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北米映画興行収入=新作コメディー初登場首位、吹雪で客足減も

2013-02-11 17:07:03 | エンターティメント情報
北米映画興行収入=新作コメディー初登場首位、吹雪で客足減も


映画スタジオの推計に基づく8―10日の北米映画興行収入ランキングは、
新作コメディー「Identity Thief(原題)」が約3660万ドル(約33億9000万円)で初登場首位となった。

同作は米女優でコメディアンのメリッサ・マッカーシー演じる人物が、
ある男性のアイデンティティーを盗むというストーリー。配給会社のユニバーサル・ピクチャーズは好スタートに手ごたえを感じているが、
米北東部を襲った猛吹雪の影響で「チケット販売が少なくとも10%落ち込んだ」(国内配給責任者のニッキー・ロッコ氏)とみている。

前回首位だったゾンビの恋愛映画「Warm Bodies(原題)」は1150万ドルで2位に後退

ジュード・ロウやルーニー・マーラなどが出演する犯罪ドラマ「Side Effects(原題)」が1000万ドルとなり、初登場で3位に入った

2月24日に発表される第85回アカデミー賞にノミネートされた作品は

「ゼロ・ダーク・サーティ」(400万ドル)、
「ジャンゴ 繋がれざる者」(228万ドル)、
「リンカーン」(186万ドル)など、依然客足を誘っている。




2. 北米映画興行収入トップ10


映画スタジオの推計に基づきロイターが10日にまとめた2月8日─10日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。
題名は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。

順位  興行収入


1 (*) Identity Thief.......................3659万ドル

2 (1) Warm Bodies..........................1150万ドル

3 (*) Side Effects.........................1000万ドル

4 (3) Silver Linings Playbook..............690万ドル

5 (2) Hansel & Gretel......................570万ドル

6 (4) Mama.................................430万ドル

7 (5) Zero Dark Thirty.....................400万ドル

8 (-) Argo.................................250万ドル

9 (8) Django Unchained.....................228万ドル

10 (6) Bullet to the Head...................198万ドル

[10日 ロイター]


3. 金熊賞、19本が名乗り ベルリン国際映画祭開幕


世界3大映画祭の一つ、第63回ベルリン国際映画祭が7日に開幕した。娯楽性に富んだ話題作から、
ベルリンの特色ともいえる社会派の作品まで、幅広いジャンルから最先端の映画が集まった。

 オープニングを飾るのは、香港のウォン・カーウァイ監督が手がけた「グランドマスター」。
今回、コンペティション部門の審査委員長も務めるウォン監督の待望の新作だ。トニー・レオンを主役に起用し、
ブルース・リーの師イップ・マンの生き様を描く。共演に中国のチャン・ツィイー、
「マトリックス」のユエン・ウーピンが武術監督を務めるアクションシーンも見ものだ。

 メーンのコンペティション部門では、19作品が最高賞の金熊賞を競う。
中でもイランのジャファール・パナヒらが監督した「クローズド・カーテン」に注目が集まる。
パナヒは反体制的な活動をしたとして現在、当局から映画製作を禁じられている。
だが、2011年には軟禁生活を映したドキュメンタリー「これは映画ではない」を制作、国外で公開した。
ベルリンの審査員グランプリ受賞者でもあるパナヒは、コンペの晴れ舞台で何を見せるのか。

 このほかコンペの話題作には、スティーブン・ソダーバーグ監督の「サイド・エフェクツ」、
ガス・バン・サント監督がマット・デイモンと組んだ「プロミスド・ランド」など。
ジュリエット・ビノシュ、カトリーヌ・ドヌーブといった実力派女優の主演作もある。
コンペ部門に日本の映画は無いが、ドイツで活動する山下結穂の出演作がコンペ部門に選ばれている。

 コンペ部門以外の日本関連では、映画祭とゆかりの深い山田洋次監督の「東京家族」が特別上映される。
基になった小津安二郎監督の「東京物語」もデジタルリマスター版が上映され、
世界の映画関係者が両作品を見比べる場になる。

 このほか、フォーラム部門で、木下恵介監督の特集上映や船橋淳監督「桜並木の満開の下に」などの上映があり、
27作品が賞を競う短編部門にも3本が出品する。会期は17日まで。16日に主な賞の発表がある。