「甘栗むいちゃいました」じゃありませんが、このコート洗っちゃいました、ってコートなのです。
いつもの District (ディストリクト)で。
「洗う」というのはここのオリジナルの得意技ですね。
今年の初秋には購入していました。
真冬のコート編ということで。
結構目の詰まった本来ゴワっと重たいウール(ヘリンボーン織)のコートですが、製品洗いによってなんともくったり、ソフトな仕上がりになっています。
英国のカントリージェントルマンが新品のツイードのジャケットを、雨ざらしの軒先にしばらく吊るして天然の風合いを出してから初めて着る、っていうような、きっとそんな発想でしょう。
着てみると極端なタイトフィッティングではないものの、非常にスマートなフォルム。
アームホール等、細くすごくきれいです。
この、着方によってはどこか辛気くさいコートのどこがかっこいいのか具体的に申し上げるのは難しいが、とにかく雰囲気。
一昔前のポールハーデンにみられたような。。。(?)そんな雰囲気。
風合いコート。
ミニマルコート。
インに、ややトーンを変えたミックスグレーのざっくりタートルニットを着て、ボトムスも色調を微妙にずらしたダーク系のウールパンツ。
足元だけマルタンマルジェラのレモン色なハイカットスニーカーとか(これ)。
ちょっと無理して、クロケットのグレインレザーのラドナー(これ)をリジッドのデニムに合わせてブーツインとか(ブーツイン...実行したことはありません..)。。
あ、もちろん、ウォッシュドといっても特にくしゃくしゃでは決してありませんから、スーツの上にも時々着ています。
スーツもダークグレー系でタイもグレーのウールタイ。足元は黒のフルブローグを。
これを着ると、ちょっとヤレた、ほろ苦い雰囲気がでるのが楽しいです。
すごく沈毅で無口なひとが着てそうなコート。
渋さを求めて試行錯誤、、無い物ねだりなんですが。
めっきり寒くなり、ウール物が恋しくなってきました。
このコート絶妙な立ち位置にあるような。。
仰るとおり、若い方が「ほろ苦」にさらっとはおるといい雰囲気がでそうですね。
反面、僕みたいなおジジが着ると、「まんま」ジジイになる危険性もあるような。。。
まぁ、サイジングの妙でそうはならないんでしょうが(笑)
そろそろチェスター着ようかぁ♪
ji-zieさんこんばんは!
やっぱり、ji-zieさんはかねてからただものではないと思っていましたが(笑)チェスターコートも着こなされるんですね~。まさに上級者です!もっとも正統派というかフォーマルなコートの代表ですよね☆
このコートはデザインもさることながら着心地ソフトで軽く肩がこらないのがとても気に入っています。
イルミネーションに彩られた冬の夜の街だとこういう地味なコートでも映えますね。