舞台の上にはフルコン(コンサート用の大きなグランドピアノ)が2台。
そのピアノに印象的なスポットライトが当たり。。。。
今日は、テアトル銀座でお芝居を見て来ました。
劇中、実際に二人のピアニスト兼俳優さんがピアノを演奏する、ちょっと風変わりなお芝居でした。
作、演出も出演した二人によるものです。
子供の頃から実際にピアノを習って来た二人だからこそ生まれた、リアルなセリフにはとても共感。
セリフ:「一人でピアノに向かい、練習する事が好きな子供がどこにいるだろう」
本当にねぇ~。
それを無理して練習させるのだから、なんだか可哀想な面も。
ピアノ教師となった今は、ちょっと複雑な心境です。
セリフ:「練習しないと罪悪感、練習すると劣等感」
(゜ー゜)(。_。)ウンウン まったくその通り!!
唸ってしまうくらい、学生時代の心境をピッタリ言い表わした言葉です。(^_^;)
俳優さん達はセリフを言ったすぐ後に、ピアノを突然、しかもエレガントに弾くのには驚きました。
小さい頃から厳しく孤独なピアノの練習を続けてきたに違いありません。
体験からくるレッスン風景の描写は、ピアノを習った事がある人なら、必ず、笑ってしまうセリフがいっぱい。
一人が先生、もう一人が生徒に扮したり。
ある時は厳しい父と子、またある時はガミガミ母と子。
そしてお芝居の最後にはちょっぴり考えさせられ、なんだかしみじみ。
結局、孤独な努力が大きく報われる事は少ないのかも知れません。
でも、その事を乗り越え、その中に喜びを見つけたり、別の形で生かして行く事ができれば、努力も無駄ではないのかも?
ピアノで言えば、たとえピアニストにはなれなくても、音楽を楽しむことができれば、子供の頃からの孤独な努力も、意味ある事になるのでしょうね。
そして誰かと一緒に楽しみを分かち合えたら…。
やっぱり、私は『ピアノアンサンブルサークル』を是非やりたーい!!と、意を強くしたこの舞台でした。(*^_^*)
引っ越し準備で忙しい中、無理して観劇に行って感激~(^∇^) アハハ!
「2ピアノ 4ハンズ」は3月21日まで公演中。
詳しくは ここを見て下さいね~♪
2ピアノ4ハンズ
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