沙羅の木
2010-06-23 | 日記
褐色の根府川石に
白き花 はたと落ちたり
ありとしも 青葉がくれに 見えざりし
沙羅の木の花
(沙羅の木) 森 林太郎(鴎外)
*(涙)* 水無月21日の夏至の頃の庭の夏椿 *(涙)*
**********************
夏椿(沙羅の花)。
咲いている時は高いところで葉の中に隠れていて気づかず、
白い花が落ちてはじめてその清楚な美しい花を咲かせていたことにに気づく。
人生もまたそういうものなのかもしれない・・・。
もうすぐ父の命日
父の戒名をいただいた京都の臨済宗の大本山である妙心寺の
塔頭(たっちゅう)の東林院の「沙羅の花を愛でる会」に行ってみたくなるのだけど
毎年思うだけで ただ月日が流れ、
もう父が亡くなって8年。
沙羅の木を見上げると 父の穏やかな笑顔が重なる・・
一昨日は夏至。
あまりの暑さに 咲きだした夏椿も
いつものように葉隠れに上を向いて咲かず、
しなだれた葉の間からいくつもの白い花をのぞかせている。
夕方には木の下にあるサツキの緑に落ちて
まるではじめからそこで咲いているよう・・・。
いつまでも明るい空にはうっすらと上弦の月。
白き花 はたと落ちたり
ありとしも 青葉がくれに 見えざりし
沙羅の木の花
(沙羅の木) 森 林太郎(鴎外)
*(涙)* 水無月21日の夏至の頃の庭の夏椿 *(涙)*
**********************
夏椿(沙羅の花)。
咲いている時は高いところで葉の中に隠れていて気づかず、
白い花が落ちてはじめてその清楚な美しい花を咲かせていたことにに気づく。
人生もまたそういうものなのかもしれない・・・。
もうすぐ父の命日
父の戒名をいただいた京都の臨済宗の大本山である妙心寺の
塔頭(たっちゅう)の東林院の「沙羅の花を愛でる会」に行ってみたくなるのだけど
毎年思うだけで ただ月日が流れ、
もう父が亡くなって8年。
沙羅の木を見上げると 父の穏やかな笑顔が重なる・・
一昨日は夏至。
あまりの暑さに 咲きだした夏椿も
いつものように葉隠れに上を向いて咲かず、
しなだれた葉の間からいくつもの白い花をのぞかせている。
夕方には木の下にあるサツキの緑に落ちて
まるではじめからそこで咲いているよう・・・。
いつまでも明るい空にはうっすらと上弦の月。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます