my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

すべらないための話

2014年01月10日 | ファッション(靴)




 またかサッポロ。



 もう1000回ぐらいは訪れているであろう(そんな気になる)北海道・札幌市。



 今回もそうでしたがめきめきと成長。アイスバーン上でも転ばずに済むようになりました(長く苦手意識が)。いくつかの大切なことに気がついてきたので。滞在中札幌市内で松葉杖をついている方を何度か目撃。あれぁ滑って転んだにちがいない。


 明け方急激に冷却、朝、陽光を受けてちょっと氷溶け始めの路面なんて特に危険。あらゆる観点からの対策と予防が肝要です。幸い怪我は避けられても心の傷になります。



 (ペンギン歩きはもう古い!



 
 

 (また.. カモ多いな)




 これから路面凍結するような気候の場所に出かける方のため、「滑らないように」..端緒として注意点と対策を以下に記すことに。(お住まいの方には笑われるだろう.. )


 
(1)まず前方を行く者の動向(足元と姿勢)をつぶさに観察しながら歩くことです。前のひとがツルッと、あるいはヨロッと崩れかけた箇所(路面)は、アハハ体幹鍛えないと笑、って余裕で嗤っていようと結局貴方自身も同じく「」っと滑る可能性が高い。
 必ず前方(※約2~5m間隔)にひとを配するように心がけて随時情報収集しながら移動して下さい。残念なことに前方にひとが誰もいないときは、誰か来るまで待っておいて下さい。(※札幌の場合、人口200万人を数える都市ですので必ず来ます)
 
 ちなみに前方のひとがツルッとならなかったところでも貴方がツルッとなる可能性は無限に存在しますのでそれだけはご注意を。 




(2)"不毛"とされがちな「精神論」にも意外な働きがあり、まず滑って転ぶことを前提にして歩いてみることです。
 自身の思う通りにことが運ばない傾向、この世の摂理をなんとかの法則というのか何だか知りませんが、それを逆手(?)にとって「滑るであろう」と思っておくことで心身の受け身が整い、対処も柔軟になります。留意すべきなのは「滑ってやろう」とまで積極的に思わないことです。「あーあ。きっと今日は滑るんだろうな..それもまた一興」ぐらいに達観しながら。




(3)モデル歩きは禁止。極力ガニ股で。




(4)志村けんが大昔やっていたような「ヒゲダンス(だったか..?)」を応用したかたちで上体と膝の屈伸運動を極端にしてフワフワ歩いてみる。(冗談じゃなく本当に有効) 




(5)出歩かない。




 




 最後に別の見方として。。共に何度も北海道各地を歩いている彼女の考え(何度もコツについて論議を交わした)では一見「場違い&危険そう」に感じられるハイヒールの靴を履いている女性。あれはヒールが鋭利な「アイゼン」(この登山用具の存在は知らなかったようだが)のような役割を果して実は滑りにくい効果があるのではないか、と。一瞬納得したが、、それは女ごころが招いた儚い幻想かもしれませんね。

 
 以上です。

 
 
 厳冬の2月に向け、札幌雪祭りの見学、または撤去作業の手伝いの為に札幌を訪れる方も多くなると思います。その際にはどうかお気をつけて雪国の魅力を満喫なさって下さい。


 (大体すべってるかな)





 試用報告。



 




 

 
 スニーカーは危ないかと警戒していたものの全く問題ありませんでした。寧ろ路面状況をダイレクトに感じられるので体重移動など対処しやすい。(ごく普通の『スペリーソール』みたいなガムソールです)





 

 ベーシックなブルーチャーも履きたいと思ってこれを(旅行には必ず)。ヴィブラムコマンドソールですが、可もなく不可もなく。過去にはこういう靴でよく転んでいました。今回は大丈夫。





 

 パラテックスソール、、不動の安定感。靴下を犠牲にする価値はありました。





 

 最もいけなかったのが RW Traction Tred Wedge Sole(トラクショントレッドウェッジソール)(長いぞ..)というもの、、元々結構磨り減っていたからかもしれないが。 




 靴だけで大荷物。






 こんな話はもうこの辺にして、余談に移りますね。
 
 


 今回は札幌中心部の隅のほうにあるとても美味しいピッツェリアを訪れた模様を。北海道の食材にこだわっているお店。



 

 この先です。



 




 

 暖かくこじんまりした店内。 
 
 

 

 撮り馴れないので「お好み焼き」みたいに写っていますが、ラクレットチーズとキノコのピッツァ(いや、ピザ)。今回2人でピザ3種類(『前菜盛り合わせ』などお惣菜類も旨い..)を頼んだなかで特に美味しかったのがこちらです。激戦区(?)東京界隈でも今まで色んなピザを食べてきたけどこれは久々の衝撃でした(このお店を偶然見つけた方はぜひ注文してみて下さい)。この夜はたくさん食べました。もちろん本格的な石窯。



 (有名なお店なのか無名なのかどうか、、隠れているつもりはないと思う)



 実際どうかわからないのですが、なんとも北海道のかたらしい(?)寡黙で控えめで、親切過ぎなさそうなご夫婦(従兄妹とかだったら失礼)のお店です。仲間に加えて欲しい。




 受け応えも、厨房で料理を作る物音も極めて静かで(そこに居るのか心配になりました)、ものすごくソッとしておいてくれます。最高。





 (あのひとたちは"生きることの哀しみ"を知っているひとたちに違いない..)、、、よそう。




 あまりの静寂の中、突然料理を持って現れるのでびっくりします。のでご注意を。(注意系はもういいか)





 



 この日は beautiful people のカーディガンを中に着ていました。どうでもいいね。


 
  







 


 今後札幌訪問の際には必ず立ち寄ろう。。







 ありがとうございました。もう少し続きます。





 













コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする