人生とは美しく刺激的なリッチ。

へんてこでも自分らしい生活。
美に感動、優に感謝、心に感性。

タージ・マハルのショー観賞。

2012-10-17 22:17:21 | 海外旅行。
午後1時頃にホテルに戻って来て、部屋でゆっくり。
窓から見えるタージマハルを眺めながらお昼寝。
夕方までの5時間ほど寝てしまった。

18時頃からカラクリティ劇場で観れる「タージ・マハル」の劇を観る。
ひとり5000円もチケット代がしたのですが・・・高くないですか?
ショーは席ごとにヘッドフォンがついていて日本語でも聴ける。
この日本語のカタコトさが面白い。

美しいショーで、タージマハルが建てられた物語がよく理解できる。
まぁ、安っぽさはあるけど、それは日本のエンターテイメントと比べてしまうから。海外ではこんなもの。だから大いに楽しめた。

ショーを観た後はホテルに戻って夕食。
夜のタージマハルを観たかったが、曇っていて月の明かりが無く全く見えない。
アグラ2日目がこうして終了。

アグラ城。

2012-10-17 12:35:29 | 海外旅行。

世界遺産アグラ城。
歴代皇帝が暮らした贅を尽くした城。

タージ・マハルから数キロメートルにあるアグラ城。
王妃の為に莫大な財産を使ってタージマハルを建築し、その為に息子によってシャー・ジャハーン帝が幽閉されたアグラ城。幽閉された皇帝が妻を想い眺めた景色がこの地から観ることが出来る。

通路は、皇帝が象に乗って移動した為に非常に広い造りとなっている。
あまりの広さに自分が小さくなったような錯覚をおぼえる。

ジャハンギール宮殿はアクバルが息子の為に建てた宮殿だとか。


皇帝が一般市民と謁見するための建物、ディワニ・アーム。
インドというより少しヨーロッパテイスト。


広くて今自分が何処にいるのかサッパリわかわない。

宮殿内部も装飾で飾られていて美しい。
宝石を壁にはめ込んでいるので、盗難防止の為に入場禁止の場所が多い。
入場できたら美しい写真が撮れただろうに残念。


遠くにタージマハルが見え、幽閉された皇帝が眺めていた景色が見える。王妃を想い、なんとも心が-。皇帝を退いた後でも、ココからタージマハルを毎日眺めながら王妃を想い、日々過ごしていたシャージャハーンは幸せだったように思えた。

日本人観光客は殆どいなくて、海外気分を大いに味わえる。

インドの皇帝の力強さを感じながらアグラ城を後にする。
この後はレストランで昼食。アグラはとにかく暑い!!

タージ・マハル。

2012-10-17 11:03:53 | 海外旅行。
教は一日、アグラを観光。
まず向かったのが世界遺産“タージ・マハル”。

ムガール王朝5代皇帝シャー・ジャハーンが王妃ムムダスのために建てた霊廟。22年の歳月を掛けて、最愛の王妃を想い建てられたこの大霊廟には皇帝の愛の強さを感じさせられる。

セキュリティ・チェックが厳しく、飲食物の持込をはじめ、カメラ以外の電化製品の持込、計算機、筆記用具、ライターなどの持込が禁止されている。よって、テレビ局の撮影であってもビデオカメラの持込は非常に難しいとのこと。日本のテレビ局のカメラは飛行船から撮影したらしい。とにかくセキュリティーが半端無い。

入場ゲートを潜り、セキュリティーチェックを受けて、赤砂岩の霊廟を潜ると目の前に表れるタージ・マハル。その白さが眩しい!!

最愛の王妃が若くして亡くなったことを悲しみ、残りの生涯を王妃の為の祈りに費やした皇帝の愛の強さを思い知らさせられる。

シンメトリックなデザインでインド建築の最高峰と謳われているだけあって、その美しさは想像を遙かに超えていた。息を呑む美しさとはまさにこのことである。

タージ・マハルに足を踏み入れるためには靴にカバーを付けるか、裸足になるしかない。ボクは靴にカバーを付けていざたーじ・マハルの上へ。

床も大理石でツルツル。あまりに眩しい。
当時の建築家や芸術家、職人など3万人が造営のために携わったといわれるだけあって、細部までが非常に細かい。壁ひとつにしても美しく彫刻され、描かれ、仕上げられている。驚きの芸術性。

内部にはレプリカの石棺が2つ置かれており、皇帝と王妃が並んで安置されている。本物は地下にあるとのこと。永遠の愛ですね-。


タージ・マハルの周囲には美しい建物が建ち並ぶ。
どれも他の地にあれば目を奪うほどの魅力的な建物なのであろうが、タージ・マハルの美しさがあまりに素晴らしすぎて、ちょっと霞んで見えるね。

ずっとこの地にいたかったが、まだまだ観たい場所がたくさんあるので約1時間半の滞在時間であとにする。

帰りにタージ・ケーマという喫茶店でチャイを飲む。
ここからはタージ・マハルが見える。森越しのタージマハルも美しい。

タージ・マハルの周囲1㎞は自動車等の交通規制があり、専用のバスに乗り代えて向かう。よって帰りもこのバスに乗っての帰路。それだけ排気ガスでタージ・マハルも黒くなってきているのであろう。いつの日か、ここも入場するのが難しくなるのかもしれない。今、この地を訪れることができたことは幸せなのかもしれない。