10月22日は中原中也の命日でした。(今年は生誕103年)
中也のライバルでもあり中也と同じく夭折した詩人であり、画家でもある富永太郎の才能がもっとクローズアップされるといいなと思う。
中也がフランス詩に興味を持ったきっかけは6歳年上の富永太郎との出会いである。
私は 中也より太郎の詩が好き。
中也の詩は太郎の詩に出会ってからこそ魅力を増したのだとも思うし。
しかし 富永太郎は 上海への旅の後、画家になることを決意。
私の大好きな 日本画家、川端龍子の画塾に通っていたと知り びっくり・・。
(日本画家の 牧進氏も川端龍子の内弟子だと知った時も驚いたけど・・)
でも この上海への船旅で結核に感染し わずか24歳で亡くなってしまった・・。
***********
ダダイストでもある中也の詩を世に広めたのは文芸評論家の小林秀雄。
小林秀雄なくして 中也はこれほどまでに有名にならなかったのではと思う。
小林は富永太郎の後輩でもあり太郎を通じて中也を知ったそう。
(大岡昇平も小林を通じて中也を知る。)
小林は 中也の同棲相手の長谷川泰子(女優)を奪ってしまいながらも
(というより 泰子がのりかえたという方が正しいのかも)
中也の才能を認めていたからか。
あるいは 恋人を奪われながらも
小林にノートを託した中也は文学の先輩として尊敬していたのであろう。
小林も泰子との同棲は後に解消して 中也とともに他の女性と結婚しているが、
泰子との三角関係に興味を持ち
*(ドキュン)* 長谷川泰子 著『ゆきてかへらぬ—中原中也との愛』*(ドキュン)*
という本を古本屋で見つけたので思わず買ってしまう。
読むのが楽しみ。
泰子は中也や秀雄と別れたあと26歳の時 山川幸世(築地小劇場の演出家)とのあいだに望まぬ子を生み、中也が「茂樹」と命名し 可愛がったそう。その後 彼女は実業家と結婚している。
中也も結婚後 子供をもうけるが最愛の息子、文也を亡くしてしまう。
中也もその後まもなく30歳で 結核で亡くなるが
彼の死後 次男の愛雅も亡くなる。
中也の子供が生きていたらどんな才能を開花させただろうか。
***********
う~ん。。。中也の詩よりドラマチック♪
彼らの生きざま 人間模様 愛の三角関係などなど 映画化してほしいなあ。。。
************
また 昨年は太宰治の生誕100年で 「ヴィヨンの妻」など
太宰作品がいろいろ映画化されましたたが
太宰と心中した 山崎富栄 それから 太宰の子を産んだ太田静子
そして太宰の妻など 太宰をとりまく女性たちのそれぞれのドラマも映画化してほしいと
松本侑子さん著の 太宰と山崎富栄の恋を描いた *(ハート)*「恋の蛍」*(ハート)*を読みながら思ってしまうのです。
中也のライバルでもあり中也と同じく夭折した詩人であり、画家でもある富永太郎の才能がもっとクローズアップされるといいなと思う。
中也がフランス詩に興味を持ったきっかけは6歳年上の富永太郎との出会いである。
私は 中也より太郎の詩が好き。
中也の詩は太郎の詩に出会ってからこそ魅力を増したのだとも思うし。
しかし 富永太郎は 上海への旅の後、画家になることを決意。
私の大好きな 日本画家、川端龍子の画塾に通っていたと知り びっくり・・。
(日本画家の 牧進氏も川端龍子の内弟子だと知った時も驚いたけど・・)
でも この上海への船旅で結核に感染し わずか24歳で亡くなってしまった・・。
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ダダイストでもある中也の詩を世に広めたのは文芸評論家の小林秀雄。
小林秀雄なくして 中也はこれほどまでに有名にならなかったのではと思う。
小林は富永太郎の後輩でもあり太郎を通じて中也を知ったそう。
(大岡昇平も小林を通じて中也を知る。)
小林は 中也の同棲相手の長谷川泰子(女優)を奪ってしまいながらも
(というより 泰子がのりかえたという方が正しいのかも)
中也の才能を認めていたからか。
あるいは 恋人を奪われながらも
小林にノートを託した中也は文学の先輩として尊敬していたのであろう。
小林も泰子との同棲は後に解消して 中也とともに他の女性と結婚しているが、
泰子との三角関係に興味を持ち
*(ドキュン)* 長谷川泰子 著『ゆきてかへらぬ—中原中也との愛』*(ドキュン)*
という本を古本屋で見つけたので思わず買ってしまう。
読むのが楽しみ。
泰子は中也や秀雄と別れたあと26歳の時 山川幸世(築地小劇場の演出家)とのあいだに望まぬ子を生み、中也が「茂樹」と命名し 可愛がったそう。その後 彼女は実業家と結婚している。
中也も結婚後 子供をもうけるが最愛の息子、文也を亡くしてしまう。
中也もその後まもなく30歳で 結核で亡くなるが
彼の死後 次男の愛雅も亡くなる。
中也の子供が生きていたらどんな才能を開花させただろうか。
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う~ん。。。中也の詩よりドラマチック♪
彼らの生きざま 人間模様 愛の三角関係などなど 映画化してほしいなあ。。。
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また 昨年は太宰治の生誕100年で 「ヴィヨンの妻」など
太宰作品がいろいろ映画化されましたたが
太宰と心中した 山崎富栄 それから 太宰の子を産んだ太田静子
そして太宰の妻など 太宰をとりまく女性たちのそれぞれのドラマも映画化してほしいと
松本侑子さん著の 太宰と山崎富栄の恋を描いた *(ハート)*「恋の蛍」*(ハート)*を読みながら思ってしまうのです。
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