日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

アドラー『人生の意味の心理学』 2016年2月 (100分 de 名著)

2016年02月12日 | 心理学
90万部のベストセラーとなった「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学。

NHK Eテレ「100分de名著」でも取り上げられるのねと、本屋さんでテキストが目にとまった。




フロイトやユングと並ぶ著名な心理学者だそう。

実際、番組を見てみたら、

人を分析し「こういう性格!」とラベリングして終わるフロイトの心理学より、アドラーは未来志向でなんか明るそう~~♪

以下NHKオンラインよりコピペ。

『アドラーの著作には、私たちの常識へのアンチテーゼにあふれている。

私たちにとって客観的な世界などなく、全て色眼鏡を通してしかみることはできないという「認知論」。

トラウマや過去の体験に支配されているという原因論は誤りで、人間は、目的を変え過去を意味づけ直すことで人生を変えることができるという「目的論」。

変えることが困難だとされる「性格」をもっと柔軟なものと捉え、いつでも選び直せると考える「ライフスタイル論」。

アドラーの思想は、いつでも「この瞬間」から人生を変えることができるというポジティブな人間観に貫かれているのだ。

第一回は、アドラー心理学の基本概念を学ぶことで、私たちの常識的な見方をひっくり返し、人生や幸福についての考え方をシンプルに転換する。』

というのが内容だそう。

第1回で印象に残ったのは

コンプレックスをバネに人は変われる!というメッセージ。

司会の伊集院光さんも

「昔の芸人はクラスの人気者がなっていたけれど、今はどちらかというと皆からはずれて孤立している自分を意識して、お笑いの世界に入ってきた人が多い」

みたいなことを言っていた。

そして、アドラーは言う。

『子どもの頃、こんなことを言われたから、こんなことされたから、こんな環境だったから、今こうなってしまったというのは、

今の自分を変えたくない言い訳に使っているだけ』

ひぇ~~~

『将来こうなりたいから、こうしたいから、そのために今をどう生きるのかということに焦点を当てれば、

行動や性格だって変えられる』と。


言うは易しよね。
と、私はまだ懐疑的だけど、もっと知りたい!


すぐにテキストを買いに走ったら近所は既に売り切れ。主人にメールして買って来てもらった。



2月3日水曜が第一回で

再放送は同じくEテレにて
翌週水曜の午前6時からと午後12時から。


アドラーで、私、人生変わっちゃうかも?
なぁ~んてね。(≧∇≦)










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講義最終日

2011年07月18日 | 心理学
午前中フルートのレッスンを受けた日の午後、大学にて聴講。

この日は、生涯心理学の最終講義日。
節電のため講義が2回も少なくなり残念この上なし。

引き続き老年期。

前回は絆を求めて再婚する高齢者の心理など。
今回は認知症のタイプ別の症状や、受診時に気をつけたい事など。

授業で見たビデオ中、高齢者が語り印象に残った言葉。

「世の中が変わる事を恐れない。」
「世の中が変わるのは当たり前。」

そして、


この日、突然先生から社会人聴講生として
学生に向けてスピーチをしてくれと頼まれた。
ハッパをかけてくれとも。。。

えっ!
わっ!


と、思っているうちにKさんがスピーチ。
今、言われて、今、喋ったのに。
すごーーい!!

と、思っていたら私の番。

『得た情報を少しでも記憶に定着させるために私がしている事』

を話した。

学生さんはみんなこちらを向いてよく聴いてくれ、
最後にはいっぱい拍手をしてくださった。

あはは~~
うれしいなー♪





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生涯心理学@大学

2011年07月02日 | 心理学
大学にて、「生涯心理学」の聴講日。


節電の影響で大学の講義も回数が2回も削られる事になった。

その影響からかしら?
それとも私の興味が強かったからか?

乳幼児、児童期、思春期を含む青年期までの進み方に比べ、
回数削減が決定した後の、中年期と老年期は、
あっという間に終わってしまった気がする。

中年期、もっと詳しく聴きたいな。



授業を振り返り、

疾風怒濤の思春期。
ホルモンによって心に乱れが生じるというのにも改めて驚き

また、

中年クライシス(危機)という言葉があるほどの中年期。
男性や男性社会でバリバリ働く女性等は大幅な価値観の転換を迫られる大変な時期。

しかし、心のシフトがうまく行けば、
「その後の人生がどれほど豊かになるか」というのは実感としてよくわかる。


もう亡くなった河合隼雄さんの著書でも何度も目にした内容で、

『人の一生で、心理的に一番大変なのは思春期、次いで中年期。』

授業を聞いていてもやっぱりそうなんだねと思った。


そして、昨日の授業で見た老年期に関するビデオ。

超元気な高齢者にパワーをもらった。

『元気な高齢者の街』をコンセプトに作られたアリゾナ州、サンシティにて。
70代のチアガール。
衣装身につけて、逆立ち!!
年間50回のステージ。
米国の高齢者は、なんであんなにパワフルなのか。

それにしても、どんな分野でも米国はシステムを作るのがうまい。
ここでも、高齢者のニーズをシステマティックに吸い上げる組織が
うまく立ち上げられ機能していた。

そういう点、日本人も早く見習えるといいなぁー。


心に残った言葉

『年齢で何が出来るかを考えない』
『今の自分で何が出来るかだけを考える』

『高齢者といえども社会的存在』
『ボランティアによって、自尊心、自信、自分の存在意義を感じる』

是非とも、忘れないでおきたい。




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ギャングエイジ

2011年06月04日 | 心理学
って、何故ギャングって言うのだと思います?

と、先生が尋ねられた。

大学の聴講にて。
先週の振り返りで、学生の文章を読まれた。

『自身の子供の頃、目の前は海後ろは山という環境の中で育った。
洞穴に入りコオロギなどを焼き殺しては、母にこっぴどく叱られ、
古い大きな賽銭箱をひっくり返し、中で火遊びをし、
これまたこっぴどく叱られた。
何故か、悪事は近所の人から母の耳に入るんである

「この悪さゆえに、ギャングと言われるのです」

と先生はおっしゃった。

実は、先の文章は私が書いたもので。
先週、出席カード代わりに提出したのだった。

ワハハ
悪さの典型か。

児童期、特に3年生頃から集団(ギャング集団)を作り、大人の干渉から逃れ、活発に遊ぶ事に熱中するようになる。この年齢をギャングエイジと言う。

そして、子供は自発的な遊び体験を通して、ルールや人間関係、責任、思いやり、我慢などを身につけていくという。


現代は、自発的な子供の集団遊びは難しいからね。
私はなんとも幸せな子供時代だったのねぇー。




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実体験は不可欠

2011年05月29日 | 心理学
金曜日、大学にて学生に混じり聴講の日。
「生涯心理学」の児童期について。

「自己中心性」「第一次反抗期」が特徴の幼児期。
この時期の自発的な遊びが心身の調和のとれた発達を促すために重要という。

一方、

「著しい知的発達」「対人関係の発達」が特徴の児童期。
この時期には、学ぶ事によって、

「やったー」「わかったー

という有能感を感じる事が必要だという。

また、

児童期のこどもは青年期のような悩みや不安はなく、
集団を作って楽しく遊び、大人達を信頼して生活し、
生涯心理学的には一番「幸福にみえる時期」と言うのだそう。

そして、

子供の主体的な集団遊びとは、野外で生きた動植物に出会い、
鉱物に触れる体験を積む事。

「身体で学び、身体で覚える」事が、この時期欠かせないという。


ところが、


現代は「時間」「空間」「仲間」が足りず、
人間関係の基礎を体験する機会が失われているという。


この児童期に子供が子供だけの集団遊び経験を持たないという事は、
子供の人間関係能力も知的発達も運動能力もひ弱なものになりかねないという。


大人の、また、社会の責任は大きいなぁー。




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幼児の自己中心性

2011年05月15日 | 心理学
暑かった金曜日、大学にて聴講。
幼児期の発達心理について。

この時期の特徴に「自己中心性」があるという。

わがままを表現する『ジコチュー』と呼ばれるものとは違い、
この次期特有の客観性のない認知のあり方であるという。


先生が幼児(3~5歳)の文章を紹介された。


「昨日死んで庭に埋めた雀、まだ天国に行っていなかったよ!」

アハハ、きっとこの子は庭を掘り返したんだね


「人は死んだら石になるんだねぇー!」

この子はお墓参りしたのかなぁー。


「マリアさんも、名字はアベって言うんだね」

アハハ、この子の名字もアベなんだね。


幼児はみんな天才作家だなぁー。

それにしても、

「自分とは違う観点があることに気がつけず、
すべてを自分の視点、観点からしか考えることができない」

という事を見事に表していて可笑しい。

また、

この時期生き物と無生物との見境がわからないのも特徴とか。

そう言えば、小さい子は擬人化した表現をよくするもんね。
「お花さんが楽しそうに踊ってる!」とか。可愛けど♪



勉強って面白いね。
経験からなんとなく知っていることや、
馴染みのある光景をこうして学問的に言語で説明されるとわかりやすい。


単に本などから知識を得るより、
実際に先生の口から音声として聞くことでさらに印象に残る。

ふむふむ。


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マイナス感情

2011年05月01日 | 心理学
金曜日、大学にて聴講の日。

生涯心理学3回目。(全15回)
乳児期(1歳半まで)における、感情と表情の発達、他について。

恐れ、怒り、嫌悪、悲しみ、喜び、驚きなど基本的感情は、生後数ヶ月から8ヶ月までに出そろい、生涯なくなる事はない。

たとえ認知症になっても、身体的感覚が鈍くなったとしても、これら基本的感情がなくなる事はないとの事。


義母の介護を通して、これは体験的によく理解出来る。



そしてマイナス感情とは自分がつらくなる感情の事で、その中には怒りや嫉妬、悲しみといった感情があるなどと話された。

先生は学生さん達に対して、「自分は何に対して怒りますか」と問いかけられた。

怒りはエネルギーを出す源にもなりうるので、ある意味大切とも言える。また、何に対して怒るかによって、その人のスケール(器)がわかるともおしゃった。



私は主人が自分の話をちゃんと聞いてくれない時に怒るなぁー。自分は己がよくわかっているようにやはりスケールの小さい人間なのだ、と心の中で大笑い。

一方、主人は日常の瑣末な事柄に怒ることはなく、天下国家に対してだとか、弱い物いじめといった世の不条理については強く怒る事がある。すると主人はスケールが大きい人間なのか?と心のなかでニンマリ。



また先生は「自分の感情で自分が傷つけられる事がありますか?」と問いかけられた。

一般的によくあるのは、自分が持っていないものを他人が持っている事に対する怒りである『嫉妬』であろう、そしてこれをしっかり分析する事が大切だとおっしゃった。

何かに接する時には、『感情』と『認知』がある。それを分析し、マイナスの感情を克服してくださいと、学生さん達にエールを送っていらした。

つまりマイナスな自分の感情は、自分自身によって意思を持って変えられるということなのだと思う。



ちょうど、その日の夜参加した講演会ではその克服方法が具体的に話され、この偶然の一致にちょっと「おっ」と思った。



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お勉強って楽しいねぇ~♪

2011年04月16日 | 心理学
思いがけない所で「keiさん」と呼ばれた。

ぎゃっ!
驚くぢゃないの

どうも私を驚かすつもりだったらしい。
まんまと、思惑通りになったよ。

嬉しかったけど。
犯人は姪

大学の聴講に行った時の事。
二人でお勉強してきた

その日は、乳児期における発達について。
この時期の母親との愛着関係が、赤ちゃんのその後のあらゆる発達に関わるというお話。

お母さんとの関係で安心出来ていれば心が外の世界に開かれ、いろいろな機能が発達する。それでまたお母さんとの関係も発達するといった具合。

何でも自分でやりたがり、意思表示も活発になってくるこの時期のお母さんは大変「赤ちゃんを励まして、お母さんはこの時期を乗り切って!」というナレーションでビデオは終わった。

驚いたね。
こんな事を大学で習うんだ。
育児書に書いてあるような具体的な事までも。
そして、先生のわかりやすく噛み砕いた説明。

昔、大学の講義なんてもっと学問的だったり概論的な話で終わって、後は自分で深めて行きなさい的でわかりにくかったケド。これも時代なのかしらね。

それにしても、

試験のない勉強って楽しいねぇ~。
義務じゃない勉強って面白いねぇ~。





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若い人がカギなのね

2011年04月11日 | 心理学
昨年に続き、今年も近所の女子大で学生の真似事をすることにした。一科目1万円のインスタント聴講生。

科目は「生涯心理学」。期間は前期、全15回。
昨年受講した「心理学基礎」の担当教授と同じ先生。

赤ちゃんから高齢者において、それぞれの時期に身につけるべき発達課題があるという。それは心身の成熟、社会的要求、個人の自己完成への要求、この3つの要因から生まれるごく基本的なものだという。

例えば、幼年期であれば、歩行の学習や排泄の仕方を学ぶ事や、社会や事物についての単純な概念つまりハミガキとは、学校へ行くという事はどういう事かなどの概念を形成すること、また、善悪を区別することの良心を発達させる事などが挙げられている。

講義での楽しみは、こうした学問的な知識に触れる事ではあるけれど、最近は記憶定着が難しい。それより先生の「余談ですが。。。」とおっしゃる事の方がよく覚えている。(苦笑)

今回印象に残ったのは、「子供には早期教育よりも生活の中で必要な事を身につけさせる事のほうが大切」さらに「早期教育は必要ない」という先生の言葉。あら。。。

また、社会のリズムを身につけさせる、挨拶をするなど、基本的な事を重視しているお母さんほど子育てに苦痛を訴える人が少ないと、先生の研究チームでリサーチ結果が出ているともおっしゃっていた。まぁ。。。

さらに心に残ったのは、青年期はその時代の影響を一番大きく受ける時期であるため、この度の大震災も若い人は他の世代よりも大きな影響を受けているという言葉。

そっか。
その人の人生に大きく影響を与えるのか。。。

やっぱりこの国を変えて行くのは若者だね

若い人達は、この大きな経験を自分の中できっとプラスに転じていくハズだと信じるよ。




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やっぱり子供と音楽で遊ぶ~~

2010年10月22日 | 心理学
女子大提携の生涯学習センターにて、発達心理学がご専門の先生による「赤ちゃんからお年寄りの心理学」講座3回シリーズの最終日。

この日は、成人期から老年期までの大人の心理について。

自分の年代でもある中年期は自己の内面の充実を図る時期で、社会への愛着に心を砕いてきたけれど自己の内面的な世界に無関心でいられないということだった。

つまり社会から離れて自分が本当にやりたい事に目を向けずにはいられず、内面の成長を育むが、そこに固執し過ぎると、今度は外界との接触を失い生存能力が危機となるという。

内面的成長によって、他者がいなくても自分の世界がもてるようになると、心のなかに相棒がいるので、孤独を楽しめるようになる、ということであった。

なるほど、なるほど。。。
たしかにね。

他に、父性と母性のくだりで心に残ったこと。

子供は行動的に楽しむ能力と喜びを、主に父親との積極的な遊びによって体験する。大人と遊ぶ事によって喜び、楽しかったという満足感が自己肯定感のもとを作り、自信のもとを形成する事になるという。

大人に遊んでもらった思い出がその子を育てるということらしい。

これには、へぇーーと、思った。

この話とは少しずれるけれど、

ピアノに来てくれる生徒さん、特に小さい生徒さんとは踊ったり、リズム打ちなど、音楽でよく遊んでいる。

昨日も、体で躍動するリズム感を感じてもらおうと、音楽のリズムに合わせてジャンプとやっていた。

すると、生徒の頭と私のあごがぶつかった。あいたたた。(涙)


私が子供達に出来る事と言ったら、ピアノや音楽を通じて遊んだり、音楽に関してできる事を増やして自信につながる何かを得られるよう援助すること。

音楽で遊ぶ事で子供達によい影響があるといいな~~


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今どき心理学

2010年10月14日 | 心理学
ただでさえ外出で慌ただしい朝なのに、そんな時に限って庭の手入れを始めてしまう。

水曜日朝、先週に引き続き今週も庭木の剪定。

午前の主婦バンドの後、午後は生涯学習センターにて心理学講座受講。

前回は、赤ちゃんから児童期(前期、後期)まで。
ちょうど、ピアノの生徒さん達の年頃。発達段階の心理的特徴を聞き「なるほど」と納得する事も多く、興味深く話を聴く。

今回は思春期から青年期まで。

身体の変化とともに始まる思春期は「疾風怒濤の時代」と呼ばれるほど心理的に動揺したり精神的に大きな混乱がもたされるという。現代では、この思春期開始が低年齢化し心身共に安定した児童期が短くなっているというから、子供も周囲も大変だ。

加えて、

その後に迎える、親からの独立準備期間である「青年期」もいろいろな社会事情から社会に出るのが30歳くらいまでと遅くなっているという。自分も通って来た道だけど、現代の青年にいたわりと励ましを送りたくなる。

お勉強の後はピアノのレッスン
盛りだくさんな一日



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社会人と学生が触れ合う事で

2010年10月08日 | 心理学
駅前に女子大が開設している生涯学習センターにて受講する特別講座「赤ちゃんからお年寄りまでの心理学」(全3回)の1回目。

担当講師は前期、大学で心理学講義を聴講した時の教授で、子供の心理発達がご専門の先生。

講義開始前、ロビーに居た私のところへ先生がつかつかと来てくださった(驚)

前期、大学での聴講最終日、私たち社会人は学生さん達に向けてスピーチをした。社会人4人が期せずして共通の思いを述べたその内容は、「勉強が楽しかった」「これで終わるのがとても残念」ということだった。

その時の学生さん達の感想(約40人分の抜粋)をコピーしてくださったのだ。
えーーーそんな、わざわざ!!嬉しいーーー

それを読んでまたびっくり。

講義の感想を書けばよいので、別にスピーチに関するコメントを求められた訳でもないのに、皆さん一様にスピーチに触れている。それには殆どの人が「感動した」とか「大人の人の話が聞けてよかった」と書き、「今勉強できる事がどれだけ貴重か」とか「今を大事にしたい」などの思いが綴ってあった。

今度はこちらが感動した。

中には、「涙が出た」というのや「輝いていてカッコ良い」なんていうのもあった。みんな、真面目なよい学生さん達だな~~。

たった4人の社会人聴講生によって、学生さんにこれだけよい影響があるなら、もっと聴講枠を広げても大学側にメリットはあるのではないかしら。今は、1年生向けのごく基礎の限られた科目しか聴講できない。もっと勉強したいと考える社会人がいるなら(現にここに一人いる)、さらなる門戸拡大を希望したい。


さて、生涯学習センターでの内容はというと、3回で人の一生分の発達心理を勉強するので超特急の大忙し。でも、大学で聴講した内容と重なるので「あぁ、これは習ったこと」「これは知っている」と復習の意味合い濃く、これはこれでよかった。

ただ、大忙しのため先生の余談が少なく、それが残念。余談にこそ得るものが多いから。

とにかく、あと2回も楽しみ~~。





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ピアノが役立った?

2010年08月06日 | 心理学
大学での心理学講義最終日、在籍していた4人の社会人聴講生は授業の感想をスピーチすることになっていた。

講義開始前、遠くの席にいる顔馴染みの聴講生に「ドキドキする?」とゼスチャーで聞かれた。彼女達は、心臓バクバクだったらしい。

前日まで九州旅行。きっと頭がボケるだろうと思い、旅行前、話す内容を文章化しておいたから、別にどうということもなかった。

冒頭、先生が「今日はメインイベントがあります」とにっこりされる。
(○'ω'○)ん?
なに?
ひょっとしてアノこと?


授業の最後、「いよいよ、今日のメインイベント(*^-^)」と先生がまたにっこりされた。やはりショートスピーチのことだったか。(苦笑)

名簿順ということで私がトップバッター。

スピーチの要点は2つ。
一つは、勉強する事、知るという事がこんなに楽しいことだったのか!と自分でも驚いていること。そしてその理由など。

二つ目は、素敵な大人の女性になってくださいという先生からのメッセージが込められた、人を育てる授業だったと、自分の感じた事を述べた。

続いて残りの3人。さすが社会人、うん、うん、と頷ける内容。そして、4人に共通した感想は、これで講義が終わるのがとても残念だという事。

さらに、皆さん一様に「ドキドキする!」とおっしゃり、スピーチの途中で胸を押さえていらした。

ところが私は割と平気で、(*^-^)ニコニコしながら喋った。後で、馴れてる感じがしただの、ピアノ先生って感じがした、(それってどういう感じ?・笑)と言われたけれど、別に馴れている訳でもなんでもない。

ただ、ピアノを人前で弾く事に比べれば、ぜーーーーんぜん、どうってことないのだ。

子供にとっては大きな舞台へたった一人出て行って、ピアノを弾く。このことを小さい頃から何度となく経験する。これって、子供達にピアノ以外の所で大きな財産になっているのかも♪


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ネットとどう付き合うか

2010年08月05日 | 心理学
先月30日、4月から聴講していた大学での心理学講義が終了した。

その日も、前回の振り返りから始まった。
「有害サイトから家族を守れ」というビデオを見た学生さんの感想は自分の体験談。

『ネット上ではとても親しく話せていた友達。実際に会うと、あまり話が出来なかったし、弾まなかった。昔の同級生にもかかわらず。』というもの。

この事からもバーチャルと現実は違うという事を先生は強調されていた。実際の人間関係は煩わしいこともあるけれど、是非、現実の中で人間関係を持ってくださいと。

そうなのだ。年齢によらず、人は人間関係の中での経験によってのみ成長するとも言って良いくらいだと思う。。。。

次に、

ネットでは匿名の書き込みによって攻撃される事がよく起こるということから、

「攻撃行動」は、匿名になると多くなり、「よい行動」は匿名になると少なくなる。これは誰でも同じ。この事を自覚しておく事が大切とおっしゃっていた。


「mixiやモバゲーは、何故あると思う?」
「この心理学の講義を受けて、人の心理をどう理解するようになりましたか?」

と、先生は学生に問いかける。
学生に考えさせる問いかけを先生はよくなさる。

自分の頭で考える事が大切なのだ。
考えるために、私も知識を得なければね。


そして、予定されていた社会人聴講生のスピーチが始まった。。。。

つづく。

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知るを楽しむ

2010年07月24日 | 心理学
同名のテレビ番組があったけれど、この年になって大学で聴講するのは、まさに「知るを楽しむ」と言うのがぴったり。

4月から始まった大学での聴講。元々興味が持てる科目を選択したという事もあるけれど、先生の指導スタンス、つまり講義の進め方や話すスタイル、内容など全てが今の自分にうまくフィットしたのだとおもう。

加えて、一貫して「自分の頭で物が考えられる、そしていろいろな事がちゃんと言える素敵な大人の女性になってください」という先生からの隠れた、しかし強いメッセージが毎回伝わり、『人を育てる授業』といった感がし、こんな素敵な授業があるだけで、あそこの大学っていいなぁーと思った。

この日の授業は、先週の「外見について」を振り返りながら、

「外見が綺麗だと、モデルさんだと、何が得なの?」

「ミスユニバースの人たちでさえ中身が重視される。」

あんな人(ミスコンに出る人達)は大嫌い!!という感情的な感想を持った学生に対する先生のコメントで、「その大嫌いな部分はもしかしたら自分の影(リビドー)=自分の生きていない部分かもしれない。」


「言葉にしないで察してくださいは無理」
「自分の考えや意見を周りに配慮して伝えられるということ」

「奥ゆかしさと自分を持っていないのとでは違う。」
「自分がないのはただ幼いだけ。」

「メディアに踊らされている現代人に警鐘。」

「携帯やネットとどう繋がり、どう付きあっていくか考える。」

などなど、この日も先生からいろいろな問いかけや考えるためのキーワードとなる言葉が発せられた。


次週は、社会人聴講生4人が学生さんの前で一言二言話す事になっている。
それも気にはなるけれど、それよりも来週で聴講終了というのが残念。
あの先生の授業がもっと聞きたいっ!!

どーして、継続して聴講できるシステムがないんだろう。あーん(泣)


きっとこの日が学食ラスト。メニューはスパゲティミートソース、スープ付。¥380。




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