下町のパンを食べてみませんか?

千住、緑町ゆうやけ通り下町のパン屋パレット

やっぱ 降ったァ~~~

2009-09-12 23:08:12 | 千住の紹介

今年の神輿は例年より若干長い渡御となりました。

雨あがったな ・ ・ ・ なんて思った矢先の雨、しかも激しく降り出したんです。

 

今ちゃんチ と ユキオちゃんチ 神輿の出だしは同級生でもあり

商店会理事会計でもある中学時代の担任の先生が好きだった

影響?でアウトドアー大好き人間になってしまった二人が

右肩二本の棒の先を押さえたんです。

  

明日、息子や彼の友人、チーム・シロワッサンもお世話になる予定の

千住宮元町の神輿を巡行する本部が設置されている八幡様へ

顔を出し お歴々の方々にご挨拶してまいりました。

神社の横には御神輿の前で歩きながら演奏?する お囃子の屋台。

 

雪駄は小さ目が粋 と思いきや カカトが数センチ後ろに出て

まるで ダイエット用のハーフ・スリッパ ・ ・ ・ お嬢の雪駄だったと判明。

 

墨堤通りから隅田川の堤防まで 人っ子三人くらい居た

ゆうやけ通り。神輿の出る30分くらい前で 縁日があれば

ケッコウ賑わい始める時間帯なんです。

 ハイカットのバッシュー感覚で

履き心地は想像を遥かに上回る快適さでした。

 

頭(かしら)達はさすがプロですワラジです。

鳶の頭は町会役員に先日就任して一番の新人でその数ヶ月前に

就任したのが僕なんです。

「あだちや」さんには確か草鞋用の足袋も販売されておりました。

http://www.adachiya.com/

 

雨対策で山車の大きな太鼓にはシートが掛けられてました。

 

「スズノハコ」前の神輿。

僕たちが子供の頃は神輿(神様)より高い処から見ると

怒られ神輿が家に飛び込んで来るかも知れないと言われたもんです。

 

 女性限定の前棒区間。

墨堤通りに出ての方向転換に「一緒に墨堤に出よう!」と

僕は役員のコウちゃんの後ろに入り同じく役員のサトさんの腕を

引っ張って僕の前に入れ三人揃って都道墨堤通りに出たんです。

宮元町は地理的条件から神社は日光街道に面し宮入時には

日光街道の二車線を止めてしまうんですよ!!!!

ちょっとぐらい信号の色に関係なく緑町の神輿にも

太い通りでターンをさせてくださいな。

数年前に脳梗塞で倒れた Kさんは家族のみんなとやって来て

今日は杖を持たず祭装束を身に着けて登場したんです。

昔から本職(分かる人は分かる言葉です)に見える外観に

挨拶では腰の低さが迫力満点で長年神輿道を若い者に語ってくれてた

人なんです。

家族は担当医に「死ぬ前に もう一度だけ担がせたいので ・ ・ ・ 」と

お願いし続けたそうです。

もちろん本人も懸命にリハビリをしたそうです。

この町の御神輿で Kさんを知らなかったらモグリです。

神輿担ぎのイロハから心構えを新人達に伝え アチコチの祭の神輿に

連れて行き Kさんの個人レッスン受けた若者もいます。

当然ですが姿を見つけた担ぎ手達は Kさんをハナ棒の先頭に入れたんです。 

普通 後ろから担ぎ始めて先頭が抜ける度に少しずつ前に移動し

神輿の先頭に出て担ぎ交替で外に出るんです。

土砂降りの雨の中で神輿の先頭を担ぐ 

Kさんの顔、その姿を見守る家族の顔 ・ ・ ・ すごくイイモンでした。

さてさて最初に棒を押さえた二人が自宅の少し前で前棒先頭に入り

僕と息子が並んで棒を押さえに入ることになったんです。

二人の家を通過すると信号渡ってパレット前。

今度は僕と息子が先頭担ぎ自宅前。

写真撮影の為に前棒押さえる人がドイテくれたんですが ・ ・ ・

 

激しい動きで?迫り来る神輿の恐怖に?劣悪なカメラで?

ピ ン ボ ケェ~~~~~ !!!!!!!!!!!!!!

一応 左が僕で 右が息子です ・ ・ ・ ってぇ わかんねえ!!!!

もちろん 心霊写真なんかじゃありません。

 

会館前に戻ってからが これまた前進後退の繰り返しで長かったんです。

会館前では神輿の同じ棒の前を息子が後ろを僕が押さえる展開となり

沢山の人達に恩義を感じましたし感謝です。

突然ですが 自転車ブーム到来のさなか ツールの話をします。

ツール・ド・フランスのレース中でもアル選手のゆかり深い町や

生まれ故郷の町を通過する時には ソノ選手を先頭にするそうです。

ソノ選手を待つ家族や選手を知る町の人達は 我が町の選手が

先頭で大集団を率いて町に入ってきますから ・ ・ ・ でしょうね。

世界中で人の気持ちの基本は同じかも知れませんね。

 会館内でのナオライは盛況でした。

でもソレはほんの「とりあえずビール」と同じで会館出た後は

「来てよ」と声をかけた人の家に集まって宴会が始まります。

だから宵宮翌朝の出足は遅く神輿の朝一は担ぎ手マバラで

ドコの町も世話焼き達は気を揉んでしまうのです。

明日は午前が僕は子供神輿担当で町内を練り歩き午後からは縁日です。

その間に行けたら隣の宮元町の神輿に肩を入れなくちゃなりません。

今 僕は一日で数日分を味わってるような気がします。  


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