日本映画、過去最高の興行収入でシェア59.5% 昨年
昨年の映画興行収入を日本映画製作者連盟(映連)が29日発表した。洋画・邦画合わせた興行収入は1948億3600万円(前年比1.8%減)。このうち邦画は過去最高の1158億5900万円(同22.4%増)で、全体の59.5%を占めた。
邦画優位は2年ぶり。155億円の興収を上げた「崖の上のポニョ」やテレビドラマの映画化作品などヒット作に恵まれた。
洋画の興収は789億7700万円で、前年より23.9%減った。100億円を超す作品がなく50億円以上も2本にとどまるなど、大ヒットが少なかったことが響いた。
入場者数は1億6049万人で前年より1.7%減。スクリーン数は増えたが、客足の伸びにはつながっていない。
興収上位5作は次の通り。
【日本映画】
(1)崖の上のポニョ(155億円)(2)花より男子ファイナル(77.5億円)(3)容疑者Xの献身(49.2億円)(4)劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(48億円)(5)相棒 劇場版(44.4億円)
【外国映画】
(1)インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(57.1億円)(2)レッドクリフPart1(50.5億円)(3)アイ・アム・レジェンド(43.1億円)(4)ライラの冒険 黄金の羅針盤(37.5億円)(5)ハンコック(31億円)
2. 黒澤明作品DVD訴訟、業者側に賠償命令
故黒澤明監督の映画「醜聞」「白痴」のDVDを格安で無断販売され著作権を侵害されたとして、松竹が販売差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は業者側に差し止めと在庫廃棄を命じた一審判決を支持、約780万円の賠償を命じた。被告のコスモ・コーディネート側は「著作権は既に消滅した」と主張したが、中野哲弘裁判長は一審同様に「2作品は黒沢監督らが著作者で、著作権は保護される」と判断した。
3. フセインの故郷に「ブッシュの靴」、巨大銅像で登場
イラクのサダム・フセイン元大統領の故郷、北部のティクリートで29日、バグダッドで記者会見中のブッシュ米大統領(当時)に靴を投げ付けたイラクのテレビ局のムンタゼル・ザイディ記者を“顕彰”する「靴の像」の除幕式が行われた。ロイター通信などが伝えた。
記者が投げた靴をかたどった銅像は「栄誉と寛容の像」と名付けられ、高さ約2メートル、重さ約1・5トン。靴をのせた白い台座の正面に付けられたプレートには「剣が血をもってあがなうまで断食を。われらの口が真実を語るまで沈黙を」と刻まれている。
地元慈善団体代表は「彼の行為はイラク人の心を慰めてくれた。この像はわれわれの最も控えめな感謝の表現だ」。ザイディ記者は昨年12月、マリキ首相と記者会見中のブッシュ氏に靴を投げ、現在も拘束中。ティクリートはイラクの中でも反米感情が根強い。
昨年の映画興行収入を日本映画製作者連盟(映連)が29日発表した。洋画・邦画合わせた興行収入は1948億3600万円(前年比1.8%減)。このうち邦画は過去最高の1158億5900万円(同22.4%増)で、全体の59.5%を占めた。
邦画優位は2年ぶり。155億円の興収を上げた「崖の上のポニョ」やテレビドラマの映画化作品などヒット作に恵まれた。
洋画の興収は789億7700万円で、前年より23.9%減った。100億円を超す作品がなく50億円以上も2本にとどまるなど、大ヒットが少なかったことが響いた。
入場者数は1億6049万人で前年より1.7%減。スクリーン数は増えたが、客足の伸びにはつながっていない。
興収上位5作は次の通り。
【日本映画】
(1)崖の上のポニョ(155億円)(2)花より男子ファイナル(77.5億円)(3)容疑者Xの献身(49.2億円)(4)劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(48億円)(5)相棒 劇場版(44.4億円)
【外国映画】
(1)インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(57.1億円)(2)レッドクリフPart1(50.5億円)(3)アイ・アム・レジェンド(43.1億円)(4)ライラの冒険 黄金の羅針盤(37.5億円)(5)ハンコック(31億円)
2. 黒澤明作品DVD訴訟、業者側に賠償命令
故黒澤明監督の映画「醜聞」「白痴」のDVDを格安で無断販売され著作権を侵害されたとして、松竹が販売差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は業者側に差し止めと在庫廃棄を命じた一審判決を支持、約780万円の賠償を命じた。被告のコスモ・コーディネート側は「著作権は既に消滅した」と主張したが、中野哲弘裁判長は一審同様に「2作品は黒沢監督らが著作者で、著作権は保護される」と判断した。
3. フセインの故郷に「ブッシュの靴」、巨大銅像で登場
イラクのサダム・フセイン元大統領の故郷、北部のティクリートで29日、バグダッドで記者会見中のブッシュ米大統領(当時)に靴を投げ付けたイラクのテレビ局のムンタゼル・ザイディ記者を“顕彰”する「靴の像」の除幕式が行われた。ロイター通信などが伝えた。
記者が投げた靴をかたどった銅像は「栄誉と寛容の像」と名付けられ、高さ約2メートル、重さ約1・5トン。靴をのせた白い台座の正面に付けられたプレートには「剣が血をもってあがなうまで断食を。われらの口が真実を語るまで沈黙を」と刻まれている。
地元慈善団体代表は「彼の行為はイラク人の心を慰めてくれた。この像はわれわれの最も控えめな感謝の表現だ」。ザイディ記者は昨年12月、マリキ首相と記者会見中のブッシュ氏に靴を投げ、現在も拘束中。ティクリートはイラクの中でも反米感情が根強い。
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