いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつ ひとつ香り始める・・*(音符)*
ひとつ ふたつと開花しだした沈丁花が早くも次々と咲いて
春を告げる香りがあたり一面に漂っている。
遠い遠い「記憶」の香り・・・。
沈丁花は祖母の愛した花。
*(キラキラ)* ねえ?おばあちゃん?
このいい匂いはなあに?・・・*(キラキラ)*
春雨の降る薄暗い日に、
淡いピンクと白の小さな花の集まりから雫がこぼれ落ちる。
瞼を閉じて 静かに深く息を吸い込むと
*(青ハート)* 香りが 満ちていく・・・。
*(青ハート)* 香りに 満たされていく・・・。
まるで記憶の細胞が刺激されるかのように
懐かしい祖母の笑顔や声や思い出がよみがえる。
香りを *(キラキラ)* きく *(キラキラ)* というのはこういうことをいうのかな・・・。
2月の庭の主役は梅。*(梅)*
白くまあるい梅の花びらが
ひらひら ひらひらと
もう庭に舞い散っている早い春の訪れ。
河津桜と菜の花の便りがTVニュースから流れる。
梅の木の脇では
馬酔木(ベニバナアセビ)の小さな釣鐘状の花がかんざしのように垂れている。
まだまだツルツルまるはだかのサルスベリの根元で
ミモザ色の黄色の小さな花を咲かせている柊南天(ヒイラギナンテン)。
裏庭では
クリスマスローズが まだまだ冷たい早春の風に揺れながらうつむき
フェンスの間からは
ヒマラヤユキノシタが ぎっしりとピンクの花をつけている。
さまざまな庭木の枝の小さな芽吹きに
愛おしさと小さな喜びを感じる。
5月に咲くシャクナゲも固いつぼみが たくさんついた!
*(ハート)* いよいよ パステルカラーの季節の始まり! *(ハート)*