こんばんは。
自分自身でも意外なほど、重要な靴にこれまで触れていなかったことに気づきました。
これは、んーと、、、4年前か、いやもっと5年か6年前ぐらいでしょうか。
思えば近年出番がなかったものの非常に気に入ってよく履いた一足です。
RALPH LAUREN
しばらく前に表参道のあの大きなラルフローレンのお店に入ってぼんやり商品を眺めていたら、なんとも美しく、雰囲気のある外羽根のフルブローグ(ウィングチップ)靴があちこちのトルソーの足元や什器の上にディスプレイされていることにあらためて気づきました。
それで思い出したのです。
あ、そういえば、、、これ持ってる、と(というか一時期履き倒していました)。
僕はラルフローレンで買物って滅多にすることはなく、たまにポロシャツぐらい。
この靴はたしか某デパート内の店舗で購入したのですが、コードヴァンということもありなかなかの価格のもので、、でもその当時からチャーチという源流から出ずるクラシックなブローグシューズの魅力に抗えない体質になっていた僕はもうこの重厚な佇まいに惚れ込んでしまい。。。(グラフトンといい勝負)
ラルフローレンのお店で手に取られてご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、およそ10万円。
でも気に入った靴となると感覚が麻痺してしまうので。
素材はおなじみホーウィン社のシェルコードヴァン(だったと思います)で、OEM生産を請け負ったのは英国の「クロケット&ジョーンズ」です。
現在のラルフの高価格帯の靴も C&J 製なのかはわかりませんが。
このコードヴァンの色ですが表記上は「ダークブラウン」。
オールデンでいうところの「ラヴェッロ」という色にやや近いのかなという気もしますがよくわかりません。
頑丈この上ないダブルレザーソールで(トリプルかと思うぐらい分厚いのです)。
久々にレザーソールの良さを実感。
アメリカントラディショナリズムや、スポーツ感のあるスタイルの足元に重厚正統な英国の香り、をというコンセプト。
シューストリングスはパラレル(実際シングルですが)にしています(紐はかなり弱ってヘロヘロです)。
惜しむらくはなぜかこの靴、途中からシュートゥリーを一切使わなくなってしまい(コードヴァン靴らしく深いシワが早く入って欲しい、と...)。
おかげでずいぶんブサイク気味な、いびつな面構えになってしまいました。
久しぶりに磨くと少しみられるようにはなりましたが。
足を入れると大袈裟ですが懐かしい感触。
自然に笑ってしまうような、、この靴の内部は僕の足型そのものの空間を維持していました。
梅雨さえ終わればまた出番が増えそうです。
今回は意外に思い入れ深かったことを忘れていた一足について。
なんともいい感じに経年変化しているじゃないですか。
これぞコードバンの味といった感じですね。
過去ヘビロテというのも納得のエイジングです。
コードバンにシューツリーは今もどうしようか悩んでいます。
とりあえず、履いた翌日まではいれていますがそれ以降はやはりシワを復元させないように、そのままで保管しています。
このへんはどうするのがいいんでしょうかね?
この時期になってくると雨の日が増えて、革靴を履ける日が少なくて物足りないですね。
真打ち登場!ともいえそうな、
存在感のあるグローブシューズですね。
拝見していて、溜息が出ます。
色のムラ感と皺がなんとも素敵です。
ポウルセンさんのラルフの
経年変化や(まっこうさん、ashさんのコメント)を拝見すると、革靴エイジングの奥深さ、多様さを感じます。
足が痛くて、一度は諦めたコードヴァン(オールデン)ですが、またチャレンジしてみようかという気持ちになってきました(笑)
まっこうさん
コメントありがとうございます。
かなり変形していますが、コードヴァンだからこそ、ちょっとはサマになるようです。。。
そうですよね、、シューツリー。僕もずっとはいれておかないほうです。
ただ、まっこうさんのされているように履いた後数日間はいれておくのは必須のようで。
やはり履いていくうちにシワの寄り方が深くなり変形が進むでしょうから、これ以上型くずれが進むと困るという状態になる手前の段階からシューツリーをずっといれておくといいかもしれません(なんかそのままな発想です...)。
ashさん
コメントありがとうございます。
なるほどー、たしかにウィングチップのようにパーツが分かれていると余計にトーンの違いが目立ってきますよね。
ラベッロのウィングチップ!素敵ですね、ツートンになるぐらいということはashさんも相当履き込まれてるんですね~☆
雨の中でコードヴァン。実はちょっと試してみたんですが、やはり細かい水滴の跡がポツポツと。。。
一度付くとなかなか消しにくそうです(汗)
TAROさん
コメントありがとうございます。
お褒め頂いて嬉しいです☆独特のアメ細工のような風合い、、、ただもうちょっとシワの入り方が上品だったなら、とかどうでもいいことを悔やんだり(笑)。
オールデンならラストも多様ですから、またどこかのタイミングでTAROさんの足にあった木型のものが見つかるといいですよね~。