平凡であることの幸せ

人生は光に導かれる旅

☆Life is a journey towards the guiding light

長月 二百十日の初秋の風 ~野分~

2008-09-01 | 日記・エッセイ・コラム

Akatonbo 立春から数えて210日目の雑節である二百十日

ここのところ 豪雨や雷雨が続き 今年は激しい夏の終わりになりました。二百十日は古くから農家の三大厄日とされ 台風や大雨が多い日。野分が吹き その風を鎮め収穫の無事を祈る「おわら風の盆」などの風のお祭りも行われます。関東大震災から9月1日は「防災の日」でもありますね。

遠い昔・・・大正12年の9月1日、私の父がおなかにいた時に 大震災で壊れた家屋の下敷きになった祖母が翌年の早春に無事に父を出産したという明治生まれの祖母の話も思い出され 祖母が無事に生きて 父も無事に産まれたからこそ今の私が存在することに命の重みを感じます。

Sizuku どうか二百十日が無事に過ぎますように☆

   風たちぬ、いざ 生きめやも。*

"Le vent se lève, il faut tenter de vivre." (PAUL VALERY)

ポール・ヴァレリーと堀辰雄さんの言葉が こころに響く季節のはじまり・・・。

 Kosumosu

でもでも 今日はまた真夏に逆戻りのような暑さです。。。^^;

追記: 夜は福田首相の突然の退陣表明で 政治界にも国民にも 二百十日野分が吹き荒れました。タイでは サマック首相に対する市民の反政府デモによる非常事態宣言が発令され 準戒厳状態だそうで それに比べると日本はやっぱり平和だと思いますが・・。

タイを舞台にした 辻仁成さん原作 中山美穂さん 西島秀俊さん主演の映画「サヨナライツカ」が来春公開されるので ヒロインの「沓子」の気分になりたくて(笑) 9月のはじめからタイ旅行で オリエンタル・バンコクを予約していたのですがタイ情勢が良くない状況でしたので 事前にキャンセルし がっかり・・・。でもっどっちみち 海外旅行はオイルサーチャージャーが高すぎなので当分の間おあずけ・・・。

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