせていただきました
2. いきなり見せ場「SP 野望篇」
特殊能力を持つSPがテロリストと戦う姿を描いたフジテレビ系連続ドラマ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」(07年11月~08年1月)の劇場版。
本作は2部作のうちの「野望篇」。連ドラではチームリーダー尾形総一郎(堤真一)の謎の発言に疑惑を深める井上薫(岡田准一)の苦悩が描かれた。その続きとなる劇場版「野望篇」は、東京・六本木で大規模テロ事件が発生することから始まる。正体不明のテロリストの魔手はやがて笹本(真木よう子)ら第四係のメンバーにも向けられ、チームは壊滅の危機にさらされる…。
冒頭からいきなり見せ場の連続だ。パイプ爆弾を投げ込んだ犯人を追って岡田がノンストップで走る、走る。歩道橋からのジャンプや路地裏での三角飛びなどこのフリーランニングシーンはナント20分も続く。
人間が全力で走るシーンといえば韓国映画「チェイサー」が迫力満点だったが、岡田は涼しい表情でハードなアクションをこなす。並はずれた身体能力のなせるわざだ。
「エイリアン2」「ターミネーター2」でアカデミー賞視覚効果賞を2度受賞しているVFXコーディネーターのロバート・スコタック氏も参加した。今作は1時間38分とやや短いが、来年3月12日公開の「革命篇」は2時間を超す予定。(S)
3. 野沢那智さん死去…A・ドロン吹き替えで人気
映画「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンの吹き替えや、ラジオの深夜放送などで人気を博した、俳優で演出家の野沢那智(のざわ・なち、本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。72歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。後日お別れ会を開く予定。喪主は長男聡(そう)氏。
大学中退後、演劇を志し、複数の劇団を経て劇団「薔薇座」を結成。演出家、俳優として活躍した。声優としては1965年から放送のスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の軽妙な吹き替えで一躍人気に。アラン・ドロンやブルース・ウィリス、アニメ「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などで知られた。
67年から深夜ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」で放送タレントの白石冬美とのコンビが長年、熱心な聴取者に支持された。
女優、戸田恵子ら後進の育成にも熱心で、俳優養成校「パフォーミング・アート・センター」を設立、代表を務めていた。
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