人生とは美しく刺激的なリッチ。

へんてこでも自分らしい生活。
美に感動、優に感謝、心に感性。

宮殿に宿泊。

2012-10-18 21:44:53 | 海外旅行。
本日はジャイマハール・パレスに宿泊。
かつてジャイプールの首相が住んでいた高級ホテルらしい。

確かに入場セキュリティーも最も高く、高級チック。
宮殿っぽさはある。

部屋はグレードアップして良い部屋をセレクトしました、と言われ、ボーイさんに連れて行かれたお部屋は狭かった。けど、バルコニーがあり、ボーイさんが「おどろかせてやるぜー!」と言いながらバルコニーのドアを開けた外は壁に囲まれていて何も景色が見えやしない。なんなんだ?ボーイさんにチップとして5$を渡す。「ハッピー?」と嬉しそうに聞きながら帰って行った。全くハッピーではないんだけどなぁ…。変なホテル。

インドも各都市で最高級ホテルを選んで来たつもりであったが、東南アジアと比べればレベルが落ちたものだったなぁ。部屋はそんなに広くないし、サービスもそこそこ。まぁ日本でこのレベルのホテルに泊まろうと思ったら何十万円もかかるだろうから偉そうなことはいえないけどさ。

インド旅行最後の夜をこのホテルで過ごしました。

ジャイプール。

2012-10-18 20:29:15 | 海外旅行。
歴代マハラジャの住居、シティ・パレス。

内部は博物館となっており一般に公開されている。
僕たちが訪れた時は、インドの小学生たちの遠足?!で彼らがたくさん訪れており、ゆっくり観賞することは出来なかった。勉強が出来そうな小学生たちであったが、大はしゃぎで、展示物に触ってしまい、係員に殴られていた笑。世界中の何処にいても見られる光景だ。

建造物は綺麗なのだが、内部がオープンな建物が多い為に鳩が自由に中に入ることができ、シャンデリアに鳩がいっぱいとまっている。あまり綺麗な光景ではない。鳩さえいなければ美しいのに…。廃墟の宮殿という感じに見えてしまう。

現在でもマハラジャ一家が居住しており、生活感がある宮殿。
本日は旗が降りていた為、どうやら不在であるとのこと。

ここから自動車に乗って風の宮殿へ。

ガイドブックにはキレイに載っているが場所が…。
交通量が多い道路に面しており、全く観光できる場所ではない。
ただ、道路沿いに建つ美しい建物って感じ。。。
写真を撮っても超アップになってしまう。

この建物の隣の土産物店で傘の購入を交渉。
まけてくれるなら買う、と交渉したが全然値が下がらず、店を出る。
バカにされたらおしまい。
交渉する際は、この値段までなら買うとボーダーラインと予め自分で決めていれば交渉しやすい。その値段に近づけそうでなければ買わないだけ。

それからスカーフのお店に行き、迷った揚げ句に10枚購入。
これ買っておいて良かった。

夕食はインドの踊りを見ながらのディナー。
だけど観賞しているのは僕たちだけ。
こんな広いレストランで僕たちだけですか…。
ちょっぴり恥ずかしい食事でした。

世界遺産ジャンタル・マンタル。

2012-10-18 13:59:31 | 海外旅行。
アンベール城をあとにして、再びジャイプールの町を移動。

途中、湖に浮かぶ城を発見。
砂漠の町ジャイプール、この時季に湖が水で満たされていることは珍しいらしく、この景色は貴重であると教えてもらった。風もなく、水面が鏡のように穏やかで、この景色だけを観ると、とっても涼しげな場所を訪れているかのようだ。

世界遺産、ジャンタル・マンタルに到着。
野外アートのような天文台。
天文学者でもあった皇帝が建造した天文観測所。

なんというか、ブランコや滑り台でも有りそうな雰囲気の公園のようなところ。これが世界遺産?っと初めは思ったが、この建造物の素晴らしさを知って納得。太陽の位置や高さ、星座、日時計、、、凄い…と感動するばかり。

ここからはアンベール城が遠くに見える。
周囲の山々を眺めると、この地が浮かんでいる島のような錯覚を覚える。

この星座や太陽の観測が、占いや宗教的儀式において大いに活かされているのであろう。今回のガイドさんも信仰心が強く、再々にわたり占いを受けることを促してきた。最後まで拒否をしたが、占いへの信仰が本当に強い人であった。

アンベール城。

2012-10-18 13:07:02 | 海外旅行。
アグラを出発してから6時間、ジャイプールに到着。
町中がピンク色をした砂漠の街、ジャイプール。
ピンクシティといわれるだけあって建物が赤錆色をしている。
町の光景は戦後の荒れ地のような景色。
たぶんのこの町の貧富の差は激しいのであろう。
人の数より家畜の数の方が多いのではないかと思うほどに、町中に家畜が溢れている。バザールに人がごった返し、がれきの中で人々が生活している。これは…空襲でがれきの山と化した戦場地のようだった。

アンベール城を観光。
ジャイプール一帯を支配したアチュワーラー家の本拠地として建設された城。湖の向こう側の小高い丘の上に建つアンベール城、美しい。
本当は象に乗って城まで上る予定であったが、今日はお祭りのために自動車に乗って上まで上がる。狭くて遺跡のような素晴らしい空間を自動車で上がる。いいのか?ここを通って…というような素晴らしい道であった。

かなり高い場所に建っていることが上に上るとわかった。
自分自身が空の上の町にいるよう感覚になる。

庭園や建物の全てが美しく、世界遺産故を感じる。
アジアらしく、かつどこかヨーロッパのような雰囲気も。
いろいろな文化の融合を感じる。

建物の中は美しく装飾されており、ピカピカ。

インド人のハイセンスぶりを感じるよね。
日本人好みの装飾や色彩、模様であると思う。
全然受け入れられない、ではなくて、心から美しいと思える。

建物の中で王妃は馬車に乗って移動していたために、階段が少ない。建物のなかはスロープで上階に行けるようになっていて馬車が通る広さ。そのスロープがクネクネしていてまるで迷路。冒険をしているようなウキウキ感。

城の周囲の山々には城壁が囲んでいる。
それはまるで万里の長城!!
これにはホントに驚かされた。
ここにもあるじゃん!万里の長城って感じ。

城をぐる~と囲んでいて、凄い光景。
これも人間が造ったって思うと不思議だよね…。

遠くにはピンクシティの町が一望できる。
町を歩くと汚いのに、遠くから眺めるとこんなにも美しい。

帰りも自動車に乗って降りる。
このお城は非常に気に入りました!素晴らしい。

ファティープル・シークリー。

2012-10-18 10:02:35 | 海外旅行。
アグラのホテルを出発。
今日はアグラを出て、ジャイプールに向かう。

途中、世界遺産ファティープル・シークリー。

宗教融和の精神が反映された美しい宮殿。
たった14年間だけ都として機能した勝利の都。
専用バスに乗り換えてこの遺跡に向かう。
途中から廃都という名が似合う遺跡群が見えてくる。

水源の確保が困難で捨てられた宮殿だということだけあって、砂漠の中にある宮殿って感じがした。どこかアラブのような雰囲気。

建物の内装は非常に細かい装飾が施されており、惹き付けられる。
柱ひとつにしてもなんて細かい。

ここは全体的に観ると圧倒的な美しさに魅了されるのだが、写真ではその一コマずつしか写し得られなくて、その素晴らしさが伝えれない。残念だ。

帰りはバスに乗らずに歩いて帰る。
途中魅力的な遺跡が目に飛び込んでくる。

マンガや映画で描かれているような世界に自分が立っている違和感。360度の世界の時が止まっているかのような空間を自分たちだけが歩いている。こんな感覚になったのは初めてである。

遺跡群の最終門を潜り抜けて、そこで自動車に乗る。
ここから約6時間をかけてジャイプールに向かう。
車内では殆ど寝てしまった。
外の景色は素晴らしかったであろうにモッタイナイ。